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ピラティス指導で大切にしていること

こんにちは。ピラティスインストラクターの寺田マリです。
今日は私がピラティスのエクササイズを指導する上で大事にしている”動きをイメージする力”についてお話したいと思います。

ピラティスのレッスンにはマットピラティスとマシンピラティスがあります。マットピラティスは、マット(ヨガ用のものより厚い)の上で寝たり座ったりした状態でエクササイズを行っていくもの。マシンピラティスはピラティス専用の機械を使用してエクササイズを行っていくもの、となります。
マットピラティスにせよ、マシンピラティスにせよ、自身の体を使って行っていくことに変わりはなく、これからお話することはピラティスだけでなく、”体を動かすこと”全てにおいて共通することです。

イメージは動きの質を上げる

私は必ず、レッスン中に動きのイメージをお伝えしています。
例えば、呼吸に関して言うなら、

鼻から吸って、口から吐いてください。

これでも、やってほしいことは伝わるかもしれません。しかし、この言葉だけではどのくらい吸ったら良いのか、強いのか弱いのか、短いのか長いのか、そういった詳細な部分が伝わりません。では、こんな風に言ってみたらどうでしょうか?

カラカラのスポンジがたっぷりと水を含むように鼻から深く息を吸い、そのスポンジのお水を徐々に絞り出すように、細く長く息を吐いてください。

こうなると、かなりイメージが詳細になり、こんな感じで呼吸をするんだというのがよく分かると思います。
イメージをプラスするだけで動きの質は向上します。動きの質が上がれば、運動の効果も出やすいのです。

人によって刺さるイメージは様々

先程の呼吸に関するイメージをプラスした文章でずが、実はこれだけでは不十分なところがあります。なぜかというと、受け取り方は人それぞれで、イメージしやすいものも人によって違うからです。先程の例えに使った”たっぷりと水を含んだスポンジ”という言葉。これを聞いて”はぁ、なるほど!”と思う人もいれば、”なにを言っているのかわからない”という人もいます。わたしはそれで良いと思っているし、当然のことです。人によって感性は違うのですから。

肋骨を横方向、前後方向へと徐々にまんべんなく広げるように息を吸い、広がった肋骨を徐々に中心へとしぼませていくように息を吐きます

こんな感じで、具体的な体のパーツを指示して直接的なイメージを伝えたほうがわかりやすい人もいらっしゃるのです。
私は指導する上で、なるべくたくさんのイメージの引き出しを持つようにすることを常に大切にしています。1回のレッスンで、1人でも多くの人に動きの質を高めてもらいたいし、効果を感じてほしいから、様々なイメージを投げかけていくようにしています。

人を知ることも大事

グループレッスンでも、プライベートレッスンでも、イメージを投げる上で大切なのは受け取り側の人間性に興味を持つことです。この人はどんな人なのか?、年齢層は?、どんなものに興味や関心があるのか?というようなことを、レッスン前後に直接お話したり、レッスン中の様子を見たりしながら、探っていくのです。そうすることで、きっとこの人にはこんな言葉が入りやすいかなと、イメージの引き出しを増やしていくことができ、また、距離も縮まるので言葉を聞き入れてくれやすい関係性が生まれたりします。私はまず、ここを大事にしているので、やっぱり人が好きなんだなとつくづく感じてしまうのですが…

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