見出し画像

こんな大人にはなりたくないそうだ。

今年中学にはいった甥が、●●●(僕の名前)みたいな大人にはなりたくないなぁとほざきやがる。そりゃ、通勤もせず、音楽ばかりを作り、セミ長髪にパーマ、ボクシングのせいで若干マッチョ、あつめてどうぶつの森に熱中、進学の為になるような事も何も言わない伯父など、尊敬もできないのは理解する。

だが、しかし、君の父親のつかれた顔や、説教くさい話ぶり(すまぬ義兄)、あのような大人になりたいのか、甥よ、と言いたくなるが、きっとこっぴどく怒られるので言わないでおく。

好きなことを職業にするのはとてもすばらしいこと。ハードだけど、なんて言わずもがな、人生の全ての時間を仕事に注ぎこみたくなる、というのを想像してみればいい。そして、才能に溢れた人々と過ごす創造的な時間、これなんてお金を積んでも得られないものだ。などと青臭いことも、生意気な甥には言わない。

人生には予測不能に訪れるリミットがある。必ずだ。

これを失ったら自分でなくなる、って物を早くみつけなよ、甥よ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?