織田哲平

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ことばを使うことのジレンマとSNS

ことばを使うことは社会と関わることである。 僕らがことばを使うのは、誰かに語りかけるときである。 「あー疲れた」というような、独り言のような、私から私に向けた私のためだけの言葉というのは存在するけれど、表現されているので、偶然それを聞いてしまった私以外の誰かが何か意味を受け取ってしまう可能性もある。 (意味として受け取られなければ、それは雑音として処理されるだろう) だから、どんな形であれことばにされたものごとは社会性を帯びる。 そもそも、私が使うことばは全て誰かが使った

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