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激安のイヤフォンで色々解決!

友人にお勧めされて衝撃を受けた激安中国製イヤフォン。
それが去年の話で、それ以降カスタムイヤフォンの必要性について考えるようになりました。

プロ=カスタムのイヤフォンで、イヤモニを付けている事がかっこいい的な事もあったと思います。
アーティストの方はキラキラにデコレーションしてたりしていて見た目もこだわってますしね。歌い手にとってはとてもモニターしやすいツールだと思うので、パートのよって考え方は変わると思います。

楽器を弾いていると遮音性が高ければ高いほど、狭い空間に閉じ込められたような音場に感じられ、バランスが上手く取れなければ近い音、遠い音の差が凄すぎて気持ち悪い状況になる。
バランスの取り方をミスると、自分は良く聞こえてるが周りの人や外音は全然音が飛んでこないタッチ感になっていたり。

そんな事を考えていると、果たしてそのモニター環境がいいのか?
と疑問に思うように。
細かい精密なモニターは不可能だけど、楽器演奏家視点ではプレーヤーの自然なダイナミクス、タッチ感、エネルギーを感じれるフットモニターの方が自分の演奏も自然な演奏になります。

でも昨今はイヤフォン必須の現場が結構あるので避けては通れません。
そこで、このカスタムではない汎用イヤフォンがちょうど良い塩梅の立ち位置になっています。

一時爆発的に売れて定価の倍くらいの値段に跳ね上がっていたZAX笑
今は普通の値段。

これを聞いてびっくりしました。
付属ケーブルがダメなのでリケーブルする事は必須です。
このイヤフォンは若干ザラザラした高音が苦手でした。
ケーブルを変えてもそこは残る感じ。
なのでメインにならず。

その後に買った同社のZAS。これが自分的にはヒット

個人的感想ですが、飛び出してくる嫌な帯域が少なくまずはこれを基本に考えるように。これにケーブルを変えていきます。
安めのケーブル、2000~3000円でも付属のケーブルよりは激変します。

ただ高い物はそれなりの金額の物と比べると、解像度(雑味が少なくなって滑らかな音感的な)後は、上下左右のレンジの広がり方が変わっていくイメージです。
低音の出方、質感もかなり変わります。

同社のケーブル約9000円、15000円、20000円と比べていくとその変化が面白かったです。

結局行き着いたのが、上記のZASに以下の21250円(2023年5月現在)

これで不満がほぼゼロドラマー、ベーシストはかなり好みのサウンドなはず!!
気になる点があればイヤーチップを変えれば少し帯域コントロールも可能。

色々な会場で使っていますが遮音性も特に気になりません。
それよりこの音が約28000円位で手に入るという事に驚愕です。

昔はこの価格帯のイヤフォンとかは現場ではキツかったのに。。笑

この遮音しないイヤフォンだと後ろで鳴っているアンプの重要度も上がりますしね。
暫くはこのセットでOK。

だけど数年でクオリティーがまた激変するんでしょう。
その時はまた研究!

皆さんが楽しめる様な物、有意義な物を制作していきたいと思っています。