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「3人乗りたい子がいるけど、どうしよう?」 森のうんどうかい報告 その2

2021年10月7日 うんどうかい種目の一つ「靴飛ばし」のときの2歳児さんと年少さん 3人の出来事を、保育スタッフと母たちが、共有してくれたよ。

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靴とばしが始まる時、ブランコに乗っていた2歳児Nくん。
年少Tくんが「のりたい」って近くにきても、おりたがらなかった。

Tくんは何度も言葉で伝えたけど、代わってもらえなくて砂を握ったけど、思いとどまって誰もいないほうへ投げてたね。

年少Hちゃんも「のりたい」って来て、Nくんのお母さんが声かけようと近づいて来たけど、ちょっと待ってみようかと、下がってもらったよ。

子ども同士のもめごとがあっときは、当事者の母じゃない人が話をするのがいい。

「3人乗りたい子がいるけど、どうしよう?」って言ったら、「ブランコが3こあればいい」って。じゃあ、ロープで作ろう!って、Nくんが代わってくれたよ。

その後、ブランコに乗ったのは、ずーっと待ってたTくんではなく、Hちゃん。
Tくんが「Hちゃん、のりたいの?いいよ。」って。

Hちゃんがしばらく乗った後、まだ乗っていたい気持ちもあったと思うけど、Tくんの視線を感じて、代わってくれました。
かわいいやりとりだったね。

あんなに小さいのにいろいろ考えてるんだもん、子どもは面白いね!

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一部始終を見ていたTくんのお母さん「いつまでも代わってくれないのに待ってたし、砂投げるのも人のいない方に投げたりしてたね。我慢強さとか、解決方法とか、下の年齢の子だから仕方ないかとか、色んなこと考えてる良い時間だなと思った」って話してくれました。

みんなで待てる。みんなで見守れる。そんな仲間たちと一緒に、青い空の下で運動会をしている時間って、いいね。

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いいお母さんになんてなれないけど、みんながいていてくれるから、前を向いて生きていけるね。

こどもたちの成長を、一緒に見守り続けてくれる大人たちがいるって、とてもありがたくて、とっても幸せだね。今日も1日ありがとう。

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