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“ポッ“とアツくなるテンシャルストーリー 「スポーツで培った経験が生かせない社会を、私は変えたい」

中西裕太郎プロフィール

埼玉県出身。高校時代はサッカーインターハイ出場経験あり。高校3年生の夏に、突然の病でサッカーを諦める。その後プログラミングを学び、Infratop(現DMMグループ)創業期メンバー兼事業部長としてWEBCAMPを牽引。リクルートでは最年少社員として新規サービスの事業開発や財務戦略を担当。2018年2月TENTIAL創業。

スポーツ界に確かな足跡を刻み始めたスポーツウェルネスカンパニー、株式会社TENTIAL。
いま足元を支える高機能インソールやソックスなどのプロダクトが話題を集めています。そのTENTIALでCEOを務めるのが中西裕太郎さんです。
数々の挫折、大病、そして仲間との出会い……。これまで紆余曲折を経ながらも、力強く歩み続けてきた中西さんに、いま行なっている事業へのアツい想いを伺いました。

大きな目標を掲げるワケ

幼い頃はプロサッカー選手になることを夢見ていた中西さんが、最初に大きな挫折を経験したのは小学6年生の時でした。埼玉県の選抜チームでしのぎを削っていた仲間たちが、次々とJリーグの下部組織への入団を決めていく中、中西さんだけは選抜試験に合格できず。もともと「天才型」のプレーヤーではなく、コツコツと練習を重ねていく「努力型」の選手だっただけに、「自分だけが取り残された感覚だった」といいます。


 しかし、そんな挫折を味わっても、夢を諦めることはありませんでした。選択した街クラブで中心選手として活躍するようになると、日々の努力とプレーが認められ、サッカーが盛んな埼玉県でも有数の強豪校として知られる西武台高校に、スポーツ特待生として進学します。

当時の西武台高校は、全国大会の常連チーム。全国各地から集まってくる選手も当然ハイレベルでした。そんな環境で仲間たちと切磋琢磨する日々を過ごします。中西さんは当時を振り返りながら、目標設定の重要性に気づいた重要な時期だったと言います。
単に目標に向かって頑張るというだけではなく、目標の基準を高く設定して日々を過ごすことができたのは僕にとっては大きかったですね。それが自分の勝ちパターンになっています。周りよりも技術レベルが高かったわけではありませんでしたが、人よりも上を目指していたから良くなっていったという感じです。あとは雑草魂じゃないですかね」

アンダーアーマーCup_優勝 (1)

遺書を書いて気づいたこと

高校3年生になり、当面の目標は全国大会で優勝すること。そして個人としては、高校卒業後に、プロサッカー選手になるか、それとも大学でサッカーを続けながらプロへの道を目指すのか。この2つの選択肢を頭に描きながら、サッカー漬けの日々を過ごしていた中西さんに、大きな転機が訪れたのは高校3年生の夏でした。

ゲキサカ1 (1)

狭心症という心臓の病であることが発覚したのです。明るい未来を何かに強奪されたかのような突然の出来事に、中西さんは生きる気力すら失ってしまいます。そしてふと遺書を書きしるすことに。涙ながらに筆を走らせていると、あることに気づきました。

「家族や自分を応援してくれている人のことが次々と頭に浮かんできました。この人たちのために自分は何をしてきたのだろうと考えたら、それまでの自分が、どれだけたちのために自分は何をしてきたのだろうと考えたら、それまでの自分が、どれだけ身勝手に生きてたかということに気づかされたんです」「周囲への感謝の気持ち」を持つようになった中西さんは、その日から、どうしたら自分以外の人のために頑張ることができるか、どうしたら周りの人に影響力を与えることができるかを考えるようになります。そして、再び前向きな気持ちを取り戻すと、今度はビジネスの世界でチャレンジすることを決意したのです。


メディアを立ち上げて起業、そしてD2C事業へ

高校を卒業し、すぐにビジネスの世界に入った中西さんは、徐々に経験を積みながらステップアップしていきます。

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ビジネスの世界で戦う実力をつけた中西さんが、再び自らの夢を具体的に描くようになったのは、2017年の秋頃のこと。「いつかもう一度スポーツ領域でチャレンジしたい」と願っていたことが、一気に具現化しはじめます。何人かの仲間たちと共にスポーツメディアを立ち上げることになったのです。メディアを立ち上げるといっても、当時の中西さんは、リクルートで新規事業開発の担当をしており、決して自由な時間が多かったわけではありません。それでも、中西さんは集まった仲間たちとともに情熱を燃やし続け、空いている時間をフル活用しながらメディアの立ち上げにこぎつけます。
こうした努力の甲斐あって、立ち上げたメディアは思った以上に大きな反響を呼び、「スポーツの世界で戦える」という手応えをつかむことに成功。そして、集まった仲間と確かな手応えを胸に、いよいよ2018年の2月に起業することになったのです。


組織全体をボトムアップし、人を輝かせる環境を作るのが僕の役割

現在、TENTIALは、メディア事業で得た知見を生かして、インソールやソックスなど、足に関するプロダクトの製造・販売をしています。

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その組織の先頭に立つ中西さんは、集まった仲間には、2つの共通項があるといいます。それは、スポーツで上を目指していたが道半ばで夢敗れているということ。そして、もう一つが、それまでスポーツで得た経験をビジネスに生かそうとしていること。
トップレベルを目指すスポーツには、いつか必ず終わりが訪れます。その時、あなたなら、どんな選択をするでしょうか? これまでスポーツ選手には常に「セカンドキャリア」という問題がつきまとってきました。メディアで騒がれたセカンドキャリア問題は、総じて、華やかな世界からの転落をあざ笑うかのようなネガディブなものでした。
しかし、中西さんはこう言い切ります。
「セカンドキャリアは、スポーツをやっていれば皆が経験する問題ですけど、僕はたまたま高校生で直面しました。その時にスポーツで培った経験が何も生かせない社会っておかしいなと感じたんです。“だったら勉強していた方が良かった”って思っていること自体が嫌で、スポーツで得た経験を自分の手で活かせる社会を作りたいという想いが強くなりました」。

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この言葉の通り、現在、中西さんは、仲間である社員や取引先の人たちが、楽しく、自分のやりたいことにチャレンジできる環境を作ろうと日々奮闘しています。
「僕たちは、自分のポテンシャルを引き上げることができる集団でありたいなって思っています。この組織に属すると、自分のやりたいことができ、自己実現に繋がるような環境を作り上げたい。今は資本主義なので、お金も必要だし、スキルも身につけなければなりません。それらの必要なものを手にいれるためにも、スポーツで経験を積んできた人達がTENTIALという組織の中で成長し、キャリアを描いたり、次のステップへ進んでいけるような、そんなスポーツを軸に循環できるような会社にしたいなって思っています」

「歩み続ければ、世界は輝く」

このTENTIALの企業理念の源は、中西さんのほとばしるようなアツい情熱の中にあるのかもしれません。

(この記事の取材・文・写真はライターにより寄稿されました。)

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