見出し画像

緊張のメカニズム

私は中学3年生の頃にあがり症になった経験から緊張について考える時間が多くありました。

緊張のメカニズムについてある程度把握してるつもりなので、本記事でアウトプットしていこうと思います。

緊張とは

緊張というものは、外的要因によって自分の身が危険に晒され、臨戦態勢に入った状態のことをいいます。

緊張には大きく2つ種類があると思っています。良い緊張と悪い緊張です。アスリートの試合前の緊張状態などは良い緊張に当てはまります。良い緊張によって集中力を高め、自分が本来持っている以上のパフォーマンスを発揮することができます。

一方悪い緊張は、自分のパフォーマンスを全く発揮できなくなる状態です。過度の緊張によって身体が言うことを聞かなくなり、自分の能力を発揮できなくなります。

今回は、悪い緊張にフォーカスを当てて話していきます。

悪い緊張の例

悪い緊張とは何だ!と思う方が多いと思うので、まずは悪い緊張について述べていきます。

日本で生きていたら誰しもが経験ある例で挙げると、大人数の前での発表のときに訪れる緊張です。ここでの大人数の定義は10人以上とします。大人数の前での発表の際に大半の人は緊張するかと思います。その時の緊張により、発言内容を忘れるといったパフォーマンスの低下を感じたことはありませんか?緊張によって本来出せる力が出せない、、、これが悪い緊張です。

この悪い緊張のメカニズムについて次項で述べていきます。

悪い緊張のメカニズム

悪い緊張が起きている時の脳内は、セロトニンという物質の機能低下が起きています。これによって、ノルアドレナリンの分泌が活発になってしまいます。ノルアドレナリンの分泌が多くなると、本来のパフォーマンスが発揮できなくなってしまいます。これが悪い緊張のメカニズムです。

悪い緊張の対策

悪い緊張に打ち勝つためには、緊張する根本原因を把握する必要があります。大人数の前での発表を例に挙げて考えていきます。

発表前の心理状態として以下のことが考えられます。

・失敗したくない

・恥をかきたくない

・うまくいきたい

これらに共通することとして、発表によって自分に害が加わることを恐れていることが挙げられます。

ここで発想を転換することで少し気持ちが楽になります。

自分がどう見られるかを考えるのではなく、どのようにしたら相手に伝わるかを考えるように努めてください。

難しいと思いますが、毎回の発表の際に強く思い続けることで身体に染み込み、緊張緩和に繋がっていきます。

まとめ

悪い緊張は身体に大いに負担を与えています。発想の転換一つで悪い緊張を少し排除できるので、悪い緊張に襲われそうになったときには発想転換することを心がけましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?