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あまりにもキレイすぎる経歴だと警戒してしまうものなのかもしれませんね

みなさんは自分の履歴書を、どこまで自信をもって出せますか?

転職はご縁(タイミング)の側面もあるので、少し経歴が汚くなってしまうこともあるかもしれません。

もちろん、理想的には生徒や保護者に迷惑がかからないよう、もし担任をしていれば、自分が担当している生徒が卒業するタイミングと合わせて、「立つ鳥跡を濁さず」という感じで転職される方もいらっしゃると思います。

その一方、自分が心の底から志望したい学校の求人情報が出てしまったり、どうしてもタイミングが合わせられないことも多々あると思います。

こればかりはしょうがない側面もあると思います。

先日、知人と話していて話題になったのは、3年または6年周期で学校を変わっていることについてです。

率直にどう思う?という話を聞かれました。

知人の勤務している学校にそのような応募が実際にあったのかどうかはわかりませんが、あくまでも私自身がどう考えるかを伝えました。

ちなみに、私自身の考えは、回数による、という感じです。

3年で転職ということは1回ならあるでしょう。

石の上にも三年という言葉もありますし、まずは卒業させるまで、あるいは3年間分の教材作成ができるところまで考えている場合もあると思います。

しかし、これが3~4回続くと気になるよね、とは伝えました。

やはり年齢を重ねながら、学校の中でも主任などのポストでまとめ役もしていかなければならない年齢にも差し掛かっているのに、3年(6年)周期の転職を続けるということは、同じ学校に居つけない性格なのかもしれないと思ってしまうわけです。

同じ環境で長期間仕事が続けられない人の気持ちもわからなくはないんです。

同じ環境で勤務をし続けていると、やはり感覚が鈍ってしまうことはあります。

考え方も凝り固まってきてしまうとでもいえばいいのでしょうか。

なので、どうしても3~6年くらいで環境を変えたくなってしまうのも理解はできます。

ここで、公立校ならば、3~6年で異動があります。

もちろん、年齢が上がってくれば、ある程度は近隣の地域で周期的に動くことも視野に入ってきます(東京の場合)。

同じ市内の学校をグルグル異動している先生っていらっしゃいますよね。

あんな感じです。

環境に変化をつけながら、ある程度知っている地域で仕事を続けることが公立校ならば可能ですが、私学はそうはいきません。

環境を変えたければ、退職するしか道はないのです。

もしかすると、定期的に環境を変えなければ仕事がしづらい方なのかな、と感じてしまいます。

もちろん、たまたま、3年周期でステップアップの転職が続いたという方もいらっしゃるでしょう。

この感覚を友人に伝えたところ、友人も似たような感覚を持っていました。

ということは、やはり友人は友人なりに自分の中で同じように思っていたものの、自信がもてきれなかったのか私に相談してきたのかもしれません。

もっとも、応募の秘密がありますから、具体的な話はなく、あくまでも一般論としての話に終始したのですが。

いずれにしても、最近求人票で目にしがちな「長期勤続によるキャリア形成」というものが期待できないのかなと疑念をもたれることはあるかもしれません。

もちろん、能力が素晴らしい場合には、採用される可能性も低くないと思います。

今回は、あまりにもキレイすぎる3年(6年)周期の転職が続く方の話題でした。

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