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採用試験を受けに行った時に見てくるべきこと・5(教育環境編)

前回までの記事はこちら

前回では学校に到着してから、校内に入って事務室や廊下などのたたずまい、トイレを確認しました。

ちなみに、廊下の幅とか色合いって意外と大切です。

生徒の人数に対して狭くないか、とか物理的な側面だけではありません。

例えば、公立校でもありがちな、薄い黄緑色の床面と、中央に濃い緑色のラインが引いてあるだけの学校もあります。

その一方で清潔感や採光性を重視して、明るい色を基調にしている学校もあります。

柔らかみとあたたかさを出すために木目調の学校もあります。

また、廊下の端に談話スペースがあるのかないのかなど、施設・設備面で意外と見るところはあります。

パステルカラーのソファがおいてあるところもありましたね(女子校ですが)。

こういうところって、学校見学に来ている保護者と受験生の気持ちと同じです。

校内に入って、空気感が変わることって往々にしてあります。

瞬間的に、直感的に「この学校で働きたい」と感じることもありますよ。

子どもたちの側だって「この学校に通いたい」と感じることがあるのと同じです。

その他で気になるのは掲示物などでしょうか。

おそらく、廊下を歩いて試験会場に向かう途中で、掲示板の前くらいは通過することにはなると思うんです。

そこで、どういう掲示物がはられているのかは学校によって違う場合も多いです。

どこにでもありそうな、保健衛生の注意喚起のポスターとかだけなのか、それとも生徒オリジナルのものもふんだんに掲示されているのか。

女子校にいったときと男子校にいったときと共学校にいったときで、随分違いますよ(笑)

やはり生徒が書いたかわいいイラストつきの掲示物が使われている学校なんかは、生徒会がちゃんと機能しているのかもしれないな(裏返し深読みすると生徒会担当になると大変かもしれないなとか)などと感じます。

校内に立ち入ってその学校の空気を吸えるというのは、それだけでありがたいことであり、情報の宝庫なのです。

また、特別教室の前を通り過ぎることもあるでしょう。

中の様子が外から見てわかるのであれば、施設設備を確認したいところです(もちろん通りすがりにですが)。

私がやったことがあるのは、書道室の通り際に後ろの入り口から机やマットなどの設備が立派だなぁ、水道の場所も多くて効率的に筆を洗うこともできそうだなぁと感じて、前の入り口の前を通るときに、机の数を数える(縦と横の列を数えて掛け算)、とかはやったことがあります。

同じような要領で、教室の定員なんかを数えたりします。

黒板の大きさとか、教室整備のされからなんかを見たりします。

自分の学校の雰囲気とどこがどれくらい違うのか、どういう掲示物が共通のものなのか、など担任業務をきちっとやっている人ほど見ること、気づくことががくさんあると思います。

とりあえず今日のところはこのあたりで。

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