求人票のブラック
恒例の気になる求人票シリーズの記事になります。
情報を掲載する時に気づくことは気付いてしまうのですが、ある程度時間をあけて、ほとぼりが冷めた(?)後に記事を作成しています。
こういう待遇の学校もあるよ、ということで、学校を選んだり調べたりする際の1つの指標になると思います。
福利厚生について
誰もが気になる福利厚生。
もちろん、基本給や一時金などの直接目に見えるものは絶対大切なのは言うまでもありません。
ただ、それ以外の内容について新卒の方はイメージがわかないものもあるのではないかと思います。
正規雇用とそれ以外で何が違うのか。
もちろん、保険とか年金に関わる、将来への備えという意味で大きな違いがあります。
今回の記事では、この保険について述べていきます。
なかなかお得な私学共済
私自身はあまり利用したことはありませんが、各種制度があります。
「私学共済 メリット」などで検索をかけるといろいろ出てくると思います。
見かけたものを列挙すると。
・結婚手当金8万円
・出産手当金
・高利率な積立貯金
・施設の割引利用など
近年、廃止されてしまうものも増えてきましたが、施設の割引利用なんかもあります(過去にはディズニーランドも)。
また、共済年金と厚生年金の一元化によりメリットが減ったという話も聞きます。
単純に年金の2階建て部分とよばれる厚生年金に相当する部分という観点でも、私学共済に加入できるかできないかというのは大きな意味をもちます。
健康保険証も私学共済のものになりますし。
私学共済への加入を認められているのは、基本的には正規職員。
非常勤講師については、認められていない学校が多いと思います。
ただ、学校によっては、内部の規定により「1週間に○日以上出勤している」とか、「1週間に○時間以上の授業を担当している」とかの規定をクリアすれば加入を認めてもらえる場合もあります。
もちろん、「1週間に○日以上出勤かつ○時間以上の授業を担当」というようなあわせ技の場合もあります。
ここで問題になってくるのがその中間的な身分の常勤講師。
学校によっては、ほとんど専任教諭(公立でいう正規採用)と同じような仕事をこなしている場合もあります。
その一方で、担任は任せずに副担任として働いてもらうなど、一部の業務を軽減している場合もあります。
もちろん、それに伴って給与(目に見える数字の部分)も調整されていることはあります。
ただ、私学共済については、認めている学校が多いと思っています。
今回気になった理由
ある学校の求人票を見ていたときのことなんですが、常勤講師の募集(時間的な拘束は専任教諭と同じ)であったにも関わらず、私学共済の加入の条件をつけていた学校があったのです。
もともと、少し話題にあがることもあった学校だったことは知っていたのですが、求人票を見て「やっぱりそうだったのかなぁ」と思わされてしまいました。
その学校名は‥
もしかしたら噂くらいに聞いたことはある方もいらっしゃるかもしれません。
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