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採用試験に行くときに見てくるべきこと

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採用試験で違う学校を見られるのはチャンス!他の学校がどのようになっているのか、違う空気を吸えるのは自分の経験になります!その際に見てくるポイントをまとめています!
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#転職

採用試験を受けに行った時に見てくるべきこと・3(事務室編)

以前、シリーズものにしようと思っていて、書きかけで途中になっていたことを思い出しました。 これから私立学校の教員採用秋の陣が本格化するにあたって、必要な情報だと思ったので更新します。 ちなみに、過去記事はこちらになります。 さて、前回ではようやく学校の中に入り、門構えや入り口、校内に入ってからちょっと風景を眺め回すところまで確認しました。 今回はいよいよ校舎の中に入っていきます。 採用試験を受けに行くときに、大半の場合通ることになるのが事務室でしょうか。 立て看板

採用試験を受けに行った時に見てくるべきこと・5(教育環境編)

前回までの記事はこちら 前回では学校に到着してから、校内に入って事務室や廊下などのたたずまい、トイレを確認しました。 ちなみに、廊下の幅とか色合いって意外と大切です。 生徒の人数に対して狭くないか、とか物理的な側面だけではありません。 例えば、公立校でもありがちな、薄い黄緑色の床面と、中央に濃い緑色のラインが引いてあるだけの学校もあります。 その一方で清潔感や採光性を重視して、明るい色を基調にしている学校もあります。 柔らかみとあたたかさを出すために木目調の学校も

採用試験を受けに行った時に見てくるべきこと・6(教育環境編)

前回までの記事はこちらになります。 さて、前回の記事では、校内を見て回りながら、気にするところを見てきました。 一点、前回の記事でただ文字でだけ読んでおくと、なんか不審者のような感じもしてきて、誤解を招きかねないんじゃないかと思ったので、ちょっと補足をしておきたいと思います。 前回は書道室の例なんかを出しましたが、そもそも、遠目に書道室だとわかった瞬間に、 「この学校、書道室があるんだ!中はどうなっているんだろう?」 と気になったりしませんか?(笑) たいていの教

採用試験を受けに行った時に見てくるべきこと・9(専門教養編)

前回の記事はこちら。 前回は私学の学力筆記試験について、その難易度について述べました。 しかし、大切なのはそのレベルの問題を出題してくる学校の思惑です。 今日は出題形式について述べていきたいと思います。 1-1.基本的には①基本的には、大学入試問題と同じように正答を解答用紙に記述するタイプの問題が圧倒的に多いです。 単純に答えだけを書かせる問題もありますが、やはりそこは教員が教員を審査する試験ですので、過程を書かせるほうが圧倒的に多いと思っています。 思考過程が間

採用試験を受けに行った時に見てくるべきこと・10(教員間のやりとり編)

前回の記事はこちら。 前回は、筆記試験の難易度について述べた記事でした。 今回の記事は、筆記試験の前後や面接試験にかけて応募側が気にして欲しいことを書いていきたいと思います。 1.その学校で採用試験を運営している教員を見る筆記試験であれば、募集している教科ごとに部屋に分けられることも少なくないと思います。 その際、質問が出た場合に対応することができるように、大抵の場合はその教科の担当教員が試験監督にあたっていることが多いと思います。 もちろん、これも絶対ではなく、応

採用試験を受けに行った時に見てくるべきこと・11(教科面接編)

前回の記事はこちら。 前回は筆記試験の前後などの教員間のやりとりに注目してみました。 人間関係や仕事の分担の仕方など、ちょっとしたやりとりからでも垣間見えることは少なからずあります。 特に我々教員は、人を見るお仕事ですから、感じ取れる情報は意外に多いかもしれません。 さて、今回は面接試験について述べていきます。 タイトルで教科面接編としていますので、今回はそちらに焦点をあてて述べていきます。 もちろん、教科面接を管理職面接と同じタイミングでやってしまう学校もあったり

採用試験を受けに行った時に見てくるべきこと・12(管理職面接編)

前回の記事はこちら。 前回は教科面接に焦点をあてて述べていきました。 教科内の踏み込んだ内容や、面接の形式、質問の段取りと分担など、ある程度決まっている(想定問答しやすい)質問でも、事前に内訳や分担が決まっていてスムーズに事が運ぶかどうかというのも応募側からすると1つ学校の教員側の人間関係が垣間見える場面ではあります。 今回は、管理職面接(最終選考であることも多々)について述べていきます。 また、こちら(応募側)から見た感想(あくまでも私個人の感想)も合わせて書いてお