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B’z LIVE-GYM Pleasure2018HINOTORI in 豊田スタジアム3日目

2018年9月6日初日、傷つき地に落ちたように見えたHINOTORIは、再びゆっくりと確かめるようにその翼を広げ、迎えた最終日。大空に力強く飛翔していく・・・という嘘みたいな劇的ストーリーが待っていました。

1日目のライブについてはこちら↓
https://note.com/tenmomo/n/n738d51d59c4d
2日目のライブについてはこちら↓
https://note.com/tenmomo/n/n9ee225d764da

以下、当時の自分のブログよりー

9/9豊田スタジアム最終日。
まさにHINOTORI!私が今回のツアーで参加した中で、文句なしの最高のライブ!!

完全復活を遂げた稲葉さん。まだ「イチブトゼンブ」をセトリから外すという慎重さはあったから、本人的には完全ではなかったかもしれないけれど。
前日のキメ細かさ、丁寧さを残しつつ、ライブならではの迫力が増したその歌は最高としか言いようのないものでした。

それを最も象徴したのがあの曲、「光芒」。本当にすばらしかった。
今回のツアー、そしてACTIONツアーで聴いたものも含め、私が聴いたすべての「光芒」の中で最高の歌唱。
ラスト大サビの高音部分。掠れも濁りも一切ない、まさに雲間からこぼれる一条の光そのもののように澄み切った歌声が会場全体に響き渡って、心が震えました。

演奏も演出も、これは3日間ずっと最高だった。
「恋心」のかわいいい振り付け指導、かわいい松本さんのダンス!
ファントムのダイブは、自分以上に周りの初見さんの「わぁ!!」という初々しい反応を見るのが楽しかった。
逆に「ALONE」のピアノ演出は、今まで映像でしか見たことがなかったから初日で「うぁぁ!!」って感動したし、その後も毎回見るたびに感動で震えていた。
心に残ったのは松本さんの「星に願いを」。やさしい星あかりのようなライティングとロマンティックなギターの音色。とてもとても素敵でした。
個人的にはjuice缶とかの演出はなくていいと思ったけれど、これはもう人それぞれだから。

「juiceの缶を回してください!」との指示を受けつつ同時にコール&レスポンス、NATIVE DANCEの振りを踊ったり、とにかく忙しかった。演奏もちゃんと聴きたいし、観客としての業務が盛りだくさん過ぎて楽しいけど大変!という思い出。
初日はアリーナだったけれどまったく身長が足りず、ジャンプしてもjuice缶には触れずじまい・・・


スクリーンに過去映像が映るのも感慨深く、でもそこから現在のステージ映像に切り替わった時にまったくガッカリ感がない、どころか、今のB‘zがいちばん格好いい!!と当然のように思わせてくれるところが本当に感動的でした。

稲葉さんはMCで「勉強させてもらいました」「勉強になります」と観客に深々と頭を下げた。
10年前「いっぱい勉強して、いっぱい練習して、また戻ってきます」と20周年ライブを締めくくったB’zは、今もまだ勉強中だという。きっとB’zであり続ける限り、果てしなく修行と鍛錬の日々が続くのでしょう。


1・2日目はひとりで、3日目は友人と2人で参加しました。
友人はB’zファンと言う程ではなく、B’zのライブは数年ぶり2回目。事前に余計な情報を入れてしまうのは良くないと思って、前日までの経緯は特に説明せず。ライブ後、簡単に福岡からの出来事を話しました。

友人は「へぇそうなんだ」とあまりピンと来ていない様子。それよりもさっき体感したばかりのライブの興奮冷めやらず、「楽しかった!」「すごかった!」を連発していました。
これこそライブが大成功だった証。純粋に音楽とパフォーマンスの力で観客の心に最高のPleasure(楽しみ・喜び・快楽)を呼び起こす。きっとそれがB’zの目指すところだから。


豊田以後のツアーについても少し触れておきます。

そんなこんなで激動の豊スタ3公演が終了。燃え尽きて私の夏が終わった…はずだったのに、なぜかその翌週、気が付けば長居に…

長居の稲葉さんは元気で楽しそうで笑顔いっぱいだったので、それが確認できただけでも満足。歌に関しては、豊スタ3日目に比べると悪く言えばキメが粗くなった感じ、よく言えば自由でのびのびした感じ。

会報で稲葉さんが話したところでは・・・喘息の処置をしながらやっていて、大阪(長居スタジアム)までは症状が落ち着いていたが
「東京でも最後ちょっと出てきちゃって、こればっかりは自分の中では、一寸先は闇みたいな感じでずっとやってたから、まわりに非常に迷惑をかけたんですけど、本当にバンドメンバーとスタッフに支えてもらいながら、最後の味の素スタジアムまでやらせていただいたという感じです」
とのこと。

後に味の素スタジアムの映像を見て「豊スタ1日目よりはいいけれど3日目よりは明らかに調子悪い感じ」というのが当時の自分の印象。


おそらく人により、参加した公演により、それぞれ特別なHINOTORIの物語があるのだと思います。

私にとっての豊田スタジアム3daysは、まさにHINOTORI=不死鳥の物語そのものでした。

そこで響いた歌声は3日間ともまったく異なっていて、シンガー稲葉浩志が30年間で培った技術・経験・精神力・人との絆、すべてが凝縮しているように思えた・・・
というようなことをやたら熱量込めて書き綴っている当時の自分の文を読み直して苦笑しつつ、その熱量含め、この時の経験すべてが愛おしくてギュウっと抱きしめたい。今はそんな気持ちです。


豊田スタジアムセットリスト

1.ultra soul
2.BLOWIN’
3.ミエナイチカラ
4.TIME ※2日目・裸足の女神
5.love me,l love you ※2日目・Wonderful Opportunity
6.光芒 ※2日目はなし
7.もう一度キスしたかった ※2日目・月光
8.恋心
9.OH! GIRL
10.イチブトゼンブ ※2・3日目はなし
11.ZERO ※2日目・ねがい
12.星に願いを~ ALONE
13.LOVE PHANTOM ~ HINOTORI ~ LOVE PHANTOM
14.Real Thing Shakes
15.juice
16.BAD COMMUNICATION
17.Pleasure 2018

アンコール
18.Brotherhood
19.ギリギリchop ※1・2日目はなし
20.RUN





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