動画投稿サービス「TikTok」がビジネスパーソンに人気！のワケ#テンカイズ 2019/11/27 ②
宇賀なつみさんがお送りするTBSラジオ「テンカイズ」。プレゼンターはThe Breakthrough Company GO代表の三浦崇宏さん。
引き続き、GOのオフィスにお邪魔しての収録です。このTシャツの謎を知りたい方はぜひYouTubeをご覧ください。
＜動画投稿サービス「TikTok」の今後の可能性テンカイ！＞
宇賀：去年からぐんぐん話題となり、今や大人気の動画投稿サービス「TikTok（ティックトック）」
登場当時は女子高生のダンス動画などで人気を博しましたが、今年に入りビジネスとしての活用やノウハウ動画の投稿など、大人でも注目する人が続出しています。TikTokの今後の可能性を聞いていきます。
三浦：TikTok、色々使われていますね。宇賀さんやってます？
宇賀：一応アプリは入ってますけど、投稿したことないですね。すぐやめちゃいました。
三浦：投稿しましょうよ！
宇賀：えー！します？
（収録中に三浦さんがTikTokを投稿！意外とカンタン！？）
（それがコチラです）
#テンカイズ プレゼンターの #三浦崇宏 さんが、放送でTikTokに挑戦してくれました！本邦初公開！動画をツイッターで公開！ #TBSラジオ #宇賀なつみ pic.twitter.com/QsOq4vKYyG
— TBSラジオ テンカイズ (@TBS_TENKAIZU) November 28, 2019
三浦：TikTokは若い子だけじゃなく、いまその先を狙ってるんです。TikTok自体は元々若い女の子が遊ぶために使っていました。あれ何がいいかって言うと簡単に言うと盛れるって事なんです。
めっちゃ可愛くなれるように、AIを使い機械学習し、可愛く美しくなれるようにしています。
宇賀：もう自然に加工されるということですか？
三浦：ダンス動画を広げただけじゃなく、使っている彼女的には可愛く写ってる動画に自動的に仕上がるので、シェアしたくなる仕組みになっているんです。だからダンスムービーのふりをした、盛りアプリなんですよ、実は。
宇賀：盛り動画アプリなんですね。
三浦：YouTubeとかって実は、人気出すのって相当大変なんですよね。
宇賀：YouTuberって相当勉強されてますもんね。
三浦：なかなかすぐには広がらないんだけど、TikTokって機械学習が特徴なんです。
例えば宇賀さんがあげたら、宇賀さんと顔の似たタイプの女性ばっかりにいいねしてる男性とか、宇賀さんが踊った特定のダンスにいいねしてる人が集まるとか、一定数閲覧させてくれるんですよ。
だから初速で頑張らなくてもファンがつきやすいんです。
あと、TikTok は課金できないのも特徴です。YouTubeは再生回数に応じて収入が得られるようになってるので、TikTokでバズらせて、YouTubeに集めてそこで課金するっていうのが、今の若い動画クリエイター、ユーチューバーの方の一つの成り上がりプロセスになっているんですね。
宇賀：ビジネスマンに人気というのは？
三浦：これ面白いのが、ノウハウ動画がめっちゃ増えてるんですよ。
TikTokは短尺で15秒か60秒とかで動画終わっちゃうんですけど、その間にみじん切りの作り方とか、英単語の覚え方とかを分かりやすく教える動画が流行ってます。
人気なのは、キャンプ場での料理を作るやり方の動画らしいです。
若い女の子の盛り動画アプリから、短尺でちょっとしたことを学んだり、趣味の動画に領域を広げてるっていう状況なんですよね。
宇賀：英単語とかみじん切りは別に企業がやってるわけじゃないですよね？
三浦：でも企業が例えば料理レシピサイトとかが動画送って、それで実際に自分のサイトに誘引するとか、結局入り口としてすごく秀逸ということがあります。
アメリカではプロスポーツが流行っていて、バルセロナとかドルトムントとかはプロのスポーツチームが短尺の動画で自分たちのことをアピールしています。
宇賀：TikTokは海外の方がユーザーは多いんですか？
三浦：海外の方が多いとされてますけど、多分国ごとは非公開にしてると思うんですよ。日本だと、とにかく語学が人気。エクセルとかパワーポイントの使い方とかもあります。
宇賀：それをTikTokで習うんですか？
三浦：結構若いビジネスマンとか見てるんですよ。キウイのゼスプリとかもキウイを食べる動画をやっています。
宇賀：もうコマーシャルみたいな感じですね？
三浦：そうです。興味ある人に勝手に流してくれるの仕組みになってるからバズらせやすいんです。
宇賀：そんなに再生回数行かなくても、作っておけば誰かの目に触れるってことですね。
三浦：再生回数を勝手に稼いでくれる。
宇賀：無料ですもんね？
三浦：無料。YouTubeとかだと広告買わないといけないとかありますが、これが結構大きい違いになりますね。
宇賀：今後の動画投稿サービスは、広告ができることが大きいかもしれないですね。
三浦：Andy warholが「人は誰しも15分だけだったら世界中の有名人になれる時代が来る」といっています。今は、SNSの影響でみんながなんか有名になりたいとか、ちょっと自分のファンを集めていきたいって人がどんどん増えていますね。その承認欲求をどうやって満たすかをみんなが考える時代になっています。
それの一個の武器で分かりやすい入門編としてTikTokは広がってくんじゃないかなと。
宇賀：知らない国の人だけど、この動画だけ有名とかありますよね。
三浦：そういう人がどんどん増えてくと思いますね。
宇賀：ということでTikTokの今後の可能性について三浦さんに伺いました。
【番組公式ツイッター】でも様々なテーマでテンカイしています！
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