初日の出登山

2020年になりました。本年もよろしくお願いいたします。
さて、新年初っ端から初日の出を見るために山登りしてきた。場所は三重県の入道ヶ岳だ。
入道ヶ岳は伊勢国一宮である椿大神社の奥の宮がある山で鈴鹿セブンマウンテンをの一つでもあります。12月の山と渓谷に新年行くのにオススメの山とあり、ご来光登山はしてみたいなーと思い暇でもあったので行ってみた。
4時頃から登り始めたが、自分が登り始めた時にもう何名か同じように登っていた。基本真っ暗なのでライトは必須。道は比較的分かりやすいのと同じように登っている人は何名かいたで登山に慣れている方なら迷うことはないでしょう。歩いていて光を頼るよりも脚が分かっているので適度に視界が見える程度で身体に任せれば登りは大丈夫だと思った。やはり恐いのは下りで陽が上がりきって明るくなってからも何名かの方が転んでいたので油断禁物。

稜線に出ると北西から冷たい風が出てきて、振り返り見る東の空が明るみかけていた。

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まだ、街の明かりが見えて名古屋方面もはっきり見えた。夜景を見に来るだけでも価値ありそうな場所だ。
上空には大きな雲がかかっていたが、視界の遠く先には南アルプス・恵那山・中央アルプス・御嶽山がはっきり見えた。南アルプスの南側には富士山がぴょこっと頭を出していました。
このご来光の待ち時間は非常に寒く真冬用の手袋を持ってきたにも関わらず手は寒さで痛く、身体は震えた。
そうこうしているうちに社の間からご来光が…!

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雲間からすっと出てきて2020年の扉が開く。頂上にいた3〜40人の人が一斉にシャッターを押す。このご来光を見るというのは日本人の一種の宗教なんだろうけど、この感動・感激を分かち合えるのは悪くないと思う。最近、登山も中国人を始め外国人が増えているけれどこのご来光登山はほぼ全員日本人だったと思う。

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自分も撮ってもらった。
このあと太陽は雲の中に隠れてしまい、これ以上寒い頂上にいても仕方がないのでさっさと下山。1時間ほどで初詣の参拝客賑わう椿大社まで降りてきた。
初めてのナイトハイクからの初日の出登山だったので、ゆる山とは言えなかなか達成感があった。一戦遂げたような心地だ。これを皮切りに2020年はどんな山旅ができるか知らんけど1年経って楽しかったと思える想い出を1回1回紡いでいきたい次第。

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