新規募集2

先日、立川国際の卒業生、南多摩の卒業生がそれぞれ誘ってくれたので、ランチをご馳走しに出かけました。
高校の間、大学受験も担当していたため、ある程度学校の様子や学校の授業のレベルも把握していましたが、大学に入学し、リラックスした状態ではいろいろと話を聞くと、改めて公立中高一貫校の良さを再認識しることができました。
自分の教え子たちの話で主観的な面も多々あるからかもしれませんが、総じて悪い部分がほとんどないように感じられました。
特筆すべき点は
●生徒の精神年齢が総じて高く、自立心を持っている生徒が多い
●先生方の指導がきめ細やかで、勉強のフォロー体制が整っている
●学校内の雰囲気が落ち着いており、生徒それぞれのペースで学校生活を送れる
といったところでしょう。

生徒の精神年齢が高いので、今までのところいじめについて聞いたことがないですね。
生徒それぞれが個性を尊重しており(悪く言うと友達以外には基本的には無関心です)、性格的に合わない生徒だと挨拶や必要最低限の会話にとどめるなどの大人の付き合いができているようです。それでも、教え子が同級生に成績について相談されたとき御崎エデュケーションを紹介してもらったりと人としての優しさは持っています。
このように精神的に自立している生徒が多い理由は、都立中入試の作文において、「個性」「おもいやり」「価値観の差」などのテーマを数多く読んでいることに起因しているようです。合格者は良い講師にきちんと指導されていると思います。
さて、作文の良い指導とは、生徒の個性に合わせた添削をすることです。「生徒の個性に合わせた」とは、生徒が実際に経験したり、感じたりしたこと、あるいはこれらを踏まえて本当に考えたことを書けるようにすることです。作文においては最初の関門が書き出しです。書き出し始めると意外とすらすらかけるようになることは大人であれば何回か経験済みだと思います。そして書き出しについてはどの塾であっても、パターン学習で対応可能なため、ある程度の期間塾に通えば書き出しはクリアできます。そこで合格作文を書くためには、生徒の個性に合わせた書き方が最も効果的です。なぜならばパターンにない設問にも対応可能になりますし、書かなければならない具体例や受検生の体験に説得力を持たせられるからです。パターン学習では思い出しながら書くため、必然的に時間がかかり、問題文を丁寧に読んだり構成を考えたりする時間がなくなり、時間切れになる受検生が多いように思います。

御崎エデュケーションでは今年も都立中受検対策授業も受け付けています。
初めは保護者と一緒に体験授業していただいて、都立中の入試問題のレベルを実感してもらうと同時に、自宅学習のやり方を理解していただけると思います。

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