【現場スタッフ編⑩】
・電話対応時の注意点
お客様に電話する場合の注意点を、ここではざっくりお話ししたいと思います。日々コールセンターなどで業務されている方にとっては、目新しいことはないかもしれませんが、再確認とお考えいただければ、幸いに存じます。
(1)先に切らない
通常のマナーは「かけた方から切る」ですが、クレーム対応の場合は必ず「お客様が切られるまで待つ」です。いくら良い対応をしても、先に電話を切ってしまっては台無しです。
終わり良ければすべて良しを忘れないでください。
また、お客様もなかなか切られず、我慢比べになるときは、20~30秒ほど待ち、「あっ、はい」と事務所で誰かに呼ばれた体で、小芝居を打って切ります。
(2)お待たせしない
「待たせるは、他人(ひと)の時間の無駄遣い」
(3)お客様に、どんな場合でも折り返しさせない
「また、かけるから」
→「こちらから、おかけ直しいたします」
(4)たらい回ししない
お客様に何度も同じ説明をさせない
(5)電話番号を聞くときは、必ず復唱する
基本中の基本ですが、お客様は安心します
(6)事実確認
①いつ
②どこで
③誰が・誰と誰が
④何があったか
⑤何に対してご立腹か
⑥ご要望は何か
(7)報告は事実のみ
報告とは、報告された人に判断を委ねる行為だから
(8)お客様からの質問に対し、質問で返さない
(9)身内(社内の人間)を「さん」付けしない→常識中の常識
言いにくい場合は、「社長の○○でございますか」など
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