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今朝のウォーキングミュージック

今朝のウォーキングミュージック
エリック・クラプトン「461オーシャン・ブールバード」1974年

これはもうリアルタイムで発売待って買った。
なんせ、「レインボーコンサート」とかもあったが、ドラッグとかでクラプトンお休みの時期。
ディランではないが、偉大なる復活の作品。

一曲目から、実にかっこよかった。
鮮やかなギターのイントロに乗る軽やかなスライドギター
つかみは抜群だった。
「ギブミー・ストレングス」「レット・イット・グロー」とかのバラードも良いし
「ゲット・レディ」とかのファンキーなの
「ステディ・ローリン・マン」とかのブルースカバー
全曲、素晴らしい。
そして「アイ・ショット・ザ・シェリフ」の衝撃。
これは、リアルタイムで聴かないと、その衝撃はわからない。
ここから、ボブ・マーリーを一般に知らしめ、世界的なレゲエブームがやってきた。
へーっ、レゲエ? レゲ?
すると
ビートルズ時代の「オブラディ・オブラダ」やポール・サイモンの「母と子の絆」とかは、レゲエの先取りだったなんて話も出てきた。
その後
ジミー・クリフの「ハーダー・ゼイ・カム」という映画が話題になったり
「アイ・ショット・ザ・シェリフ」のオリジナルのボブ・マーリーは世界ツアーで日本にまでやってきた。
また、レゲエの影響は様々なロックミュージシャンに影響を与えた。
日本の類稀なボーカリストのジョーも頭をドレッドヘアーにして、レゲエを始めたりとかもあった。

話、それた。
この「461オーシャンブールバード」で
「ステディ・ローリン・マン」のカバーの俊逸さを訴えたい。
あの「クロスロード」を完全に自分の曲にしたように、この「ステディ・ローリン・マン」も原曲聴いたら、びっくり。
全く違う曲。
アレンジ変えて、見事に自分の曲にしちゃうカバー力みたいの、エリック・クラプトンにはあるね。
ほんと凄いと思う。

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