優等、の反動
ただの自慢から始めるけど、こう見えて(どう見えて?笑)、中学の頃は本物の優等生だったと思う。
まあそもそも、中学生活なんて誰にとっても楽勝だったかもしれないけど。
通知表はオール5だったし、テストも9割を切ったことなかったし、生徒会長もやったし、陸上もソフトボールも高校からオファーをもらえるくらいには活躍できていたし…
我ながら申し分ない中学生だった。(笑)
だけど、今になって考えてみれば、なんであんなに優秀でいられたんだろう。
方法の話じゃなくて、精神的な面で。
皆が嫌いだという先生の授業も真面目に聞いて、自分もふざけたい気持ちはありながらもお決まりのセリフ「静かにしt…」で教室を治めて、テスト直前はちゃんと勉強して。
大学生の自分が同じことをできるだろうかって考えてみるけど、そんな自分を想像するだけでぞっとする。
最近は、いろんなことに対して反抗的になってしまうんだよね。
自分のモチベーションになるものといえば、「好奇心」か「反骨精神」の2つだけど、最近は明らかに後者の方が多くて。
教授に嫌味を言われて悔しかったから倍の課題をこなしたり、彼氏が自分だけスペイン行ったのが気に食わなかったからスペイン語本気で勉強し始めたり。(笑)
そういう反抗的な精神が膨らんで、自分を持ち上げている感じがしてる。
あの頃とは真逆の思考で生きてる。
昔は、先生の話をうんうんと素直に聞けてたのに。
表面を繕って優秀に魅せることに何の苦労も感じなかったのに。
むしろ、繕ってることすら気づかないレベルで、毎日駆け回っていたのに。
単純に、自分の内面が廃れただけかもしれない。
人の言うことが素直に聞けない、ひねくれものになっただけかも。
まあその可能性は否めないな、
だって自分は、天邪鬼で独りよがりな性格だって 自覚してるし。
でも、あの時の思考を取り戻したいかと聞かれたら何とも言えない。
兎にも角にも、反動が来ているみたいだ。
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