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【開催レポ】Kagoshima Lovers Meetup vol.1大盛況ありがとうございました!

こんにちは!首都圏と鹿児島市をつなぐオンラインプロジェクトKagoshima Lovers Project運営事務局です。

7月25日(土)、オンライントークイベント「Kagoshima Lovers Meetup(かごしまラバーズミートアップ)」の第1回目を開催しました!
当日は首都圏在住の方を中心に15名の方々にご参加いただきました。
(ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!)

今回のトークイベントのメインテーマは「まちを愛するという生き方」。
鹿児島で活躍するお二人のゲストのお話から「押し付けじゃない愛とは?」「愛するまち(鹿児島市)を面白くするには?」そんな話題が繰り広げられた2時間でした。

当日の様子をご紹介します!

今回のゲストはヤマシタケンタさん、門間ゆきのさんのお二人

ゲスト写真

鹿児島市にゆかりのあるゲストをお迎えし、暮らしの中でまちに関わる楽しさや鹿児島市ならではの魅力、そしてリアルな鹿児島市の今の姿をお伝えするオンライントークイベント「Kagoshima Lovers Meetup」。

第1回目のゲストは、鹿児島市内の人・お店と離島をつなぐ事業を展開されている東シナ海の小さな島ブランド株式会社 代表取締役のヤマシタケンタさん。そして、鹿児島市名山町をこよなく愛する名山まちあるき隊 隊長の門間ゆきのさんのお二人。

それぞれご自身の活動について触れながら、「まちの愛し方」について語っていただきました。

詳しいゲストプロフィールは下記をご覧ください。

首都圏中心に15名が参加!Kagoshima Lovers Meetup vol.1「まちを愛するという生き方」

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当日ご参加いただいたのは首都圏在住の方を中心に15名の方々。ゲスト・スタッフも含めると総勢27名がオンライン上で一堂に会しました!
鹿児島出身など、鹿児島市とゆかりの深い方もいらっしゃれば、「まだ一回しか訪れたことがありません」という方も。

小グループに分かれての自己紹介タイムなどもあり、気がつけば初対面の方同士でも気軽に話せる雰囲気の中、トークセッションが始まりました。

覗き込みたくなる世界をつくろう!”井の中の蛙”をデザインする

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甑島という離島にUターンし、島で飲食店・宿の経営や加工品開発・販売などを行いながら、鹿児島市内の繁華街”天文館”でもお店を構えていたヤマシタケンタさん。

自身がまちと関わる時に意識していることは”覗き込みたくなるような世界を作る”こと。
「井の中の蛙ということわざがありますが、あの井戸いってみたいなぁ…と他の蛙が思うような井戸(まち)をどう作るかを考えています」
という言葉が印象的でした。
また、「人は”正しさ”ではなく”楽しさ”に心惹かれる」というお話から、「まちを愛することと、押し付けることは違う。”押し付けではない愛”が大事」というお話にも。
トークセッション後の意見交換タイムでは、この”押し付けではない愛”についての話題が続出!後ほどいくつか抜粋してご紹介します。

鹿児島って面白い!そこから出会った名山町の温かさ

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愛知県名古屋市出身の門間ゆきのさんは、京都大学を卒業後、就職のために鹿児島へ来られたそう。
「離島もあれば歴史もあり、自然も豊かで、宇宙開発関連の施設まである。日本中でもこんなにいろいろな資源が揃っているおもしろい場所は無いなと思いました」
そんな門間さんが暮らしているのは鹿児島市名山町。鹿児島市内の中心部にありながら、昔ながらの町家など歴史を感じる町並みが残る地域です。
このまちの人々の温かさに心惹かれて、自分自身も名山町で暮らしながら、仲間を集めて空き家を活用したイベントを定期的に開催したり、名山町のまちあるきマップの作成や、テイクアウト情報を紹介する「おうちde名山 お持ち帰りスタンプラリー」などのさまざまな取り組みを行なっています。

ゲストのお二人に共通するのは「”まちづくり”をしているつもりはない」ということ。
今、自分が大事にしたいと思う場所に想いを寄せて、愛しながら関わっていくということが、結果まちを少しずつ動かすことに繋がっているとお話されていました。

トークセッション後のQ&Aを一部ご紹介!

トークセッションのあとは参加者からゲストのお二人への質問タイム。とてもたくさんの質問が寄せられ、盛り上がった時間でした!
ゲストと直接のやり取りができることが少人数制イベントの醍醐味。寄せられたたくさんの質問の中から3つを抜粋してご紹介します。

Q:「”愛の押し付け”にならない工夫を教えてください!」

A:ヤマシタさん「地域づくり(まちづくり)は押し付けがましく感じてしまう。正しさでは誰も動かない。楽しそうにやっている人がいて、気がついたらまちが楽しくなっているという状況をつくるようにしています」

A:門間さん「以前は名山町でやっていることを全てSNSで発信していました。でも、地元の人にはそれでは広まらない。回覧板など、地元の人たちが慣れ親しんでいる情報の届け方があるなと思っています。情報や想いを届けたい人に寄り添った方法を選ぶようにしています。」
Q:「甑島の取り組みをしているヤマシタさんにとって、鹿児島市の役割とは?」

A:ヤマシタさん「鹿児島市は多様な価値を受け入れてくれる大きな受け皿。離島や中山間地域とは全く違う役割を担っていながら、全てとつながっているまちです。だから離島を拠点としていながらも鹿児島市で事業をやることの意味はとても大きいと思っています」
Q:「若い世代に向けて、動画コンテンツはどうですか?鹿児島市の魅力を発信してほしい。僕も手伝えそうです!」

A:門間さん「私が名山町に心惹かれた理由の一つに、とある居酒屋を切り盛りしているおばあちゃんの存在があります。動画の画面におばあちゃんと若者のコミュニケーションの様子が出ていると、リアルな名山の温かさ・面白さが伝わりそう!手伝えそうって言っていただける声がとても嬉しいです。」
※昨年度開催した鹿児島市民対象のプログラムPLAY CITY! DAYSでは、鹿児島市内の今を発信する動画を作成しました。ぜひご覧ください。
令和元年度PLAY CITY! DAYSについてはこちらをご覧ください。
鹿児島市HP.令和元年度PLAY CITY! DAYS

参加者の声

事後アンケートから寄せられた感想を一部抜粋してご紹介します。

ヤマシタさん、門間さんのお話を伺って、紹介してくださった場所に実際に足を運んでみたくなりました。
今後、コロナ禍によりオンラインでの合理化が進んでいきそうですが、それでもなおオンラインではなく、実際に行ってみたい、会ったみたいと思わせるほどの魅力を発信できるかどうかがまちづくりの要になるように思います。
それぞれのまちで、自分の好きなことや、いいと思うことを続けることで結果的にまちが賑やかになっているところがお二人ともとても素敵だと思いました。
やっぱり、鹿児島ってとても素敵です。
そして、かごしまにまた関わるきっかけになるようなイベントをありがとうございます。あらためて、かごしまが好きだなあ、やっぱり関わっていきたいなあと思える素敵なイベントでした。
いつも一人で考えていた「鹿児島を愛する」ことについて、ヤマシタさんや門間さん、スタッフや鹿児島市の皆さん、他の参加者の皆さん、一人一人の想いを2時間のなかで凝縮して聞くことができたのがとても有意義でした。聞きたかった質問にも丁寧に答えていただき、深い話もできて最高に楽しめました!

次回以降のご案内

8/4(火)20時半〜、8/21(金)20時半〜の回で参加申し込みを受け付けています。

Kagoshima Lovers Meetup vol.2
8月4日(火) 20:30〜22:30@ZOOM
テーマ「まちの魅力を掘り起こす」

(テーマ概要)
毎日見る当たり前の風景。そこにはたくさんの地域の魅力が隠れている。「まちの魅力をどうやって発掘する?」その観点から鹿児島市を考えます。

(ゲスト)
◆指出 一正 氏
『ソトコト』編集長。様々なローカルメディアの編集や講座講師など、エリアを問わず地域のプロジェクトに多く携わる 。著書に『ぼくらは地方で幸せを見つける』(ポプラ新書)。

◆白水 梨恵 氏
鹿児島市出身。大学進学を機に県外へ出て2013年にUターン。県内各地の地域づくりに関わりながら、中山間地域で空き家再生とカフェの開業準備中。

タイムスケジュール・申し込み方法は下記の詳細ページをご覧ください。

※申し込み期限:7月30日(木)23:59
※参加定員について
お申し込みは先着順です。
鹿児島出身の方:8名
主に首都圏在住で鹿児島以外出身の方:8名
7月31日(金)に参加可否のご連絡をさせていただきます。

※基本的には首都圏在住の方が対象ですが、その他地域にお住いで参加を希望される場合は一度ご相談ください。


Kagoshima Lovers Meetup vol.3
8月21日(金) 20:30〜22:30@ZOOM
テーマ「鹿児島って結局どうすごいの?」

(テーマ概要)たくさんの魅力を持つ鹿児島市。実際に関わりを持つ中で「これだから鹿児島はたまらない」と感じることは?

(ゲスト概要)
◆冨永 咲 氏
鹿児島市出身。焼酎のPR活動の他、株式会社ベンチャー広報のコミュニティマネージャーや九州のまちづくり事業に関わっている。

◆たかはし くうが 氏
鹿児島市出身・在住。県外の大学を卒業後、鹿児島市へUターン。地元企業と学生の接点作り、対話プログラム等を運営するチーム はたおり代表。

タイムスケジュール・申し込み方法は下記の詳細ページをご覧ください。

※申し込み期限:8月16日(日)23:59
※参加定員について
お申し込みは先着順です。
鹿児島出身の方:8名
主に首都圏在住で鹿児島以外出身の方:8名
8月17日(月)午後に参加可否のご連絡をさせていただきます。

※基本的には首都圏在住の方が対象ですが、その他地域にお住いで参加を希望される場合は一度ご相談ください。

首都圏からオンラインで鹿児島市にかかわる。一歩踏み出すためのプログラムKagoshima Lovers Academy参加申し込み受付中!

「鹿児島市と実際に関わる方法を探したい」「もっと鹿児島市の今の様子を知り、行動したい」そのような方へおすすめのプログラムがKagoshima Lovers Academy(かごしまラバーズアカデミー)。

9月からの4ヶ月間、計5回のオンライン講座を通して、今の自分を振り返り、自分にあった鹿児島市との関わり方を探ります。
期間中は鹿児島市に精通した講師やアドバイザー・メンター・スタッフが、連携先の紹介や情報提供など、一人ひとりに合わせたサポートを行います。

上記でご案内した8/4(火)、8/21(金)のKagoshima Lovers Meetupでは、こちらのAcademyの説明も行いますので、関心のある方はぜひご参加ください!

Kagoshima Lovers Academyの詳細はこちら。

お問い合わせ先

ご質問・ご要望は下記へお問い合わせください。

Kagoshima Lovers Project運営事務局
(一般社団法人鹿児島天文館総合研究所Ten-Lab内)
TEL: 080-2785-4563
E-mail: info@ten-lab.org
営業時間:月~金(9:00~18:00)
主催:鹿児島市
運営:一般社団法人鹿児島天文館総合研究所Ten-Lab

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桜島を連想させる”マグマ“というフレーズは、鹿児島市のまちや人が持つ”熱量”を表しています。
「あなたとわくわく マグマシティ」は、鹿児島市民(赤い糸)と市外の人々(青い糸)が交流する中で、思いを合わせ、わくわくする未来を紡いでいこうという願いを込めた鹿児島市のブランドメッセージです。

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