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【開催レポート】PLAY CITY! DAYS -DAY2- 「動画の企画を発表!」

こんにちは!
PLAY CITY! DAYS 運営事務局です!

9月12日(土)に行われたDAY2への参加人数は90名。スタッフも入れて総勢110名以上がオンラインで一堂に会しました。

DAY1からの3週間、まちに飛び出したり、作戦会議を繰り返したりしながら考えた動画づくりの企画の発表と、動画づくりのオンラインレクチャーを行ったDAY2の様子をご紹介します!

▼過去の開催レポートはこちらから
DAY0:-DAY0-「顔合わせもオンライン!」
DAY1: -DAY1- 「120名がオンラインで集合!」

まちに飛び出したメンバーの皆さんと再会

DAY1以降、参加者は各チームに分かれてオンラインで作戦会議やまちあるきをしながら、お互いを知り合い、まちに触れてきました。

DAY0から数えるとオンラインで繋ぐのは今回で3回目。受付も参加者の接続もかなりスムーズに進み、13:00から始まりました。

PLAY CITY! DAYSとは?
「楽しむ」ことを大切に、まちや人とつながっていく4ヶ月間です。まちと人の想いに触れ、語り合い、自分ごとにしていくと、まちをもっと好きになるはず。今回は、鹿児島市内の10の拠点に分かれ、まちとの関わり合いを探しながら、小さな一歩を踏み出すことを目指しています。

今回も投票機能を使ってアイスブレイク!

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「鹿児島市の好きなイベントは?」に対する回答がこちら。
1位はサマーナイト/ウィンターナイト大花火大会PLAY CITY! DAYS!(ちゃんと投票されて事務局一同ほっとしました笑)

騎射場のきさき市や、バカンスでのイベントが好き!という人が一定数いるのはPLAY CITY! DAYSならではかもしれません^^

上記以外にも、ジャズフェスティバル肉月灯ナポリ祭という声も上がってきました。

熱量とレベルが高い!動画企画の発表会!

DAY2最初のコンテンツは各チームが3週間考えてきた動画づくり企画のプレゼン。1チーム1分、自由形式で全20チームにプレゼンしてもらいました!

最初の栄門チームから始まり、最後の天文館Bチームまで、本当にレベルが高い...!
しっかりと考えられたターゲットに、まちを歩き、調べることで見えてきたアイデアやメッセージ。そしてそれらを一言で伝えるキャッチコピー。どのチームも最高のプレゼンでした...!!!(チャットも大盛り上がり!)

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△上町チームの発表の様子

全てのプレゼン終了後は、各チームに分かれて他チームの発表を見た感想や、この3週間の手応えや今感じていることなどを共有してもらいました。3週間という短い期間で企画から発表まで、本当にお疲れ様でした!!!

いよいよ動画づくりの実践へ!大事なポイントは準備を怠らないこと。

前回、動画をつくる上で抑えておきたいポイントは企画をしっかりと行うことだと講師の山下さんは伝えてくださいました。

DAY2以降、実際に撮影と編集が始まりますが、その中で大事なポイントをレクチャーして頂きました!

ヤマディさん

講師はクリエイティブディレクターの山下 彰太さん。
1986年12月13日鹿児島県桜島生まれ。33歳二児の父親。
職業はクリエイティブディレクター等。
岡山県立大学デザイン学部に進学。卒業後は関西の広告代理店にて、CMプランナー、クリエイティブディレクターとして観光プロモーションを中心に広告現場の業務に従事。
2018年夏に桜島へUターン。現職は「豆ん茶家商店」を立ち上げ、地域の課題解決をミッションに活動中。また、㈱ecommit(薩摩川内市本社、資源循環の地方ベンチャー企業)のブランド戦略部のマネージャーとして、企業のブランディングや人材育成・採用業務を担当中。

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大事なポイントの1つ目はコンテをつくること。

絵コンテ字コンテ、もう一歩進んでビデオコンテまで、自分たちのイメージを言葉や絵、簡単な動画にすることでチーム全員でイメージを共有できます。言葉や想像だけだと、どうしてもお互いのイメージにギャップが生まれてしまい、時間が足りなくなる可能性があるので、イメージを共有しておくと、チーム内の連携がしやすくなります!

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大事なポイントの2つ目は撮影クルーをつくる(役割分担をする)こと。

カメラマンや演者、アシスタントに編集など、たくさんの役割がありますが、DAY3までは2週間...!スケジュール的に厳しかったり、得意不得意などもあると思います。機械に強い人や、やってみたい人がカメラマンと編集者を両方やるなど、あくまでも役割は参考に、皆さんが無理ない範囲で分担して頂ければ嬉しいです。

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大事なポイント3つ目はロケハンを行うこと。
山下さんは「ロケハンが撮影成功の決め手!」と言います。

<ロケハンで確認すべきポイント>
①風景・背景
②光
③撮影許可
④必要な演者
⑤必要な道具
⑥撮影のリスク

風景や背景、時間帯や周りの建物によって、光の角度や量が変わります。撮影の際はこの“光”が大事。街灯などで明るく見えていても、カメラ越しだと真っ暗、ということもよくあります。目だけではく、しっかりとカメラにどう映るかを確認しましょう

また、その場所の撮影に許可がいるかどうか、(詳細は後ほど詳しく説明します。)必要な演者は何名くらいか、必要な動画は何か、ここで撮影するにあたってのリスクは何か、実際に足を運ぶことで得られる情報はたくさんあります。撮影本番前に必ずロケハンを行って、試し撮りをしましょう!

ここまでは撮影までの準備の話でした。

実際に撮影する時は以下のポイントに気を付けましょう!

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ヨコタテを揃える大切さや、手ブレしないためのテクニックはこちらの動画でも説明しています!(昨年度のPLAY CITY! DAYSで説明用に撮った動画です。)

素材は出来る限りたくさん撮りましょう!
編集中に「しっかりと撮れていないから追加で撮影に行かないと....!」とならないよう、たくさん撮影しておくことで、編集する人も楽になります。撮影クルーで協力してたくさん撮りましょう。

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撮影を終えるといよいよ編集です。
編集ではPCのソフトを使用するチームもあるかと思いまが、PLAY CITY! DAYSおすすめはInShot! 

<ダウンロードはこちらから>
App Storeの方はこちら
Google Storeの方はこちら

編集のステップは大きく8つ。このステップはパソコンでも、InShotでも変わリません。

<編集のステップ>
STEP1:撮った映像からOKカットを選ぶ。
STEP2:必要な部分を「トリミング」して順番に並べる。
STEP3:BGMを仮でのせてみる。
STEP4:音楽に合わせて「トリミング」を調整。
STEP5:文字を入れる。
STEP6:明るさや色味「フィルタ」を調整。
STEP7:「ナレーション」を入れる。
STEP8:完成!

InShotに関しては、YouTubeやネットに使い方の動画がたくさん出ているので、そちらもご参照ください。
ちなみに、ヤマディさんおすすめのYouTubeアカウントはこちら
ヤマディさんの説明は限定公開でYouTubeにアップしているので、PLAY CITY! DAYSメンバーの方はお楽しみに!

ここで、レクチャーに関する質疑応答を共有します。

Q:動画データのやり取りは何がいいですか?

A:LINEだとどうしても画質が落ちてしまうので、iPhoneの人はAirDropがおすすめパソコンが手元にあればギガファイル便などは画質を保ったまま共有できます。
Q:PC向け、編集初心者向けの動画編集ソフトはありますか?(無料・有料買取・サブスク問わず、できれば無料か買取で)

A:パソコンに標準でついているソフトはこちら。
(Windows)標準ソフト『Windowsフォト』
所感:標準なのでできることは少ないですが最低限のことはできます。初心者にもわかりやすいインターフェイス。

(Mac)標準ソフト『iMovie』
所感:Mac・iPhoneユーザーなら、iMovieで編集すると、細かい作業もパソコンの画面で楽にできる!Apple純正ソフトに、有料のFinal Cut Proというソフトもありますが、iMovieで十分できます。

また、有料ソフトで山下さんのおすすめはこちら。
Adobe Premiere(月額2480円(税別))
所感:なんだかんだで、長い目で見ても買い切りより安い。使いやすさ、極めやすさ考えたら、Premiereがオススメです。初月無料をうまく使ってもいいし、学生ならアカデミックパッケージで、半額以下で使用できます。

InShot以外の山下さんのおすすめソフトはこちら。
Adobe Premiere Rush

ただ、InShotもかなりアップグレードしています。おすすめの環境は、カメラ性能の良いスマホ(iPhoneX)で撮影して、iPadにAirdropで移すか、iCloudで同期させて、タブレットの大きな画面で編集作業することです。

パソコンで編集作業をする場合、性能の良いパソコンでないと、動きが悪くなって、せっかくできたのにコマ落ち(カクカクした映像)やバグやノイズが出てしまい、納品できないというケースもありますので、ご注意を...!
Q:最初にインパクトをもたせる工夫は?

A:
0秒目の意識
が大事です。最初のカットに、文字や映像を入れておくとインパクトが出ます。また、最初に結論を述べる【結・起承転結】流れもインパクトは残ります。
Q:BGMと動画をうまく組み合わせるコツはありますか?

A:
音楽のみのBGMなどでも、サビなどの一番盛り上がるポイントで、一番見せたい映像がくるように編集すると良いです。
Q:動画を撮る際の、アングルとかで注意することはありますか??

A:見せたいものによって変わります。例えば人だと【顔のみ・胸から上・全身】などのアングルがありますが、用途によって変わります。食レポは胸から上部分、景色を映すときは全身など。絵コンテの段階で相談OKです!
Q:動画は何分でまとめたらいいですか?


A:PLAY CITY! DAYSで制作する動画は1分以内でお願いします。また、人に見せたい動画は、15〜30秒が一番見てもらえます。
Q:【重要】許可を取らなくてOKと、必ず許可の確認がいる線引きはありますか?

A:自分の家などはOKですが、パブリックな場所はグレーです。企業の名前や、所有者が分かるようなロゴなどが映るのはNGです。許可を取れば基本的にはOKです。ロゴが分かるTシャツなどに関しては、そこまで気にしなくてもいいですが、キャラクターがはっきり見えるものなどは避けておくと良いです。
また、公園や道で人の動きを止めたり、撮影のために場所を譲ってもらう場合は許可が必要になります。木の下だけだったり、公園の隅っこなどで行う分にはOKです。
トラブルを防ぐためにも、許可を取る対象がはっきりしている場合は事前に取ることをおすすめします。誰の許可が必要か分からない、という場合は映ったものにモザイクをかけることもできますが、まずは映り込まないように撮影することが大事です。
Q:今回制作した動画はSNSやYouTubeなどにあげるんでしょうか?


A:DAY3までに制作してもらった動画は、以下の流れで公開していきます。
⑴ 9月25日 22:00までに事務局へ提出
⑵ 事務局がPLAY CITY! DAYS のYouTubeチャンネルに限定公開→皆さんにシェア(DAY3が始まる前の午前中などで、ぜひご覧ください!)
⑶ DAY3後に市とテンラボで確認をし、問題がなければ一般公開!
*内容によっては、一部修正をお願いする場合があります。

一般公開後は、公式アカウントでも投稿しますが、ぜひ、皆さん個人のアカウントでも可能な範囲で発信をお願いします!

ここまで大事なポイントを抑えてきましたが、、、

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と、山下さんも仰っています!
あくまでもここでみなさんが学んだことは一つのやり方としてインプットして頂ければ嬉しいです。

権利関係や許可関係など、気をつけるべきポイントには気を付けながら、撮りたいものを撮影して、自由につないでいきましょう!

動画の取り扱いはケースバイケース!いつでも事務局へご相談を!

今回皆さんに制作して頂いた動画は、外部に公開したいと思っています。堂々と公開できるよう、許可を取ることなど、忘れずにお願いします。

市の施設などで撮影したい!という場合もあるかと思います。その際は、広報戦略室の皆さんが担当部署に掛け合ってくれますので、遠慮なくサポーター・事務局までご連絡ください。

また権利関係などで、判断が難しい場合も遠慮なくご相談ください!
動画の取り扱いや、撮影のコツなどはDAY2終了後にお渡しした資料にも詳しく載っていますので、そちらも合わせてご確認頂けると嬉しいです。

動画チームでこれからの作戦会議!

レクチャー後は早速動画チームに分かれて今後の作戦会議を行いました。
2週間のスケジュールや、役割分担など、20分間でしたが充実した話ができました。

なんとDAY2終了後に懇親会を開いたり、絵コンテを描き始めるチームも!
翌日は各まちに集まってまちあるきや撮影をしているチームも多く、そういった動きを「#playかごしま」のTwitterで知ることができてとても嬉しいです^^
2週間後に完成する動画が今から楽しみです....!

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△DAY2終了後にオンラインで作戦会議を行う栄門チーム

参加者の声をご紹介

・他のチームがめちゃくちゃ楽しそうなので、他のまちをplayするのも楽しみ!!
・一番目の発表で不安も感じましたが、好評をいただき嬉しかったです。いよいよ動画制作なので、チームで良いものを作っていきたい。
・それぞれのグループの発表で、鹿児島市の各まちの潜在的な魅力がより掘り起こされてきているように感じられてよかった。
・鹿児島のことが大好きな人達のアツイプレゼンを聴いて、さらに鹿児島が大好きになりました。
・皆さんの熱量がとても大きく、刺激を受けました。動画撮影→編集は初めてなので、わくわくしています!
・皆さんが楽しんでるのが伝わって刺激を受けました。

次回予告!〜DAY3のお知らせ〜

DAY3は9月26日(土) 13:00〜17:00で行います!

DAY3までに、各チーム1分以内の動画を制作
9月25日(金) 22:00までに提出をお願いします!

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PLAY CITY! DAYSの公式SNSはこちら!
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#playかごしま #マグマシティ
を付けて投稿してください^^
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お問い合わせ

ご質問・ご要望は下記へお問い合わせください。

PLAY CITY! DAYS 運営事務局
(一般社団法人鹿児島天文館総合研究所Ten-Lab内)
TEL: 080-2785-4563
E-mail: info@ten-lab.com

営業時間:月~金(9:00~18:00)
主催:鹿児島市
運営:一般社団法人鹿児島天文館総合研究所Ten-Lab※「PLAY CITY! DAYS(プレイ シティ デイズ)」は鹿児島市の主催事業です。鹿児島市より委託を受け、一般社団法人鹿児島天文館総合研究所Ten-Labが運営しています。

マグマシティ 鹿児島市

桜島を連想させる”マグマ“というフレーズは、鹿児島市のまちや人が持つ”熱量”を表しています。
「あなたとわくわく マグマシティ」は、鹿児島市民(赤い糸)と市外の人々(青い糸)が交流する中で、思いを合わせ、わくわくする未来を紡いでいこうという願いを込めた鹿児島市のブランドメッセージです。

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