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認知症と流行病

新年早々に義父が流行り病にかかった
もう流行ってもないかな、流行に疎い義父で
助かりますね。

デイサービスから帰宅後夕食を終えた20時すぎ
いつもと様子が違うので義母が熱を測ると
38度の後半だったそうで、慌てて救急病院に
連れて行ったら当直医がいないからと門前払いを
されたと途方に暮れた電話がかかってきた。

最初の病院から受け入れ可能な病院を紹介して
もらいそちらで検査を受けて結果が出たのが
22時すぎCTなど撮り大事をとって入院を
勧められたけど義母の判断で帰宅させたそうだ。

翌日の晩方義母から電話が入る、いつもの
「お父さんがぁ!」という泣きの電話である。
安静にしていてというのに服を着て家の中を
ウロウロと歩き回っているのとかなんとか

そりゃあ、義父だって生きているのだから
一つの場所にじっとはしていないでしょうに
裸で外をウロウロしていたら問題だけど
何に困っているのかいまいちわからない
手に負えないのならなぜ処置入院を断ったのか
聡明な方は想像がつくと思うがこの翌日に
義母はしっかり発症し高熱を出してダウン
してしまった。

私はその日所用で外出していたのですが
朝っぱらから、動けない助けてとヘルプ電話
動けないなら救急車を呼びますねと言うと
そこまでじゃないと言う。動けないのに?

とどのつまり、冷蔵庫に何も入っていない
食べる物を買ってドアノブにかけて帰れ
金はお前が払っとけということらしい。
あの腐臭漂ういつでもぱんぱんな冷蔵庫が
空っぽってほんまかいな

車で往復3時間かかる私をUber Eatsのように
気軽に呼ばれても困るのだけどまぁしかたない
用事を早々に切り上げて適当に見繕って
言われたとおりにドアノブにかけて帰宅した。

しばらくして義母から電話が入る
感謝の言葉とかは別に期待していなかったが
買ったもののレシートが入っていないとかいう
お叱りの電話だった笑
一銭五厘も払ってないのにレシートなんか
いらないでしょうに、どうせこんな安いもの
買ってきてとか言いたいだけ

義父は熱も下がって、義母もこのように
元気そうなのでほったらかして大丈夫そうかな
私はあまり普通とか一般的とかいう言葉は
好きな表現ではないのですが、周りの知人の
ご両親は子供に迷惑をかけまいと認知に
なったらどうしてほしいとか色々取り決めて
自分たちで生活できるように努力されている。

自分たちだけで生活できないのであれば
ちょっと考えなければいけない時が来たかな
「仮にも親よ!」と事あるごとに義母は言うが
お客様は神様と同じで、本人が言うべきような
セリフではないことに気がついてほしい
何人かいる子供夫婦が皆寄り付かないのは
敬ってもらえないような態度を取り続けてきた
賜物なのだからもうすこし大人しくしてほしい

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