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ホワイトデーとトンカツ

バレンタインとホワイトデー、チョコとマシュマロ。そんなやりとりも夫婦を始めて3年、交際期間含めれば12年。贈り物は32往復。さすがに新鮮味はなくなりました。

特に前者、最近は恋人たちの一大イベントというより「うまいチョコレート見本市」みたいになってるので、友達と百貨店冷やかす方が楽しくなってたり、ついには夫も連れて試食して買うものを決めたりして、さらには夫に買ったチョコふつうに自分もつついたり、もう儀礼としてはグズグズだけど、年々ラクになってます。今年はca ca oの生チョコでした。

そして迎えたホワイトデー。当日になっても夫から何もアクションがなかったのでした。かたや私はソシャゲのホワイトデーイベントを爆走してたのでもちろん気がついていた。ソシャゲ、四季折々の行事をだいたい織り込んでくるので、現実世界よりイベントに聡い。

14日の夜中、「すわ、ついに忘却か?」とつい不安になり帰宅直後の夫を突撃取材したところ、「仕事の関係で気の利いたものが買えないから後日にしようかな」と思っていたそうな。

惰性になってるイベントでも、やっぱり無いと不安になってしまうものですね。あと、以心伝心はあまり効果を発揮しないので、都度思うことは言わないといけないな、とも。

そんなこんなで行き着いたのがトンカツでした。直前まで、夫氏は前から気になっていたという広尾の某有名レストランだ、銀座のあの店だと空き状況を調べてたのに、たまたま通りかかったトンカツ屋さんに一目惚れして、多少もじもじしながらも「ここでいい?」と。

いちかつ

トンカツ、基本男性向けの景気のいい盛りでお腹はちきれそうになったけど、ロースカツ定食690円と格安で、それなのに丁寧に揚げられていて肉厚でとても美味しかったです。もうお菓子ですらないけど、何かのキャッチボールができてればそれでいいのかなと思うのでした。

#日記 #アラサー

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