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「禁煙の方法」完全に理解した

タイトル通り、禁煙の方法を完全に理解しましたので共有します。

⚠️注意 この方法を実践したことによって生じた一切の責任を負いかねます。あくまでも自己責任でお願いします。

Step 0. 自己観察

このステップは、最も重要なステップである「Step 1. 環境再構築」に向けた準備となるステップです。

いつ(どんなトリガーで)、どこで、誰とタバコを吸うのか」自分自身の行動を観察します。

私の場合は、

・朝(起き抜け)、家のベランダで、ひとりで吸う
・朝(家を出た後)、最寄りのコンビニで、ひとりで吸う
・朝(出勤前)、会社最寄りの喫煙所で、ひとりで吸う
・昼食後、会社最寄りの喫煙所で、同僚と吸う
・仕事がひと段落する度に、会社最寄りの喫煙所で、同僚と吸う
・帰宅前に、会社最寄りの喫煙所で、ひとりで吸う
・帰宅中、最寄りのコンビニで、ひとりで吸う
・飲んだ時、家のベランダで、ひとりで吸う
・夕食後、家のベランダで、ひとりで吸う
・洗濯物などをした後、家のベランダで、ひとりで吸う
・友人と通話中、家のベランダで、友人と吸う
・寝る前、家のベランダで、ひとりで吸う

こんな感じです。今思うとゾッとするほど吸っていますね。各タイミングで数本吸うこともありますから、1日1箱くらいは余裕で吸っていたと思います。

Step 1. 環境再構築

このステップが最も重要で、最も難しいです。
上記の「禁煙タイミングリスト」に当てはまらないように身の周りの環境を整えていかなければ、また吸ってしまうことになります
実際このステップに気づかず、今まで何回も禁煙できずにいました。

具体的には、「いつ(どんなトリガーで)」、「どこで」、「誰と」を少しずつ消していきます。
ただ、例えば、「仕事がひと段落する度に」など消すことができない項目もありますので、最低でも「いつ(どんなトリガーで)」、「どこで」、「誰と」の組み合わせが「禁煙タイミングリスト」に当てはまらないようにしていきます。

そしてこのステップでは、家の人や会社の人の協力が必須です。「吸わない」と宣言するか、お願いします。
もし協力してもらえず、環境を再構築できないのであれば、禁煙はほぼ無理でしょう。

私の場合は、

・まず妻に「禁煙しますから協力お願いします。」と依頼した。
・家のベランダの灰皿をなくした。
・最寄りのコンビニを通らずに歩く。
・会社最寄りの喫煙所を通らない道を通る。
・同僚や友人に禁煙宣言をする。

もちろんこの時点でタバコとライターは全て捨てています。

Step 2. ニコチンOnly

このステップでは、ニコチンのみを許可して、体を「吸わない」ことに順応させます。何度もいいますが、「Step 1. 環境再構築」ができて初めてこのステップが活きてきます

私が挑戦した「ニコチンOnly」の方法は3種類あります。

・「電子タバコ(ニコチンあり)」
・「ニコレット」
・「ニコチネルパッチ」

経験上、禁煙を目指すなら「電子タバコ(ニコチンあり)」は最悪の選択肢です。このステップでは、ニコチンは許可しますが「吸う」ことは許可しません。なぜなら「吸う」という行為も新たな「Step 1. 環境再構築」で排除した「トリガー」になり得るからです。

また、個人的に「ニコレット」も体に合いませんでした。放っておくとたくさん噛んでしまうし、その後喉がすごく痛くなるのです。

私の場合、最終的に「ニコチネルパッチ」で禁煙することができました。体に貼っておくだけなので楽です。
このニコチネルパッチには段階(ニコチンの含有量)がありますので、ドラッグストアの薬剤師さんと相談の上ご購入ください。

Step 3. ニコチンバイバイ

このステップでは、「Step 2. ニコチンOnly」で許可していたニコチンを抜いて「禁煙」を完成させます。

ニコレットを噛んでいる人はニコレットをやめ、ニコチネルを体に貼っている人はニコチネルをやめるだけです。

ただ、そう簡単にはいきません
この段階でも「吸いたくて、吸いたくてしょうがない」のです。

しかしここで、あることに気がつきます。

「吸う」という行為は「Step 2. ニコチンOnly」でやめることができたんじゃないのか?
ここまで来て「吸いたい」と思っているということは、「ニコチン」に依存しているのではなく、「吸う」という行為に依存しているのだ。

そうなのです。ここに来て、「Step 2. ニコチンOnly」に戻る必要があることに気がつきました。

こんな感じで、各ステップは状況に応じて行ったり来たりしながら進みます。(すんなりとはいかないものです。)

ちなみに私は、「Step 2. ニコチンOnly」に戻って何をしたかというと、

「吸う」という行為に代替する行為を探した

のです。最終的には、「コーヒーを飲む」ことで「吸う」ことから解放されました。

おわりに

喫煙とカフェは似ています。
カフェに行くのは、コーヒー(カフェイン)を飲みたいという理由だけではありません。その空間を味わったりリラックスしたい欲求も少なからずあります。

喫煙もそうです。
タバコ(ニコチン)を吸いたいことと、その空間を味わいたい、リラックスしたいという欲求が同時に存在します。

そして、その空間を味わったりリラックスしたりする要求はニコチンと同じくらい強い欲求なのです。(本当にコーヒーだけが欲しいならカフェに行く必要はない)
だからいきなりニコチンOnlyの状態に持っていっても環境が整っていないとまた空間を求めてしまうのです。

ちなみに私は現在「Step 3. ニコチンバイバイ」にいます。タバコを吸いたいとは全く思いませんが、残念ながらこの期間には終わりがありません。(どれくらいの期間禁煙していてもまた喫煙を再開すれば禁煙成功したとは言えない。)
ただ、今吸いたいと思ってもまた「Step 2. ニコチンOnly」に戻る、あるいはさらに前の「Step 1. 環境再構築」に戻って見直せば良いんです。そのくらい気軽な気持ちでやるのも秘訣です。

皆さんも素敵な禁煙ライフを!

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