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新型コロナウィルスが今後の人類にもたらしていくもの〜人が想像できることは必ず人が実現できる〜

※本記事は新型コロナウィルスや未来の技術に関する僕自身の個人的な見解が記されています。参考程度にお読みいただけますと幸いです。

コロナ によって叶えられたもの

銭湯で湯船に浸かりながら、新型コロナウィルス(以下コロナ)について向き合っていました。
(僕の家にはお風呂がありません。)

かなり多岐にわたる気づきや分析、今後の社会の予想ができたのだけど、ここで言語化しておきたいのは、

”技術や夢が加速する”

ということ。

現時点でも、

通勤ラッシュが減ったり、
 
テレワークがたくさんの企業で導入されたり。
(しかも導入前と業績がほとんど変わらなかったという話も)

ここで、とあるCMの映像を観て欲しい。

気付いただろうか。

ラッシュのない都心

この想像が、コロナによって叶っているということを。

今まで人間が、「そうなったらいいなぁ」と想像するだけで実現できなかったこと。
それを小さな小さなウィルスが”不本意ながらも”叶えてしまったんだ。

コロナと共存していくという未来〜ウィズコロナ〜

ホリエモンがYouTubeチャンネルでウィルスの専門家に質問する動画を観た。
コロナについての基本的な知識から、今後の医療面でのアプローチやコロナとの向き合い方まで、とても学びになった。
とてもオススメなのでぜひ観て欲しい。

ここで語りたいのは、後編の5分ごろからの質問から見える未来について。

ここで語られている政府が取っている対策を簡単にまとめると、

死亡率を下げるため、感染者のピークの山を下げつつ、流行を遅らせることで日本の医療のキャパシティで対応できるように持っていくことで感染者を救っていく。

ということ。
そして、

今回のコロナは完全な終息、根絶というシナリオではなく、以前流行った新型インフルエンザのように、ワクチンが普及したり、社会が受容できる体制が整うことで収まっていく、終息していく流れになる可能性が高い。

と語っている。

つまり、僕たちの未来はコロナと共存する未来になる可能性が高いということ。

最近アフターコロナ(コロナが終息した社会)という言葉を最近目にしたのだけど、この気づきから僕自身はウィズコロナ(コロナと共存する社会)という方がしっくり来るなと感じた。

コロナと共存する社会とはどんな社会なのか、僕は技術の発展という視点から想像を繰り広げてみた。

コロナによって技術や夢が加速する

想像を繰り広げた結果、冒頭の”ラッシュのない都心”のように、コロナの登場によって今後も(不本意ながら)叶えらていくもの、実現が加速するものが多いと感じた。

今年開催されるはずだったオリンピックが来年に延期になり、それに合わせて急ピッチで準備されてきた5G(次世代のモバイル通信技術)が世の中に先立って登場することとなった。

※追記
5Gによる健康への被害が懸念されているという情報もあります。
以下についてはあくまで参考程度にお読みいただければと思います。

そんな5Gの登場は、以下のような可能性を秘めている。

①VR(拡張現実)によってリアルとネットの境界がなくなっていく
例えばスポーツやライブなどのエンターテインメントの場に実際に足を運ばなくてもその場にいるような臨場感や現実ではできないような体験を楽しめるようになる。(例えば野球のピッチャーの視点で観戦できる、選ばれた観客がアーティストと同じステージに立って演奏できるなど)
また、会場は無観客でも選手やアーティストたちにもたくさんのお客さんが会場にいるように見えるし声援も聞こえる。
実際の会場の実際のキャパも関係なくなる。
エンターテイメント業が大打撃を受けている現状を考えると、これらの実現は加速すると考えられるし、SNSの次の時代の、仮想現実でのコミュニケーションの実現も加速すると考えられる。
また、冷え込んでいる経済にも、新しいビジネスやお金の流れが生まれてくる。

・自動運転の実現
UberEatsの配達員が入らなくなる(泣)
(僕の仕事はUberEatsの配達員)
これは冗談ではなくて、濃厚接触を避けたいという需要が生まれた以上、食糧など生きていくのに必要なものは人ではなく、技術が届けてくれる時代になっていくと考えられる。
渋滞や満員電車もさらに解消されていくと思うし、移動するのに接触を避けながら(プライベートを保ちながら)移動することもできるようにもなる。
買い占めや供給不足なども無くなっていくといいな。

・仮想現実での性的コミュニケーション
ここについては至って真面目に語りたいのだけど、性欲は人間にとって必要不可欠なもの。
でも、その行動は濃厚接触の最たる例だとも思う。
正直、このままだと出生率はさらに下がっていくと思うし、そこに対するアプローチはすごく重要な問題になってくると思う。
この先の未来では、リアルな性行為が命がけというか、恐れが付きまとう中でのものになるかもしれない。
だからこそ、性を純粋に楽しみたいという欲求もより生まれやすくなると思う。
その欲求を叶える先が、先ほどあげた仮想現実という場になるのではないか、という予想が生まれました。
ライブチャットを進化させたようなサービスも生まれてくるだろうし、遠隔で性的なコミュニケーションを実現させるための物理的なグッズにも需要が集まっていくと思う。
これについては人間的にあまり心地よいものはないけれど、コロナとの共存を考えたときに生まれてきてもおかしくはないなと思う。

人が想像できることは必ず人が実現できる

そして、コロナは僕らに大切なことを教えてくれている気がする。

僕らはできなかったんじゃない、やらなかったんだということ。

僕ら人間がずっと想像するばかりでできないと思っていたことを図らずも小さな小さなウィルスが実現してしまっているという事実。

今後、その流れはより顕著化していくような気がしている。

だから僕は、コロナは僕ら人間に大きな問いを与えてくれている気がしてならない。

「人が想像できることは必ず人が実現できるとしたら、君は何を叶えたい?」

って。

最後に

コロナという未曾有の存在に、正直僕自身も心を揺さぶられる日々を送っています。
何が正しいのか、日々をどう過ごしたらいいのか、この先、生きていけるのか。

この記事を書きながら、このまま投稿することに何度か迷いが浮かびました。
でも、それでも、自分は今の自分を生きたい。
小さな小さなウィルスにできて、僕たち人間にできないわけがない。
だから、伝えることを選びました。

この記事が皆さんにとっても、何かの気づきや良い方向に向かうきっかけになったら嬉しいです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

最後の最後に、RADWIMPSが「ウィルスの脅威と闘うすべての人に向けた曲」として発表した”Light The Light”という曲をシェアします。

日本語の歌詞はこちらからご覧になれます。

それでは。

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