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マリオがちょっとずつ現実に寄ってきている

ゲームライターマガジン、今月のトークテーマは2020年期待のゲーム。ぼちぼちみんな記事あげてるけど、何を挙げるかで個性が出て面白いですね。するめさんは当然メガテンだし、hororoさんは全然知らないゲームばっかり挙げてくるし……。

で、自分は何にしようかと思ったけど、まだ誰も挙げてないみたいだし、やっぱりこれしかないでしょう。

USJの「スーパーニンテンドーワールド」

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USJ「スーパーニンテンドーワールド」プレゼンをレポート マリオのブロックはたたくと案外柔らかい(ねとらぼ)


いやそれゲームか? って言われそうだけど、いやゲームでしょう。ゲームはもっと自由でいいんだ。香川の条例成立したらどうするんだろう。

とりあえず現時点では「マリオの世界を模したエリア内で、パワーアップバンドを装着してハテナブロックを叩いたりできる」くらいしかわかってないけど、任天堂ファンの自分としては、発表会冒頭で流れたミュージックビデオだけで号泣ですよ。もし見てない人は貼っておくから今見てください。


曲名の「WE ARE BORN TO PLAY」でもうぐっとくるし、土管を抜けた先に広がるマリオの世界や、ジャンプでハテナブロックを叩く・コインを取るといった“マリオアクション”をみんなホントにうれしそうに楽しんでいて、まだイメージ段階だけど「おれがやりたかったマリオはこれだ!」という感じで泣いちゃった。最後の方でスーパーマリオの地上BGMアレンジが入ってくるのもいいよね……。

僕はどうも「マリオが現実とリンクすると泣いてしまう」というスキルが常時発動しているようで、ここ数年のマリオにはちょいちょい泣かされてます。「スーパーニンテンドーワールド」はその集大成的アトラクションとして、オープンしたら絶対行きたい。ついでに大阪のサウナも巡りたい。

ここからはちょっと余談。

任天堂ファンならなんとなく気付いてると思いますが、ここ数年の任天堂は「マリオと現実の境界」をちょっとずつ薄めてきていたと思うんですよ。

マリオシリーズにおけるフィクションライン

マリオシリーズって、実はかなり慎重にフィクションライン(リアリティレベルと言った方がわかりやすいかも)をコントロールしてきたシリーズなんですよね。

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