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「価値とは。」


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では、本題。


ユヴァル・ノア・ハラリ著「ホモデウス 下」を読んだ。



現代の人類が辿るであろう未来を予測した下巻は、現代を支えている人間至上主義と、それに取って代わるデータ至上主義について書かれている。



簡単にまとめると、

人間至上主義は自由主義を生み出し、現代まで成功をつづけているけど、21世紀の科学によってその秩序の土台が崩壊しつつあるんだよね。


この土台が崩壊してしまうと、

・人間が完全に価値を失う

・アルゴリズムにすべて管理される

・生物学的カーストに分割される(今以上に格差が生まれる)


といった脅威にさらされる危険性があるんだ。


その結果、人間至上主義からデータ至上主義になる。


その世界で一番価値のあるものは「情報の流れ」だ。


だから今は地球上の頂点に立っているホモサピエンスも、たんなるデータ処理をする道具にすぎなくなる。


だけど希望がないわけではなく、

本当にホモサピエンスや生き物の生命は、データ処理にすぎないのか?


知識と意識はどちらの方が価値があるのか?


といった考える余地がまだあるから、この問いを真剣に検討・研究していく価値があるってこと。

(ほんと超簡単にまとめたから詳細は本を読んでね。笑)




この本を読んで、これからの時代は「価値」ってもの真剣に考えざるを得ない状況になるなと思った。


というのも、どんどん「価値」が変わっていくからだ。それも大きく。



産業革命が起きたとき、多くの人は機械化のせいで大量の失業者が出ることを恐れていた。(実際、機会をぶっ壊す人間も多くいた。)


でも、そこまでヒドイ事態にはならなかったんだよね。


たしかに昔ながらの職業は時代後れになったけど、その分新しい職業が誕生したし、機械よりも人間のほうがうまくこなせることが多かったからだ。

だけどこれは自然の摂理ではなく、今後もその状態が続くという保証はまったくない。


つまり産業革命期が大丈夫だからといって、現代も大丈夫と楽観的な予測をしていては危険なんだ。


というか、産業革命期と現代とでは「機械に仕事を奪われる」の意味合いが全く違う。



人間には、身体的なものと認知的なものという、二種類の基本的な能力がある。


身体的な能力の面でだけ機械が人間と競争しているかぎりは、人間のほうがうまくできる認知的な仕事が無数にあった。


だから産業革命期のように機械が純粋な肉体労働を引き継いだとしても、人間は認知的能力が必要な仕事に的を絞って新しい職業を生み出せた。


だけど現代のように、パターンを記憶したり分析したり認識したりする点でも機械が人間を凌いだら、何が起こるのか?


おそらく、新しい職業を生み出すことはかなり難しくなるよね。


つまり機械に仕事を奪われ、新しい職業も生み出されなくなるってこと。



そうなるとどうなるのか?


著者は、

二一世紀には、私たちは新しい巨大な非労働者階級の誕生を目の当たりにするかもしれない。
経済的価値や政治的価値、さらには芸術的価値さえ持たない人々、社会の繁栄と力と華々しさに何の貢献もしない人々だ。
この「無用者階級」は失業しているだけではない。雇用不能なのだ。


と言っていた。


そう、これからは失業しているだけではなく、雇用が不能な人間が出てくる可能性が大きいんだ。



そしてテクノロジーが途方もない豊かさをもたらせば、そうした人間はたとえまったく努力をしなくても、おそらく食べ物や支援を受けられるようになる。(いわゆるベーシックインカムね)

だけど、そうなった人間は何をやれば満足できるのか?


人は何かをする必要がある。することがないと頭がおかしくなるからね。


著者は、

薬物とコンピューターゲームというのが一つの答えかもしれない。
必要とされない人々は、3Dのバーチャルリアリティの世界でしだいに多くの時間を費やすようになるかもしれない。
その世界は外の単調な現実の世界よりもよほど刺激的で、そこでははるかに強い感情を持って物事にかかわれるだろう。


と言っていた。


とはいえ、そこに価値を感じない人はどうなるのか?


おそらく、結局頭がおかしくなってしまうだろう。


だから自分で「価値」とは何かを考えておくべきなんだよね。


考えるというか、「価値」を自分で創って決めておくべきだ。


たとえば「生きる価値」や、「それをやる価値」をね。


まとまりはないけど、とにかく現代は認知機能レベルで人間より機械が勝っているということ。


だから人間の価値、自分の価値を見直す必要があるんだ。



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鬼大吉
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「テキトーにフラつく。」がモットー。 2019年3月19日から2020年5月6日まで毎日1200文字以上note投稿継続。

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