年間(多分)250~400冊ぐらい漫画を読む人間が選ぶ2020年読んで良かった漫画

250~400冊はざっくりとした数値。2020年発売以外の漫画も含めているので注意

琥珀の夢で酔いましょう

お仕事食事ビール漫画もの。私はラガービールが得意ではないので普段は飲まないが読んでいるとビールが飲みたくなるのが不思議ですね。単純にお仕事ものとしても良く出来ており、掛け合いは面白い。

Shrink ~精神科医ヨワイ~

医療ものにしてはまだ珍しい精神科医に焦点を当てた作品。メンタルが落ちると人間どうなるかがよく分かる漫画。読んでいてねーよと思わないこともないが参考になる事も多い。

マイ・ブロークン・マリコ

Twitterで1話を読んで購入した記憶。初動が最高の出来だったので購入したが、満足できる出来だった。1話を見て気に入ったなら買って損はない。

すべての人類を破壊する。それらは再生できない

MTGを軸とした1990年代ノスタルジー恋愛物。作者の横田先生の背筋をピン!とを読んで面白かったので買ってみたがよく出来ている。当時の空気の再現がとても上手い。サクラ大戦・エヴァンゲリオン、ファイナルファンタジー7、ガンダムWなど何もかもが懐かしい・・・。MTGは分からなくてもわかるので1990年代のあの空気とノスタルジーを味わいたい人は買ってみると間違いない。

百姓貴族

お百姓さんすげえなと気持ちにさせる荒川弘の力量が凄まじい。あまり面白いエッセイ漫画を読んだことがなかったが流石の一言。荒川父のキャラが良すぎるんだよなぁ

ヴラド・ドラクラ

ヴラド・ドラクラというハルタらしい渋いチョイス。みんな知っているであろう吸血鬼のモチーフとなった串刺し公ことヴラド・ドラクラその人の物語。オスマン帝国とハンガリーに挟まれて複雑な地政学&権力争いが緻密に描かれている。歴史好きにはおすすめしたい。

チェンソーマン

もう説明不要なこのマンガがすごい2021年の1位。レゼ編が良すぎるので6巻まで読んでくれ。最新の9巻の展開も神がかっているのでそこまで読んで。

狼は眠らない

骨太異世界転生物。そこらへんの異世界転生ものとは違い都合の良い美少女だったり俺TUEEEEEEがなく、そこらへんが苦手な人でも読める。ファンタジーが好きだけどよくある異世界転生ものが苦手・飽き飽きしている人に特におすすめ。全3巻までという短さも良い。もっと読みたかったなぁ。

ダブル

生活が壊滅しているが演技力がすごいADHD系の役者と彼に惚れ込む男の物語。共依存関係がどう進んでいくのか。まだ3巻なので追いやすい。

宙に参る

2020年読んで良かったランキング上位。SF好きにたまんねえ作品。「機械やプログラミングに妙に長けている主婦・鵯(ひよどり)ソラは、病気で亡くなった夫の遺骨を義母に届けるため宇宙へと旅立った」というあらすじ。ロボット三原則やら夫の遠隔葬儀の描写がすごくSF感溢れていて堪んないですね。

BADON

前科者の男たちが煙草屋を経営していく物語。それだけだと何が面白いのかと思われるだろうが、クールかつダンディな男たちの再出発劇というだけで読む価値がある。イタリア映画のような雰囲気が最高ですね。

ささやくように恋を唄う

百合物。よくある恋愛漫画にある恋愛までの障壁がなくお互いが一目惚れ状態から始まる。絵の巧さと幸福感が尊くて良いですね。百合は良い文明。

ブルーピリオド

これも説明不要な気がする。スポ根的美術もの。読んでいると何かをやるエネルギーが湧いてくる。周りが天才と思えるような人ばかりで自分が一番駄目なように思えるところにすごく共感を覚えてしまうので毎巻楽しみにしている。6巻までで一区切りがつき今年発売された7巻から新章になる。死ぬほど努力して、努力して、努力して、ひたすらに努力をして上げて落とす展開がエグい。心折れる。それでも進んでいく姿が尊くて良い。アニメ化まだかなぁ。

シャドーハウス

ゴシック伝記物。奈須きのこが紹介しており信者として買わないわけにはいかないなと読み始めたが一気に読んでしまった。キャラの魅力も立っており、何より得体のしれない世界が徐々に広がっていくのが堪らない。アニメ化決定するのも納得の出来。

君のことが大大大大大好きな100人の彼女

恋愛作品には負けヒロインというものが存在する。ニセコイの小野寺、とらドラ!の川島。だからといって全員彼女にしたら良いじゃんという発想はおかしい(褒めてる。今のところ全員キャラが立っているのがすげえなと思う。

パリピ孔明

「五丈原の戦いで死期を迎えた名軍師・諸葛亮孔明は、若い肉体に戻り、現代日本へと転生した! 渋谷のパリピ達に誘われ、たどり着いたのはダンスミュージックが鳴り響くチャラめなクラブ。そこでシンガーを目指す月見英子と出逢い、孔明の二度目の人生が幕を開けた! 三国志時代、天下泰平のために生きた彼は、なんの為に生きるのか--!!」というあらすじ。名前で出落ち感あるんだけど、きちんと作品として成立しているどころかギャグ・シリアスの構成もちゃんとしており読み応えがある。主人公をプロデュースしてスターダムを上がっていく展開はアイドルマスターを彷彿とさせる。随所の挟まる三国志ネタも相まって三国志好きにもおすすめできる。

彼女ガチャ

お付き合いする彼女をガチャで回せたらという設定。タイトルで分かりづらいがラブコメではなく、どちらかといえばホラー?ミステリー?笑ゥせぇるすまん風味の作品。そこら編の作品が好きな人には特に良い。基本一話完結なので読みやすいのも○

JKハルは異世界で娼婦になった

異世界物なんだけど、異世界物のアンチテーゼになっている。異世界先の世界が男尊女卑で仕事が娼婦しかないというもの。確かに異世界して強力なスキルとか持っている方がおかしいといえばおかしい。男尊女卑で夢も希望もない残酷な世界でもたくましく生きていく姿がとても良い。異世界物を全く読んだ事がないよりも多少読んで飽き飽きしている人が読むとなお良いかも。もちろん初めての人にもおすすめできる出来。

呪術廻戦

今ジャンプで一番続きが気になる作品。東堂が堪らなく好き。NARUTOとBLEACHとHUNTER×HUNTERを足して3で割ったような作品でジャンプ漫画好きなら大いに楽しめる。結構批判も多く、ジャンプ作品の二次創作と呼ばれることもあるけど、個人的にはちゃんとそれらの作品をエッセンスにしてきちんと魅せているのでそうは思わない。2020秋からアニメも放映されていて、クオリティも折り紙付きなのでまずはそこから入って気に入ったのなら入ると良い。7話の領域展開はほんと神でした。

ワールドトリガー

好きな漫画の中でもTOP5に入る作品。この作品をリアタイしたいがために毎月ジャンプSQを買っている人も少なくはないと思う。人は利害や信念を持っており駆け引きをする事や、組織で我を通すためには実績を積み上げていくといった事がきちんと描かれている。語りたいところはいろいろあるんだけど、このぐらいにする。最新22巻の修のあの展開を見抜けた人はいないんじゃないかなと思うぐらい綺麗に騙されました。持たざるものがどう戦っていくのかというのがテーマなだけにあの展開を見るためだけに一気買いしても損は無い。

アスペル・カノジョ

そこらへんの生半可なメンヘラ物とは一線を画するガチな作品。ヤンデレが好きなんだよなと言っている人間をドン引きさせて現実を突きつけるような展開が多いので、それを理解して購入することをおすすめする。対人障害気味な主人公の元にアスペルガー症候群を持ち、そこから対人関係がうまく行かず様々なトラウマを持った女性が飛び込み一緒に生活していく物語。多分作者の親類に居たのではないかなと思わせるほどリアル。生きづらい事が多いこの世の中、共感できることもあるのではないでしょうか。メンタルヘルスに疾患を持ち数年前に自殺した友人の事を思い出しながら読んでいたが、こんな心境だったんだろうなと思えた。

東独にいた

ベルリンの壁が築かれ、資本主義と社会主義の真っ二つに分かれたドイツの社会主義側、東ドイツの物語。世界史好きな人には堪らない設定。あらすじだけ読んで試し読みもせず購入しましたが、文句なしの出来でした。幼女戦記や売国機関などカルロ・ゼン作品が好きな人には特におすすめ。

紛争でしたら八田まで

2020年読んで良かったランキング上位作品。フリーの地政学リスクコンサルタントが主人公。世界史が好きな人や地政学(BREXITがEUにどのような影響を与えるか、北朝鮮の核ミサイル能力が高まるとどうなるのか、米バイデン新政権の対中製作と米中新冷戦に与える影響 etc)にピンとくる人には特におすすめできる。世界の料理を紹介するところも特徴でミャンマー料理からタンザニア料理など初めて知る事が多い。主人公も魅力的で時にはプロレス技で豪快に、時には頭を使ってクレーバーに解決する姿はキャラが立っている。物事の問題察知から解決までの一連の流れもきちんとしていて良い。

リエゾン -こどものこころ診療所-

メンタルヘルス物でありそうでなかった児童精神科に特化した漫画。初めて知ったが子供の10人に1人は何らかのメンタル障害を抱えている世の中らしく、児童精神科というものも初めて知った。主人公がADHDでうっかりや強迫観念があったり、劇中の子供の描写など監修が入っているのかかなりリアル。

ぼっち・ざ・ろっく!

きらら枠。そこらへんの漫画・アニメの「なんちゃって」ボッチとは違いガチのボッチ。本当にきららヒロインかよと思うような言動(顔面崩壊・バイト出社拒否 etc)を繰り広げるのが最高ですね。私も陰キャなのでぼっちちゃん(主人公)のネガティブな考え方とか共感出来る。悲しい。作品としてはバンド物でギャグもキレッキレだけど、やはりバンドの演奏シーンは読んでいてグッと来るものがありますね。早くアニメで動く姿が見たい。

少年のアビス

兄の引きこもりによる家庭環境の不和、祖母の痴呆症による介護疲れ、母から将来を犠牲にする事を強いられている少年と、とあるアイドルユニットに居た謎のアイドルとのボーイミーツガール物。家庭環境が詰んでいて将来に希望を見出せない主人公の前にアイドルが現れ、一緒に心中しないかと問われる。パシリに使われている土建屋の息子と卒業後そこに就職するしかないという田舎特有の人間関係による雁字搦めの救いようのなさ、家庭環境の崩壊による将来への絶望感など、田舎特有の閉塞感、無力感などがうまく表現されている。

【推しの子】

2020年読んで良かったランキング上位。推しこと自分の好きなアイドルの子供に転生するという話。かぐや様は告らせたいの赤坂アカとクズの本懐の横槍メンゴが組んで面白くないわけがなく、期待していたハードルを軽々超えていった。人間の闇を感じさせるところは赤坂アカ先生キレッキレですね。私はアイドルに対して興味がない人間だが、「アイドルは偶像」「嘘という魔法で輝く生き物」とアイドルは虚業だが、それを貫き通す事に意味があり、その輝きに救われる人たちがいる。ということには、なるほど、そういう考え方もあるのかと感じた。一巻丸ごと使ってプロローグと公言されており、最後の展開は衝撃的だった。例えるなら牛肉一式をを食べるのに最高級ヒレ肉以外全てを捨てるという展開。まだまだ展開を広げられそうなのに、それを捨てるという行為には作家の実力を感じる。おすすめ。

フェルマーの料理

数学が得意な学生が挫折を機に料理人を目指す物語。料理と数学は遠いように見えても同じ化学とDr.Stoneで言っていた通り相性の良さを感じた。アオアシの小林勇吾先生らしく、何かに打ち込み、壁に打ち当たり、それを壊して成長していく人の姿を描くのが上手い。オススメ。

金曜日はアトリエで

2020年読んで良かったランキング上位。生活に疲れ切った女性がある日有名画家のヌードモデルをやるラブコメ物。ヒロインの天然っぷりと画家が抱いている好感がすれ違い、じれったい気持ちになるロマンス。ハルタらしく大人の恋愛を描いており他の恋愛漫画とは上手く差別化が出来ている

書いていて疲れたのでこれで終わり。他に面白かった作品は下記。特に良かったのは太字。

瑠璃の宝石
葬送のフリーレン
結婚するって、本当ですか
空電の姫君
水は海に向かって流れる
昴とスーさん
HGに恋するふたり
この世界は不完全すぎる
BURN THE WITCH
私の百合はお仕事です!
メダリスト
ふたりエスケープ
悪役令嬢転生おじさん
刷ったもんだ!
ダーウィン事変
怪獣8号
峠鬼
君は放課後インソムニア
私の少年
16bitセンセーション 私とみんなが作った美少女ゲーム

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