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読書記録

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L'homme qui ne pense pas n'est qu'un roseau.
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#最近の学び

【読書記録】「日本再興戦略」落合陽一

前回の安宅和人の本から繋がりで読んでみた。 若干自己啓発系のベクトルが強く出てきているの…

低音
3年前

【読書記録】「シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成」安宅和人

この手の自己啓発本コーナーに並んでる話って、あんまり読む気にならないんですが、最近 YouTu…

低音
3年前

【読書記録】「働かないアリに意義がある」長谷川英祐

社会性昆虫を研究する進化生物学者が進化遺伝学的に見た社会のカタチを紐解く。 この話で一番…

低音
3年前
4

【読書記録】「KYOのお言葉」 入江敦彦

タイトルから容易に推察されるように、みなさんご存知あの京都人にお目にかかって話す羽目にな…

低音
3年前

【読書記録】「出世したけりゃ会計・財務は一緒に学べ!」西山茂

読んで字のごとく会計と財務のイロハを非会計人用に詰め込んだもの。欧米では企業のエグゼクテ…

低音
3年前
1

【読書記録】「社会はなぜ左と右に分かれるのか」ジョナサン・ハイト 高橋洋訳

経営コンサルタントの走り、波頭亮がそこかしこで「人間は生まれながらにして右と左に分かれて…

低音
3年前
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【読書記録】「ずっと受けたかった ソフトウェア設計の授業」飯泉順子・大槻繁

この手の本で今まで読んできた「手取り足取り教える系」でもなく「常に心の底にしまっておく格言系」でもない、新しいタイプの本(ちょっと格言っぽさはあるかも)。また、これまでの本が「実装、実装、実装」であったのに対し、こっちは「実装の前にまずデザインをしっかりしなさい。実装は現実世界から考えなさい。そこ!焦ってコーディングしない!」みたいな。 主に JSP, JSD といった概念が紹介されており、現実世界の問題領域をいかに抽象化してソフトウェアの世界に落とし込むかという一点にピン

【読書記録】「FP総論」日本ファイナンシャル・プランナーズ協会

なんかの動画で「簿記と一緒にファイナンシャルプランナー3級とっとけ。こいつは独学でもまず…

低音
3年前

【読書記録】「よくわかる税法入門」三木義一

いつものように簡単すぎてあまり腑に落ちないような入門書ではなく、はたまた難しすぎて挫折を…

低音
3年前

【読書記録】「ビジネスエリートの『これはすごい!』を集めた 外資系投資銀行のエク…

「キサマのエクセルは見るに堪えん!!」なんて言われるかのような本。実際これを読む前は、特…

低音
3年前

【読書記録】「学校では教えてくれない経済学の授業」 吉本佳生

平易で読みやすいというのは挙げられるが、平易すぎてかえって書いてあることの正しさを訝しん…

低音
3年前
4

「知っておきたい所得税の常識」高柳昌代
めっちゃわかりにくい。「常識」とか書いてあるから入門者向けなのかと思ったら、マジでわからん。ただシステムが難しくなるのは個々人の納税できる能力に合わせて構築しているからだということがよくわかった。逆にわかったのはそれだけ。所得税ムズいな〜。

低音
3年前
1

「カレーライスと日本人」森枝卓士
カレー=インドの短絡的な思考回路とは裏腹に、我々の知るカレーはほぼ日本料理であるということを、インドでの原点探しに始まり、遠くイギリスに行って資料を集め、日本にもどって歴史を省み教えてくれる本。本場のはずが「インド」カレーと呼ばれる所以もわかる。

低音
3年前

【読書記録】「古文の読解」小西甚一

題名からして明らかに高校参考書なのだが、どういうわけか手に取ってしまった。いや、別に大学生が読んじゃいけないものじゃないんだけど。 後半はかなりの分量で問題演習があって、大概はすっ飛ばしてるのでろくに読んでないが、前半の話なんかは結構面白い。望月に劣らぬ権力者道長の生活は現代庶民よりもお粗末だったとか、中古平安への回帰が日本の古典主義だとか、まあ基本的に受験しないし古文にも普段触れない人にとって、タメになる話ってのは前半だけかな。ただ後半の俳句の鑑賞は感動した。おくのほそ道