見出し画像

72歳、英語もスペイン語もできない私が、ブエノスひとり旅90日 その9

2018年9月1日
アルゼンチンの庶民はアップアップ・きりきり舞いしていると思う。
電気代が1,000倍になったとか。
私が今住んでいるところの家主さんもキリキリしている。
電気代が大変だからと家賃の値上げを言ってきた。
今年4月は1ドル20ペソ。
1週間前は30ペソ。
一昨日はは35ペソ。
昨日の朝は38ペソ・午後は40ペソに。
今日は?。
簡単に言うと10万円が20万円に。
ブエノスに買い物に来るなら今でしょうという。
下落のスピードが半端ない。
トルコリラを空売りしてた。
ヘッジファンドがアルゼンチンペソに。
ターゲットにして空売りしてるに違いないといっている。

今朝から「お寿司パーティ」の準備です。
スタートは夜の9時半。
チラシ寿司・巻き寿司・手巻き寿司と味噌汁を作って家主さんに感謝の時間とします。


手料理していても電気代が気になってソワソワ。


2018年9月1日
さあ、出来た。
後は9時半にお客様が見えるのを待つばかり。
巻物、チラシ寿司、サラダで手巻き寿司。
生ハムを用意して、サーモンはあまり良くないので醤油と焼酎に漬けた。



2018年9月1日
寿司パーティーで感謝して、明日は3度めの引っ越しです。
そこにベネズエラの料理が加わって楽しい時間をいただきました。
ありがとう❤

https://www.facebook.com/teiko.ikeda/videos/1900367523388723/


2018年9月2日
この方は天使です。
この方がいなかったら引っ越しはできなかった。
引越し祝いにペルー料理で感謝。


2人前というが半端でない量の多さです。
イカリングもこの通り。


レモンジュースも1つ頼むとコップに8杯もとれてしまう。


「引越し祝いよ」とナチュラルのはちみつとアルゼンチンのお菓子を戴いた。


暖かな心使いは天使です。
異国の国で自分が生きるだけでも大変なのになかなかできないことです。


2018年9月2日
朝日が差し込み快適🌅


ベットも固くてゆったりと夢を見る心地で快適☀
電気代が高いからできるだけ暖房を使わないように夜は懐中電灯つけてなどしなくてよい♫🌹台所を使うのも罪意識なく使えて快適☺テレビも子供の番組を大きな声にして、私のスペイン語の練習をするにも快適😚3回の引っ越し経験をしたからこそ今があると感謝です🌹
今朝はとろろ昆布にほうれん草のおひたしを入れたスープで朝食です。


2018年9月3日
嬉しい❣
タクシーの運転手さんが届けてくれた。
玄関の電話ベルが鳴った。
えっ???とおもいながら電話口にでた。
「ネグロ」という言葉が聞き取れた。黒い袋のことかも。
「プ・シエント」と言って下に降りた。
昨日の運転手さんでした。
日本から持ってきた梅干し・らっきょうなど食料が入った袋を差し出してくれた。
嬉しくてハグしてこの気持をどのようにとおもいながらお金を差し出すと「ノー」とニッコリ。
晴れ晴れとした笑顔をのこして車は走っていった。

嬉しいことがあったと友人に話すと「プ・シエントでなく、ロ・シエントでしょ」といわれてホホホ。
ハハハ「日本の外国人のお笑い番組みたい」笑える話になってよかった!
戌年生まれの私は守り神として扇に書かれた扇子を持ってきてお部屋に飾っている。


「ありがとう」と声かけた。ワンと聞こえた?!


2018年9月3日
土鍋で炊くご飯美味しい。


今朝も美味しく頂きました。


ありがとう( ◠‿◠ )


2018年9月4日
マエストロ85歳。


グループレッスンでちょっとだけ踊って頂いた。
身体がゴムまりのようだった。


2018年9月6日
Corazon de amor

ビクトリは81歳。


往年のタンゴスターで、若い頃はニューヨークでもステージをされていたとか。
こういう人たちが居て今のタンゴが世界につながっていったと伺う。
かなりお酒が入っていたがラブのこころがタンゴとともに。

https://www.facebook.com/teiko.ikeda/videos/1903240629768079/


2018年9月6日
絶対にこの日は行きます。
りかさんがプロデュースしたミロンゲーロ・ミロンゲーラたちのドキュメンタリーの映画を観て、ファンデarienz管弦楽団が入るmilongaの会です。
楽しみです。


2018年9月6日
Con el gran milonguero El Gitano Víctor en la Milonga Caricias ! La pasamos de diez 🎉🎉🎉

ヒタノ・ビクトル!

彼のスタイルはまさにTango Orillero !!

次から次へフィグーラを繰り広げるヒタノは、ダリエンソがかかるとソワソワ。

80歳を過ぎても、スーツにネクタイ、ピカピカの革靴で登場する彼は、心も身体も生粋のミロンゲーロ!


(以上)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?