【がん日記①】まさかの発見

前回の記事でがんが発覚したことを公開させていただきました。
この記事からは時系列に沿って、私の経験談を記事にしていこうかなと思います。
※身バレ防止のため、詳細な説明は省略させていただく箇所があります。


健康診断


私はごく普通の会社員で、年に1回会社指定の健康診断を受けています。
そこでは毎年問題なく再検査の項目もありませんでした。
ただ、一つだけ受けていない検査がありました。
それが「婦人科検診」でした。
婦人科検診は任意で別途申請や予約、時間休などが必要だったため1回も受診したことはありませんでした。
それに、受信しなかった理由に慢心もあったと思います。
まだ若いから大丈夫、元気だしそのうち受ければ大丈夫、そんな気持ちがありました。
会社から提供されている制度なので、活用すべきだったなと思います。
この後にも出てきますが、この受診というのが私の一つ大きなハードルになります。

疑惑

そんなこんなで日々を過ごしていたのですが、私の運命を変える日がやってきました。
「あれ?こんなの前からあったけ?」と思うほど本当に突然、しこりがありました。
なので、少しでも変化があればすぐに気づくのですが、本当に突然にできていました。
私の家系はがんになっている人が多くいたので、セルフチェックをボディマッサージがてら定期的に行っていました。

後にお医者さんから聞いた話しの中で、若年性のがんの場合、ある日突然できてしまうことが多いい。進行が速いのであっという間に大きくなる、とありました。

受診(検査のできる病院探し)

身近にがんになった人がいたため、少しでも違和感があれば検査をしよう、と思っていました。

だがしかし、病院探しが難航しました。
理由としては、まず何科を受診すれば良いかわからない、でした。
調べたら「乳腺外科」が出てくるのですが、大きな総合病院にしかありません。
総合病院は連絡をしても紹介状がないと断られました。
じゃあどこで紹介状がもらえるんだろうか、、、
そこで、婦人科検診にたどり着きました。
検診であれば再検査になった時は紹介状が発行してもらえる!
これで紹介状の問題は解決できました。

一難去ってまた一難、また次の壁にぶち当たりました。
受診して後日結果、ではなく当日お医者さんとの問診もしくはお話できるところを探しました。
また、土日のお休みに検診できる事も大事な一つの条件でした。
この2つの条件を満たす病院探しが非常に時間がかかりました。
検査のみ、平日の昼間のみ、など条件によってはすぐに予約検診できる病院はあったのですが、
両方の条件(内容・時間)があう病院はどんなに早くとも2~3週間後しか予約が取れませんでした。
土日はやはり込み合いますね。
両方の条件にあう病院へ空きがあれば前倒ししてもらえるようお願いをして3週間後の検査の予約を入れました。

費用について

※ここで記載している内容は2022年10月時点の保険制度の内容です。
私が疑惑を持ったがんは「乳がん」でした。
この乳がんの検診項目は大きく3つあります。
1.マンモグラフィー
2.超音波検査
3.触診
ほかにも検査項目があるとは思いますが大きくはこの3つがあります。
検査の項目数や内容によって金額は前後しますが、
私の感じたところでは9,000円~20,000円の間が多いいように感じました。
自己検診は保険適用外なので、普通の診療と比べると高いですね。

私は上記3つの検査ができるところ予約したのですが、12,000円位でした。
ただ、この項目にある触診が先生の問診へ変更してもらえたため、
私の場合、保険適用となり最終的に検査費用は7,000円位になりました。
※これは検査の予約をしたときにしこりがあること、身内にがんの発症した  
 人がいることを伝えていたため、先生の問診を最初に行って先生の指示で
 検査をすれば保険適用になる、と事前に病院側と確認していました。
 どの病院でも対応できるわけではないので、事前の相談は必ずして下さい



病院探しは本当に大変でした。
私は自分の生活や仕事の基盤を崩さない、というのが大前提にありました。
足元が崩れるとすべてがなし崩しで崩壊してしまっていく気がしていたので、今考えても自分の基盤を守ることは大切だなと思います。
立場によっては家族・子供・パートナーなどが入る人もいると思います。
何を優先事項に置いていおくのか、冷静に考えられるうちに決めておくことをお勧めします。

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