【脱底辺の第一歩!最短でエクセル使いになるための厳選15技】~その6~ 文字列の一括削除・置き換え
今回は、ずばり、
「ちかん」のお話です!
・・・といっても、「痴漢」ではなく「置換」の方ですが^^;(すいません)。
初心者の方ですと、置換という言葉自体、
初めて聞かれる方も多いと思いますが、
言葉の意味としては、もうそのまま、
「置き換える」ということです。
で、一体これのどこが便利なの??
という話なんですが、実は、実務ではかなり活躍します。
まず、実際の操作方法ですが、
置換したい文字列が存在する範囲を選択し、
Ctrl+H
を押してください。
そうすると、下記のようなダイアログが表示されます。
次に、「検索する文字列」のボックスに
置き換え元の文字列を入力し、「置換後の文字列」のボックスに
それが何の文字列に変って欲しいのかを入力します。
通常であれば、例えば以下のように使います。
これだと、選択範囲の中のすべての「×」が「○」に変わる、
ということになりますね。
しかし、実際は、このような使い方と平行して、
もっと別の用途でも使います。
それは、「指定した文字を●●する」です。
「●●」とは何か?
以下のダイアログをご覧ください。
上のボックスには「×」が入っていますが、
下のボックスにはなにも入っていませんね?
これを実行すると何が起こるのか・・・。
ずばり、指定した文字が「削除」されます。
先ほどのダイアログの下のボックスは、
確かに何も入力されていません。
ですが、これでいいのです。
これが意味するのは、指定した文字を
「何も入力されていない状態」=「削除」する
っていうことなんですね。
これはかなり実務では使える技です。
また、今回は、さらにもうひとつ、
知っていると超便利な置換技をご紹介いたします。
それは、「ワイルドカードを使った置換」です。
ワイルドカードとは、
一部不明な文字の代わりに利用する代替文字のことで、
「*」(半角アスタリスク)を用います。
つまり、ある特定の文字を含んだ文字列を、
まるっと別の文字に置き換える、
あるいは、削除する、ということが可能になるわけです。
言葉だとちょっと分かりづらいので、ダイアログで見て頂くと、
↑だと「セル」という言葉で終わる文字列以前をすべて削除
↑だと「セル」という言葉で始まる文字列以降をすべて削除
↑だと「セル」を含む文字列をまるっとすべて削除
ということになりますね。
◆
如何でしたでしょうか。
本日は置換を使った便利な技をいくつかご紹介いたしました。
実務ではかなり使えますので、
必ずマスターするようにしてくださいね。
【脱底辺の第一歩!最短でエクセル使いになるための厳選15技】
1、 セルを自在に選択する
2、 表示形式
3、 自動で後続セルに入力
4、 セルの相対参照と絶対参照
5、 オートフィルタ
6、 文字列の一括削除・置き換え ←←←←← イマココ
7、 文字列の結合
8、 区切り位置
9、 重複削除
10、 条件付き書式
11、 値を合計する
12、 データの個数を数える
13、 文字列の抜き出し
14、 条件分岐
15、 データ同士をくっつける
それでは、本日も最後まで読んで頂きありがとうございました^^/
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