見出し画像

Appleの戦略の見直し?

前回の記事では
AppleがApple Cardをもって
金融市場に進出し、成長拡大を
していくという内容を書きました。

Apple王国をビジョンとすべく、
様々なデバイスやサービスを
打ち立ててきました。

様々な収入源を保つことが戦術


しかし
2016年を境に
新規のiPhone購入者が
1億2,900万人をピークに
2019年には
4,800万人と減少。

今もなお新規は
減少傾向にあります。

しかし2019年度末のAppleの売上は過去最高

なぜか?

お察しの通り、
これはApple端末による
サービスによるもの。

・iCloud使用料金
・Apple Music、Apple TV +の
 サブスク代金
・iTunes、アプリの販売手数料
・Safari使用によってGoogleから得られる料金

加えてAirPodsなど関連アクセサリの販売。

ですね。

Apple Cardもその一端なのです。

端末自体ではなく、端末を持つことで使うサービス代金が売上を立てている


上位機種だろうが、
廉価版だろうが、
Appleから受けるサービスは同じ。

つまり、
iPhone、iPad、MacBookの
所有台数が増えれば
Apple提供のサービスの使用頻度が
(売上)上がるということです。

性能 VS ベネフィット VS ビジョン


しかし、
世間ではiPhoneの性能を
まだ語っています。

Androidの方が性能いいよ

という話ですね。

実際スペック自体は
Androidの方がいいという
アナリストの声もあります。

しかし、
よくよく原点に戻って
頂きたいのが
そもそもAppleは
コンピュータ会社
ではないということ。

コンピュータにより
ビジョンを達成する会社

こういったスタンスではありませんでしたか?

堅苦しいものじゃなく
スタイリッシュなもの。

パソコンは会社ではなく
個人がもつもの。

家のライブラリを
全部持ち歩く。

携帯電話で世界と繋がる。

誰もが発信者になれる(カメラ性能)

などなど。

デバイスはそのための
手段でしかありません。

加えて所有欲。

iPhoneは機器としても
持っていたいブランドです。

特に新興国は。

Appleのアクティブ端末保持者は
現在世界で15億台です。

よって、
最近SEなどの廉価版を
販売してるのは、
市場拡大目的以外ありませんね。

ターゲットは本来日本ではありません。

新興国対象です。

だってiPhone高すぎますもんね。

新興国ではスマホは一台
18,000円くらい。

iPhoneは高嶺の花です。

戦略の見直しではなく、
戦略の最適化ですね。

やはり性能は語るべきものではなく
人によって語られるもの。

企業はビジョンを明確にしないと
お客さまはずっとついてきてくれない
ということがはっきりしましたね。

Appleの新製品はワクワクします。

それは新しい未来を提示してくれることに
他なりません。


ここまで読んでくださってありがとうございました😊










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?