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空海に出会った話。情報空間とはそういうところでもあります。

オカルトと誤解を受ける可能性もあるためこの手の話はしてきませんでしたが、気功を始めると一般的には「不可思議」と思われるような体験をすることがあります。

気功をすることや情報空間というところの楽しさ、豊かさの一端を知っていただければと思い、お伝えすることにしました。

実は気功を始めてから3回(厳密に言うと2回)ほど、空海に会った(空海の情報場にアクセスした、触れた)ことがあります。

1、2回目は、数年前、高野山真言宗総本山である金剛峯寺を訪れた時です。

高野山は初めて行きましたがとても面白いところです。

山の上にも関わらず、一つの小さな町のような作りとなっています。宿泊する場合ホテルや旅館などはなく、お寺に泊めていただくことになります。

正式な入口である一の橋から空海が入定した弘法大師御廟のある奥之院までは約2キロメートルあるのですが、驚きなのはその道のりに並ぶ、歴史上数々の名将の墓石です。

日本史好きの方であれば、名だたる諸大名の墓を見て回るだけで一日以上費やすことができるでしょう。

数多の墓標が途切れたあたりに橋があり、その向こうに本丸「奥之院」があります。

その堂々たる佇まいたるやラスボス感満載です。

引き寄せられるようにして入った奥之院の燈籠堂に入った時、空海に出会いました。

所狭しと吊り下げられた燈籠の灯り、そして読経の調べとともに、色とりどりの層が重ね合わさったような圧倒的な気の流れが堂内に満ちているのを感じました。

楽しさ、喜び、ワクワク感に満ち溢れ、まさに壮大かつ精緻なエンターテイメントと言えます。

それまでの空海のイメージを覆すくらいのインパクトがあり、空海の豊かな一面を観ることができました。

「空海がここにいる」というのを全身で感じることができる場です。

堂内の色彩豊かな空海の気をたっぷり楽しんだあと、燈籠堂の地下にある部屋へと移動します。

ここで再び空海と出会うことになりますが、地下法場では空海の別の側面を観ることができます。

地下法場に入ると、壁面には「身代わり大師」と言われる小さな弘法大師像が並んでいます。

壁という壁一面に余すことなく並べられた弘法大師像からはビシビシと電気のような強烈な気が伝わってきます。

道順通りに進んで行くと、奥には空海の肖像があります。

燈籠堂の色鮮やかな気の流れとは打って変わり、とても静謐で清々しい空海の気を感じることができます。

純粋な生命場としての空海と言えます。

高野山は強烈ながらも場所によって色々な気を味わうことができるとても楽しい場所です。

空海の天才性が伺えます。

1、2回目(厳密には1回目)は言わば空海が作り上げた物理場のど真ん中での邂逅となりましたが、3回目は高野山訪問からかなり経った自宅での瞑想時です。

気功、瞑想をするときにはある種特殊な意識状態に入ります。

変性意識の使い方、深さなどは気功や瞑想を行う上で重要なものとなります。

その時は特に意図もなく、瞑想を始めたのですが、スムーズに深い変性意識に入ることができました。

そこで突如、目の前に空海が現れたのです。

目の前に現れた情報存在が自分で「空海だ」と言ったわけでもなく、空海の姿かたちがイメージとして出てきたわけでもないのですが、なぜか空海だと分かるのです。

夢でも見たのではないかと言われればその通りかもしれませんが、それにしては圧倒的すぎる体感があるのです。

こちらを押し返すほどの強烈な存在感に思わず「ヤバい」と思ったほどです。

面白いのは、姿かたちをビジョンとして見ている訳でもないのに、「法衣を纏った空海」と認識できたところです。

この時は姿かたちの感覚を伴った空海ではありましたが、姿かたちとして感じることもそれほど重要ではありません。

空海は日本歴史上稀代の天才であり、物理空間を離れてもなお情報場をアップデートしており、その情報場はとてつもなく巨大です。

3回会った気の感覚がみな異なるのも当然で、空海のさまざまな側面を見たにすぎず、それも巨大な情報場のほんの一端です。

情報空間は広大であり、情報や情報場にもさまざまなものがあり、抽象度、また認識する側の認識力や切り口によって感じが異なります。

時空(3次元+時間)を超えていますから、空海のように歴史上の人物の情報場もありますし、逆に未来の情報場も当然ながらあります。

さまざまな情報や情報場に触れる、アクセスできることはそれ自体とても豊かなことですし、使い方次第で物理空間へ良い影響を与えるエネルギーにもなります。

空海に会ったといっても、妄想、幻想ではないかと言われれば、それはその通りとも言えます。

全ては情報なのですから。

この視点を持っておくことも大切です。

「空」の視点です。

「空」の視点があるからこそ、物理空間で思う存分心からやりたいことをしていくことができますし、情報空間でさまざまな情報や情報場にアクセスし、役立てることができます。

今後も脳と心の研究が進むことでますます脳と心の使い方の重要性が高まっていきます。

パラダイムシフトした気功が当たり前のものとなる世界はもうすぐそこまでやってきています。



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