ながれぼし

太陽の周りに虹が現れた昨日の夕方
その夜は人生初の流れ星に遭遇

夜空がたくさんの星で
チカチカと鋭く光っていた
夜の芝生の上で
クンクン鼻を鳴らす犬を眺めながら
ふと上を見た瞬間

黄金に輝く星が
スーッとオレンジの光の帯を描き
漆黒の宇宙に流れて溶け込んだ

おおいなる宇宙と
自然の中に存在する
ちいさな私たち

世界はいろいろあるけれど
根元を辿れば
私たちは人間も花も虫も
すべてひとつの静かな存在

しんとした意識に帰ることができれば、

いろいろある自分も赦せるし
自分だってこうなのだからと
他人も赦せる

自分にも他人にも失望しない

しんとした空の意識に
帰ることができれば、

全て大丈夫って思えた

こういう直感と
自然界からのサインを信頼して
生きていく

無

空

赦し

いいもわるいもない
価値観すらもない

ただ、
在るというだけで
わたしが
あなたが
いまこの瞬間も

確実にこの世界の役に立っている