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あなたのメンタルメシアを聞かせて?

「アンダルシアに憧れて」みたいなタイトルになってしまった。
別に近藤真彦のファンではないので悪しからず。
(ちなみに年末ジャニーズカウントダウンで
堂本光一が歌うアンダルシアは非常にカッコいい)

・メンタル=精神
・メシア=救世主

2つの言葉から、さっき作ったチープな造語である。

気分がどん底に落ち込んだとき、みんなはどうやって対処してるの?というのがずっと気になっていた。

たとえば、普段は色んなことに興味があって、色んなことにチャレンジする人でも、心の底から落ち込むと、好きなことも何もかもやる気が起きないときって、あると思う。

私はある。
(割とよくある。)

普段自分の好きなことや興味のあることをやろうとすると、時間が足りない。

ドラマを見る、お笑いを見る、好きなバンドの音楽を聴く、ラジオを聴く、小説を読む、クイズをする、などなど。

だが私の場合、(主に恋愛絡みで)心がすぐズタズタになりやすい。
そういう時は、上のどれもやる気にならない。
ドラマを見ても感情移入できないし、音楽を聴いても沁みないのだ。

さて、そんな私のメンタルメシアは何なのか?

それはいつだって、「二次元の世界」だった…。

二次元の世界との出会い

はっきりそれを自覚したのは、中学3年生の秋、元彼にヨリを戻してほしいと頼んで振られた時だった。
人の心はなんと厄介なもので、一度心が傷ついてしまうと、驚くほどに回復しない。
日常生活が曇ってしまい、毎日が真っ暗だった。

そんな中、私を救ってくれたのは、
ときめきメモリアルGirl's Sideの『葉月珪』。

恋愛シミュレーションゲーム初体験で出会った学園の王子様だったのだ…。

https://www.konami.com/games/girls_side/
(ときめきメモリアルGirl's Sideポータルサイト Konami)

恋愛シミュレーションゲームを体験したことのある人は分かると思うが、特に学園モノであれば、攻略の最終ゴールは、主人公(自分)の卒業までに彼の好感度を最大限にアップさせ、告白してもらうことだ。

ただし攻略の醍醐味は、現実の恋愛よろしく、その過程にある!!! (突然の熱量)

好感度は、いきなりガツンとは上がらない。

主人公の入学から卒業までゆうに3年間はあるわけだが、出会ってから友達期間があり、デートに行くようになり、お互いの呼び名が少しずつ変わり、学校行事やバレンタインなどのイベントを通し、さらに仲が深まっていく。

これはもうまさしくリアルな恋愛だ。すごいことだ。(語彙力の欠如)

いや、まて。
ここで単に恋愛シミュレーションゲームの素晴らしさを語りたい訳ではない。
二次元の世界の良さを語りたいのだった。

まず何が良いかと言うと、キャラクターのスペックが高く、生まれ、容姿、頭脳、才能のすべて、あるいは何かしらが秀でていることが多い。
現実では考えられないほどに、イケメン率、天才率、御曹司率が高めである。

「このまま働き続けていかなきゃいけないのかなぁ。。」
みたいな将来への不安を抱く心配がない。

そして何より、ありのままの自分を受け止めてくれる。
いつでも惜しみない愛を注いでくれ、絶対に自分を裏切らない。

「彼は本当に私のことが好きなんだろうか。。」
みたいなあらぬ疑いを持つ心配もない。

そう、なんというか、彼らは神的存在なのだ。
すごいことだ。(語彙力の欠如)(2回目)

ときめきメモリアルGirl's Sideというゲームのメインキャラクター『葉月珪』は、少し無愛想ながらも、失恋の傷を癒せぬ私に惜しみない愛を注いでくれた。

たかがゲームと侮ることなかれ。
それは私の心の支えとなったのだ。

(ちなみにその時の元彼は今年の11月に結婚式を挙げる。大丈夫だ。もう未練は1ミリもない。…だ、大丈夫だ!!  なんだその目は!!)

その後もいろんなこと(主にいろんな恋愛を指す)で傷つくたびに、ちょこちょこ二次元の世界には助けられてきた。

自分にとって絶対的味方というものは、もちろん家族や友人という存在もあるのだが、なかなか世の中、いつも人に頼ってばかりはいられないのが現実だ。

そんな中、唯一自分を救ってくれる、他人ではない存在。

二次元の世界。

これが、私のメンタルメシア。
(アナザースカイ風に)

最後に、(私のゲーム史上)初恋である葉月珪くんのエンディング台詞を抜粋。以下ネタバレあり。








「俺たちの永遠が、ここからはじまる。」

#君のことばに救われた

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