27節アーセナルvsエバートン、シティvsレスター、チェルシーvsスパーズ。

今節は楽しみな試合が多かった。

アーセナルvsエバートン。
今シーズン、アーセナルのベストだったのでは?
ようやく守備ブロックが確立された事で攻撃に形が作れるようになりました。
開始早々の失点、そして左SBのコラシナツの怪我。アーセナルにとっては最悪の立ち上がり。
ただ、この日のアーセナルは悲壮感が無かったように思えます。
今シーズン、個人的には一番伸びたと思う若手、サカ。
恐らく、疲労から先発では無かった彼が変わりに入った左サイドから同点ゴールが生まれました。後半こそ疲れから集中力を欠き、パスミス連発で危ない場面を何度も提供しましたが、今シーズンのサカの成長は驚きでした。
シーズン当初、怪我人多数でのSB不足により前線のサカがコンバートと言うか応急処置でSBを任されていました。完全にアーセナルの穴で、1対1は抜かれる。ポジショニングは悪い。更に期待できるはずの攻撃の方(特にクロス)でもダメな印象でした。
そんな彼がここ最近覚醒中。ポジショニング改善して、守備の安定から期待された攻撃力を発揮。怪我人が帰って来たらSBやらないのかもしれませんが、このままSBとして将来を見てみたい逸材です。
サカの話が長い(笑)
その後のアーセナルは押し込まれる時間帯も、以前の守ってばかりのサッカーで無く、切れ味鋭いカウンターを生み出しています。ペペもまだ完全には馴染んでいないですが、プレミアの速く強いサッカーに順応してきてるし、戦力外だったムスタフィや、ジャカ、そしてエジルなんかも楽しそうにサッカーしているように見えます。
試合内容や経過は置いといて、アルテタのやりたいことが見えた好試合でした。

シティvsレスター。
この試合は中でも一番楽しみにしていたのですが、凡戦(笑)。
レスターの守備戦術がハマったものの、以前の勝負強いレスターがここ最近見られず、また切り替え中のシティにしてもどこか元気無く終了。自力に勝るシティが勝ったものの消化不良の一戦でした。

チェルシーvsスパーズ。
飛車角抜きで更に金銀抜きのスパーズ。ソンが怪我して、問題児アリはお灸でサブかな?そして最近動きの良かったオーリエーも無しとなると攻め手が…
冬の移籍としては当たりだったベルフワイン。孤軍奮闘のルーカスモウラの軽量ツートップでは分かっていたが厳しかった。
チェルシーもカンテ不在は大きく、攻撃でも守備でも何か足りない。ただトップ下ではゲームメイク不足のマウントもこの日はスリーバックだったのでバークリーとシャドウの位置。ポジショナルプレイの方が上手に見えるので左ウイングとか、この位置の方が活きるかと。なので効果的な動きが多かったように思える。そしてこんなチェルシーでしたがジルーの存在は大きい。この人がバチュアイより優先順位下なのは分からん。攻撃のアクセントを作るのが上手いジルーの得点もあり、迫力不足のスパーズを振り切って順当な試合でした。
そして嘆きは多少あるものの、やはりモウリーニョには悲観が少ないのが救い。彼はいろいろ何でも与えられる環境よりも、無い中でのやりくりの方が上手いのかもしれない。本人は不本意かもしれないが、そんな彼が格好よく見えます。

今回はプレミアの3試合を振り返ってみました。相変わらず脱線ばっかで偏見に満ちた内容でスイマセン。

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