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安堵。それに比べれば些細な落胆

今日は妻の(今年2度目の)手術の日でした。
4時間の手術と言われていましたが、7時間かかりました。
それでも、手術自体は成功でした。
まだ麻酔で朦朧としているところはあったけれど、会話もできました。
これで、彼女の癌の術後治療に入ることができます。

手術の成功を主イエスに感謝します。
また、多くの祈りが捧げられていることに感謝します。
教会員からの実際的な援助があったことを、主よどうぞ覚えてください。
執刀された医師、スタッフの方の上に豊かな祝福がありますように。
心を寄せてくださる多くの方の上に豊かな祝福がありますように。

***

なかなか終わらない手術を、ひとり待っていた。
そのさなかに、応募していた文学賞の落選を知る。
それは、手術の成功に比べれば些細なこと。
だって、小説はまた書くから。
詩も書くから。

どんなメッセージかなあ、と考える。
本当に自分がするべきことはなんなのだろうな。

帰り道、ぱらついている雨。
安堵と落胆。
自転車を漕ぎながら、少し泣く。

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