真昼に落ちた流れ星

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ノート

汲汲

起き抜けの影を掬い、瓶に詰める 波紋するそれは、夜の色を纏っている 小夜色と呼ぶ 汲んだ...

翆印帳スタンプラリー

二尾持つ人魚 のタンブラーを持ち 上下弦の月の交差 御者 馬 馬車 ブリリアントカットの白鳥...

シャム猫の作り方

サモワールの湯気の音 お茶の時間に猫は生まれる ジャムティーから湯気が逃げる ミルクのジャ...

スターイーター

君は大きな口をあけている なにをしている 「星が降るのを」 私は、その口を口で塞ぐ 「せめて...

夜を汲む

夜を汲みながら あわよくば、星の落ちるのを待つ 長い尾の星は売れる 短いのは食べてしまう 天...

シュレーディンガーの猫ちゃんたち

言祝ぐわたし よくぞ、狭くも広くもない門をくぐり抜け生き延びた、猫よ、君に名前をつけよう ...

乙女たち

君の声はマッチを擦るよう 吸い込まれるように燃え上がる 掠れたまま、世界の秘密をひとつ語る...

仔鹿のすみか

仔鹿のすみか カムチャツカ キリンのあしもとで バトンにじゃれついている 幼な子は寝返りを...

星を聴く

昼の星の声 【カチカチ】  聞こえなくて ワーワーと走る  ブランコの見えない あさってか...

ペンネレッサちゃん

刷くような、おおきな流れ星は 彼女のしわざだって (願いごと?  知らないけれど祈ってみた...