
【メンバーインタビュー】システムの導入で実現したいのは「労務の価値そのもの」を上げること
TECO Designのセールスにはインサイドセールス・フィールドセールス以外に、各ベンダーとの繋がりを固めるアライアンスセールスがあります。
今回インタビューしたのは、10年以上の労務の実務経験を活かしてフィールド・アライアンスセールスとして働く本多倫基さん(@hnd_kansai)。大阪オフィスの立ち上げメンバーとして入社し、セールス以外にもセミナーに登壇するなど、多彩な活躍が印象的です。
これまでのご経験や思い、今後叶えていきたいことについてお話を伺いました!
本多 倫基(セールス/関西ショールーム館長)
2022年2月にTECO Design入社。お笑い芸人、飲食店スタッフ、企業の管理部門など経歴は多岐にわたり、10年以上の人事労務経験からセミナー登壇も多数務める。
「迷う時間を少なくしたい」という理由で、何か買う時に種類が多かったら必ず赤色を選んでます。でも本当はオレンジが好きだし、値段が安ければ青でも黒でも構わないので、結局毎回迷っているらしい。
労務経験は10年以上、お笑い芸人も!
ーまずは、TECO Designに入社するまでのご経歴を教えてください。
高校を卒業してからは、8年ほど飲食店でアルバイトしながら、お笑い関係の活動をしていたんです。お笑い関係から足を洗うタイミングで就職した飲食店で、労務管理や給与計算、法人化に伴う手続きなどを担当し、労務の仕事に出会いました。
その後、インターネット工事会社の管理部門で10年ほど、給与計算や労務管理、人事制度の設計などの実務経験を積み、2022年にTECO Designに入社しています。
ー色々と気になる経歴が!ちなみに、前職でジョブカン勤怠の導入をご経験されたとのことですが、実際にやってみていかがでしたか?
前職で使用していた自社システムでは、打刻はできても勤怠集計までは自動化できず、Excelに打刻データをコピーして無理やりやりくりする手間が発生していたのですが、ジョブカン勤怠管理を導入したことで、Excelへのコピー作業をなくすことができました。
僕の在籍していた期間で社員数が倍近くに増えたので、ジョブカン勤怠管理を導入していなかったらずーっと休日出勤しなくてはいけなかっただろうなと思います。
ー前職から転職したのにはどんなきっかけがあったのでしょうか?
人事制度に携わる中で、もっと組織の力で色んな人が活躍できる場所を作りたいと思ったことがきっかけです。理想だけでいうと、一つの組織にもいろんなタイプ・特性・考え方を持っている人がいるので、一つの価値観にとらわれずさまざまな活躍の場を提供できる環境を作り、会社としてどんな人を評価するのか・どういう能力を伸ばせるのかを明確にしていくこと、それに対する頑張りを認められるような制度を実現したいと思ったんです。
どんな会社に行けば実現できるかを考えた時に、同じ考えを共有し、実現できる風通しの良い環境で働きたいという答えにたどりつきました。
そんな会社を探す時に「管理部門が採用や社内のことを自由に発信している会社は風通しが良いのではないか?」とTwitter(現:X)で検索したらうめもんを見つけ、TECO Designを知りました。
その後、3回の面接を経て、大阪オフィスの立ち上げメンバーとして入社しました。これまでのようなバックオフィス業務からは離れましたが、飲食店時代にも新店舗のオープンに携わったりしていたので、当時の経験は活かせると思っていました。その後、1年も経たないうちにセールス業務を中心に担当することになりました。

お困りの労務担当者さんへ、TECO Designが自信を持ってサポートします。
ーセールスのご経験は初めてですよね!実際にやってみていかがでしたか?
飲食店での販売経験はありましたが、いわゆるBtoBのセールスは初めてでした。
現在は、クライアントにシステムの選定、設定代行を提案するフィールドセールスはもちろん、各ベンダー企業と連携するアライアンスセールスを担当しています。TECO Designで取り扱っているシステムをどう販売・提案していくかだったり、ベンダー企業からクライアントへ、TECO Designの設定代行をより多く紹介してもらうためのスキーム作りなどがメインです。
また、設定代行を通してクライアントから上がる要望や傾向などをお伝えして、システムのアップデートにも繋がるよう働きかけています。
僕はあまり「営業」と思わないようにしていて、クライアントが何に困っているか・何が必要かの棚卸しを一緒にして、売るというよりは「困っている人を助けに行く」といったイメージを持っています。
TECO Designの強みはなんといっても、これまで900社以上を支援してきた実績とノウハウの濃さ、サポートの品質の高さです。良いものを提供できる自信があるので、しっかりとお客様に伝えていきたいです。
ー本多さんは社内でも一番システムに精通しているイメージです。各プロダクトの知識はどのように吸収していらっしゃるのでしょうか?
みんなが思っているほどそんなに深い知識はないですよ!(笑)
各プロダクトを比較しても、基本的にできることはそんなに変わらないんです。例えば、勤怠管理システムだったら打刻と勤怠集計ができて、給与システムだったら給与計算ができて。これらができなかったらシステムとして成り立たないので、最低限できないといけないんですよね。
設定の手順までいくとキリがないですが、設定方法やUI(画面デザイン)、基本機能以外にどんな機能があるか、今後どの部分に力を入れていくかに違いが出てくるので、そのポイントを押さえるようにしています。
労務の価値そのものの向上を目指して
ーどんな時にTECO Designらしさを感じますか?
やっぱりみんなボールを拾いに行くのが早いですね。組織が大きくなるにつれて発信に対する反応や判断はどうしても時間がかかるようになってしまいますが、そこだけは社員が20名ほどの頃から変わらないと思います。全体的に「メンバーを助けよう」という気持ちが強いです。
逆に、変化が必要な部分でいうと、組織規模が大きくなっていくにつれ、動き方も意識も「個人」ではなく「チーム」へと変わっています。これまでは社員数も少なかったので、何事も誰かが解決できればよかったのですが、その方法ではどうしても特定の人だけがパンクしてしまいます。
各チームの役割を明確にすることでこの課題を乗り越え、もっと強い組織にしていきたいです。
ー今後の展望を教えてください。
社会における、労務の価値そのものをもっと上げていきたいです。
お客様と色んな話をする中で、同じバックオフィスでも会計知識は重要視される反面、労務知識はあまり重要視されないことが多いんですね。会社を立ち上げると、最初は売上を立てていかないといけないので、まずは利益を可視化できる会計の業務に予算が割かれます。一方で、給与計算や勤怠管理などの労務は専門的な知識が必要であるにも関わらず、単純なコストとして見られることが多く、なかなか予算がつきにくいんです。
しかし、労務を「コスト」ではなく「投資」として考え、働き方を向上させることで従業員の生産性・成長速度・満足度等のアップに繋がります。なので、間違いなく組織の肝となる部門なんです。
企業の経営層が「労務に力を入れることが会社の価値向上に繋がる」と実感できるレベルまで持っていきたいですね。
そして、ゆくゆくは「労務をやってみたいな」と思う人が増えたら嬉しいです。
インタビュー:2024年10月
本多さんが登場するうめラジを聴いてみよう📻
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