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【社員インタビュー】テクノロジーと社会がかみ合う世界を実現したい開発マネージャーの想い

今回は、株式会社テックオーシャンのプロダクト開発部マネージャーの伊藤さんに、入社までの経緯や、現在の仕事内容についてお聞きしました!

伊藤祐太朗

伊藤祐太朗さん(プロダクト開発部マネージャー)

高校卒業後、建設・不動産業を営む会社に入社。1年半ほど、施工管理や図面作成、契約書作成などを経験。
2009年に地元静岡の大学の情報学部へ進学。
2013年4月、株式会社イプロス(キーエンスグループ)に Webエンジニアとして新卒入社。 日本最大級の「B2Bリードジェンメディア」と「B2B企業向けマーケティングSaaS」の開発に従事。その後、開発責任者を経て、商品企画を担当。
不動産テック会社を経て、2022年4月にテックオーシャンに入社。プロダクト開発部のマネージャーとして、仕様調整、設計、採用などエンジニアリングマネージャーとして従事。

学生時代のことについて教えてください。

小学校のときからパソコンに触れることが好きでした。高校は商業高校の情報処理科を選択し、プログラミングを学びました。
高校時代はとにかく「早く社会に出て働きたい」と思っており、大学進学も考えていたのですが、働いてから大学に行こうと思い、1年半働いて、半年受験勉強をし大学に進学しました。働いて貯めたお金を、大学進学の費用に充てましたね。大学進学のときは、これまで情報処理を学んでいたので、情報系の学部を選択しました。

就職活動の時のことについて教えてください。

自分が通っていた大学はSIerに進むことを推奨する大学でした。
私もSIerを何社か受けてみたのですが、自分には合わないな…と思いました。大規模なシステムを扱うなど、責任の大きい仕事ではあるものの、縦割りな組織で、物事を前に進めることも遅いのかなと感じ、事業会社を見るようになりました。
そこから、当時の就職活動では珍しい逆求人型の就活サービスを使ってキーエンスグループのイプロスという会社と出会いました。
当時は売上も人数も、現在のテックオーシャンにかなり近い規模でした。私は新卒5期生、エンジニアとしては新卒1期生として入社しました。

学生時代を振り返る伊藤さん

新卒で入社したあとは、どのようなキャリアを歩まれているのでしょうか。

入社したイプロスは、BtoBマッチングサービスを運営している会社で、私は開発に従事していました。最初はバックエンドエンジニアとしてキャリアをスタートし、その後、インフラ、フロントエンド、と領域を広げていきました。
入社5年目には開発グループの責任者に着任し、20人くらいの組織をマネジメントしていました。全社的に見ても、グループ責任者の中では最年少?だったのではないかと思います。

退職するまでの残りの2年のうち、1年間は開発ではなく、商品企画を担当していました。自社のWebサービスのサービス商品(広告に近い)を作る仕事です。
当時の会社としての課題としては、導入社数を増やしたい、単価を上げたいということだったので、目標達成するための商品を企画することを行っていました。
それまでのエンジニアとしての業務経験を結構活かせました。データ分析して課題把握したり、自分が企画した商品を開発の設計まで行ったり、エンジニアと密にコミュニケーションを取りながら進めていました。

もう1年は、新規事業の企画を担当していました。既存ビジネスとは別のものを始めようとする中で、最初はひたすら週3つほどのアイデア出しをしていました。そんなに多くはアイデアを出せないので、ネタを探すためにセミナーに参加してみたり、ちょっと高いものを買ってみたり、世の中に全力で注意を払いながら散歩して考えてみたりしていました。なかなか大変でした…。笑

2020年まで在籍し、転職をしようと思ったのはなぜだったのでしょうか。

最後に経験していた新規事業の部署で、新しい事業が開始できていたら残っていたかもしれませんが、中々始められず企画で終わってしまったのは結構大きいです。

初めての転職では、不動産テックの会社に進みました。テック事業だけではなく、不動産仲介もやっている会社でした。当時意識していたこととして、ITだけではなく、実業をやっている会社を見てみたいと思っていたんです。
不動産業界ってかなり保守的なので、なかなかテック事業だけだと参入が厳しいんです。なので、不動産業も実際に行っているという実績が重要でした。
私が所属していた会社は、BtoBの事業用不動産(法人向けビル、土地など)のマッチング、取引を支援するサービスを運営する会社でした。
2020年から1年半在籍し、ポジションはCTOで入社したのですが、社員が少なく、肩書はあるもののプレイングマネージャーという感じでした。開発業務も担当しましたし、組織運営、採用活動、新規事業の要件調整もやるなど、なんでもやっていました。10人に満たない会社で、結構ハードワークしていましたね。

これまでのキャリアについて語る伊藤さん

ここからテックオーシャンへの転職をされていますが、どのようなきっかけで転職されたのでしょうか。

新サービスの開発もひと段落したタイミングで、代表の長井さんから声をかけていただきました。2022年4月にテックオーシャンに入社しましたが、まだ全社員が20人くらいの規模で、開発も私含め4名でした。
入社後1年は、開発体制が小規模のため、サービス改善、仕様調整、開発コントロールなどサービス開発に関わる幅広い業務を担当していました。
当時は開発リソースを補填するためにベトナムでのオフショアも行っていました。

現在担当している業務について詳しく教えてください。

エンジニア採用が順調に行え、開発規模が大きくなってきたので、マネジメント業務を中心に行っています。仕様調整、設計、採用、1on1など、いわゆるエンジニアリングマネージャーとしてのタスクです。
システムのリプレースプロジェクトは2023年5月から開始しており、現場のメンバーとはその業務を進めています。

現在担当する業務について話す伊藤さん

テックオーシャンに入社されてからの苦労や、それをどのようにして乗り越えているのでしょうか。

年によって変わっていますね。
1年目はオフショアコントロールが大変でした。こちらが伝えた通りに開発できないというジレンマがあり、日々改善していました。
2年目になってからは、現在のリプレースプロジェクトが始まり、当初数か月は見通しも立たず計画通りに進まない状況で、きついと感じていました。
現在はメンバーも慣れてきており計画通りに進んでいます。

プロジェクト当初から「スクラム開発」を用いて、1スプリント2週間で進めており、チーム内で決めたタスクにコミットすることをしています。
たまに計画通りに進まず、チーム皆で協力し合いながら期限までに進めることが大変だったりするときもあります。
大変だけれども乗り越えられているのは、組織全体の上昇志向が強いからだと思います。メンバーのみんなが素直で、向上心や改善志向があり、「チーム」で進めているから、大変でも乗り越えられているんじゃないかなと思います。

また、弊社の「スクラム開発」は基本に忠実であり、根本思想を理解するように日々努めています。CTOをはじめ、認定資格の保持者やスクラム開発に長けた人も多く、フィードバックを得やすい環境にあります。
私もスクラム開発の魅力に惹かれ、認定スクラムマスターを取得しました笑

テックオーシャンに合う人はどんな人だと思いますか。

「改善意識」が強い方は合うと思います。
毎週チームで時間を取って振り返りMTGをやっていて、チーム全体でいい部分は称賛し、改善点を見つけて次に繋げようと取り組んでいます。このMTGがあることによって日々成長している実感を持てています。
なぜ?なぜ?と、原因を追究するので、原因を探ることに向き合える人がいいですね。「自分事として捉える」って弊社では重要なキーワードだと思います。

テックオーシャンの魅力を一言で表現すると?

「組織全体で改善意識、上昇志向が強い」ですね。


休日の過ごし方やマイブームを教えてください。

体力づくりをしていて筋トレをしています。最近はピラティスも始めました。
趣味でテクノロジー関連の情報収集、キャッチアップもしています。ネットの記事(新サービス発表等)、技術書、技術のドキュメント読んで使ってみるなどしていますね。
他にも読書、K-POP、日本酒、ガジェット、カメラ、猫が好きです。笑

応募者の方へメッセージもお願いします。

私は元々、「テクノロジーと社会をうまくかみ合うようにしたい」という想いがあり、多少なりとも解決できると思って、テックオーシャンに入社を決めています。
「テクノロジーを価値に変える」、そういう想いがある人に入社いただきたいと思います。

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