見出し画像

豚ばら肉は鶏ささみよりカロリーは高いけどプリン体は少ないんだよ。

(今日の記事はバチバチの自分語りです。前半は4日前に書き、後半は今朝書いたものです。そして、此処数日でご迷惑をお掛けした関係者の皆様に先に謝罪しておきます。大変申し訳ございませんでした。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます)

 今月の初めごろから、訳も分からず気分が酷く沈んでいた。最初はなんとなく気分が落ち込み、複雑なことを考えるのが難しくなった。私はこうした心の動きを、「自分の頑張りが足りないせいだ。私は怠けているんだ」と思い、自己嫌悪に陥っていった。
 もっと頑張らなければ、と思っても体は空回りを続けた。会議の備忘録を書こうにも、会議の内容が何度聞いても解釈出来ない。資格試験のための勉強をしていてもテキストに書いている文章が記号の羅列にしか見えない。小説を書こうと思っても前後の内容とうまくつながらず言葉が出て来ない。こんな状況が続いていた。
 仕事や資格取得のための勉強、執筆活動だけではなく、趣味にも影響を及ぼした。いつも楽しんで見ているドラマを面白いと思えない。大好きなラジオも、内容が頭に入ってこない。
 しかし、「あなた本当はファンじゃないですよね?」と批判されているような気がして、1週でも見ない、聞かないという判断は取れなかった。
 このnoteも「誰も見やんし。スキも付けやんやろ?」と思うと書く気にならず、5本を書いた9月、10月から打って変わって、11月28日。この記事の時点でまだ2本目である。毎週書いていたものが、2週間に1本までペースを落としてしまった。

 ただでさえ頑張っていないのに、私は何と駄目な人間なのだと、日に日に憂鬱は募っていき、殆どベッドから出ることがないまま休日を終えてしまうこともあった。せっかくの、たった130日しかない休日のうちの2日間を無駄にしてしまったような気がした。
 その他、私の生活上で最大限に取れる睡眠時間を取って眠っても、仕事中に無意識のうちに眠り込んでしまう、訳もなく死にたいと思って泣き出してしまう、些細な物音や、ちょっとした言動が気になって家族とトラブルになる、職場の先輩や上司との円滑なコミュニケーションが取れなくなるなど、最悪の状態が続いた。
 ここまで精神的に不安定になった理由は色々あるだろう。仕事のこと。資格試験のこと。小説のこと。ダイエットのこと。趣味のこと。新型感染症がもたらした、いつまで続くか分からない閉塞感もあったかもしれない。
 死にたいと考えてしまう気持ちは「努力不足」の一言に尽きる。そう考えた私は、どうすれば頑張れるかを、恥を忍んで人に問うてみたことがあった。
 時には、「私はお前のせいで、お前よりももっと辛い思いをしている」「お前は性格が悪いだけだ」「自分の性格の悪さを誇るな」「いくらでもお前の悪いところを言ってやるから、それに負けずに耐えろ」などと心無い言葉を投げかけられることがあった。
 しかし、3連休を過ぎた頃から、かなり精神的に落ち着き、建設的な行動がとれるようになってきている。多分、この11月で一番精神的に安定したのは何日かと問われたら、食い気味に27日と答えられる自信がある。
 今日は朝寝坊してしまったから、まだ洗濯してラジオ聴いてブロッコリーと舞茸食べて洗濯物取り込んでnote書いてるだけなんやけど。つづく。







(ここからの記事ですが、これはあくまでも大神晴子が2020年の11月に感じた突発的な不調に関する解決策であり、その時の状況によって効果は変わります。すべての人に効果がある訳ではありません。特に長期的なものに関しては、まず効かないと思います。そもそも私自身、アドバイスできる立場の人間ではありません。)

 さて、私はいかにして精神的な不調から立ち直ることが出来たのか。相変わらず見出し付けるん下手くそ人間69スタイルでお送り致します。

人に話す
 人に「話す」ことは、自分の頭の中や心の中にあるものを自分の身から「離し」、「放つ」こと。これは私が大学で所属していた社会言語学ゼミの教授が授業の際に話していたことである。
 人間には「一人で抱え込んでいる辛さ」もあるので、自分の辛さを打ち明けることが出来れば、それだけでその辛さから何パーセントか解放される、ということすらある。
 勿論、自分の辛さを人に話すのは格好悪い、迷惑がかかると思う人もいるだろう。その場合、無理をして自分の辛さを伝えようとする必要はない。ただの雑談だけでも、十分に温かい気持ちになることが可能である。

距離を取る
 人に辛さを打ち明けて、心無い言葉を投げかけられることもあるだろう。今年は新型感染症の影響もあり、「ソーシャルディスタンス」という単語がよく聞かれたが、しんどいと思う相手からは物理的に距離を取る、というのは良い方法である。
 もしもどうしても距離を取ることが出来ない、「密」な付き合いを求められるような相手から発せられる暴言、マウンティング、差別的発言、頼まれてもいないダメ出しなどは、思い切って話半分で聞くのが良い。まともに聞いていると壊れちゃうもんね。

「しなければならないこと」を減らす
 年を取ると、「しなければならないこと」が増える。しかし、それは本当に「しなければならないこと」だろうか。今の自分、あるいは他人はそれを求めているのか。しない選択を取るとどうなるか。
 しなければならない「しない」こと、あるいはより今「やりやすいことで代用する」ことで発生するデメリットが大きくないなら、しない、あるいはやりやすいことで代用することで、心の負担を減らしていくことが必要だ。
 ただし、どうしても「しない選択」が取れなかったり、代用できなかったりする「しなければいけないこと」から逃げてしまうと、より負担がかかってしまう。完全には出来なくても、少しずつ向き合っていくだけでも、気持ちが落ち着くだろう。

休むことを恐れない
 何も手に着かない時に、無理に何かをしようとすると、大抵うまく行かない。うまく行かないので余計に無理をしてしまい、追い詰められてしまう。私の場合、一番不安定だった時期の直後に三連休があったのは、本当に良かったと思っている。本当にどうしようもなく頭も体も働かない時は、休むしかない。

「もの」には頼らない
 常日頃から依存しがちなものがある人は、思い切ってそれからいったん離れてみる。ダイエットをしていたものの、元々吐けない過食症気味だった私は、連休の初日までの3日間、食事をとるのを止めた。その結果、体重こそさほど減らなかったものの、精神的に落ち着くようになった。
 贅沢をしてしまいがちな人であれば、欲しいものなら値段を問わず何でも買い漁るよりも、ずっと前から欲しかった、自分が自由に使えるお金の範囲で買えるものを、精査して買った方が、全体の幸福度が高い。
 ただし、身体や心や生活のバランスが崩れない程度にやりましょう。私は3日間食事をとるのを辞めて、ひどい頭痛が起こり、ご飯を食べたら元に戻りました。好転反応?そんなものは知らん!

 因みに途中「自分の性格の悪さを誇るな」って出てきましたね。私は自分の性格の悪さや精神的な不安定さを他人にいじられる前に自虐することはあっても、自ら誇ることは断じてありません。私だってこんな人間は駄目だってことは分かってんだよバカ! つづく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?