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フィンランドの幸せメソッド SISU

書名:フィンランドの幸せメソッド SISU
著者: カトヤ・パンツァル
出版社:方丈社
発行日:2018/9/5
読了日:2021年1月25日
ページ数:304ページ
1月 :4冊目
年累計:4冊目

フィンランドとSISU、そして装丁に惹きつけられ
手に取ったのがこの本のはじまり。

私の中でのフィンランドのイメージは
福祉国家で幸福度が高くて、ムーミンを生んだ国。
漠然としたそんなイメージだったところに
”SISU”という概念が加わりました!

2020年の世界幸福度ランキング
3年連続でフィンランド✨

このランキングだけを見ると、幸せな国。
そんな一つの側面しか見えないんだけど
本書を読むと、フィンランドの”強さ”が垣間見れる。
"SISU"は精神的な強さ、勇気、忍耐、レジリエンス
そうした事を表す言葉です。

フィンランドでもうつ病があったり
学校でもいじめがあったりします。
それでも、幸福度が高い理由の一つが
この"SISU”の精神なんだと思った。

やっぱり、一番は”自然”が大事です。

読んでいて感じた自然とは
緑あふれる森林、公園を散策したりする自然もそうですが
食事や教育においての自然体も大切。

運動も無理してジムに通う必要はなくて
通勤に自転車を使ったり、階段を使うようにしたり
そうした日常に運動を取り入れる自然な行動。

何事も無理は禁物ですね。
著者はダイエットにおいても、甘いものを無理して食べない
そんな事は推奨してないです。

うつ病の解消に運動や自然と触れ合う事も大切で
投薬に頼らなないといけないのは最後の手段。
そんな事を思いました。

「自然の中で過ごす時間が少ない都会生活者ほど
うつ病や不安障害などのメンタル疾患の発生率が高い」

フィンランドはサウナ文化も有名なんですよね。
人口550万人に対して300万ものサウナがあるとか!
当然、サウナは血行が良くなり、血圧も下げる効果もあり
体に良い事ばかりです。

アイススイミングは試してみたいなって思った。

冷たい真冬の湖に入るなんて正気じゃないけど
ジムの後にサウナに入って、水風呂に入る時の
気持ち良さは体験してるから
それの壮大なスケールなのかなって想像している。

会社員になって約10年。
都会の生活で仕事に追われて
立ち止まる暇もない。

自然も周囲に少なくて
毎日何かに追われる感じがしている。

フィンランドの生活とは真逆かもしれない。

収入と幸福が比例するのは8.5万ドルまでと言われている。
つまり、生きるだけに必要なお金があれば
それ以上は不要という事でもある。

幸せを決めるのは年収だけじゃないよね。

自分なりの「SISU」を追求していきます!


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