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キレイな水は本当に生き物にとっていいのか!?

日本最大の内海、瀬戸内海で異変が起きている。イカナゴの漁獲量は減り、海苔は黒色にならない”色落ち”してしまい商品にならない。

調査の結果、意外な原因が分かってきた。

沿岸の都市から流れ出る生活用水や工場廃水の規制強化の結果、水質汚染の原因となる窒素やリンが減り、魚や貝のエサとなるプランクトンが栄養不足で育ちにくくなっているという。

キレイな海が生き物にとって住みやすいのかと思いきや、適度な不純物(養分)は必要になるところが自然の難しいところだ。



『参考資料』
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE158890V11C21A1000000/

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