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半導体回路の危機

科学技術の進歩で身近な機器のほとんどに半導体チップが入り、通信もできるようになった。スマホを代表とする通信機器の数は2016年の約170億台が、23年に倍増するとの世界予測もある。

そんな中、科学技術の専門家が『半導体チップの回路に知らない間に悪意のある回路が組み込まれる可能性がある』と注意を呼びかけている。

半導体チップは回路データをもとに作る。製造までの間に回路データの一部を改ざんすれば、望みの機能を持つチップが大量に出回る。悪意のある人物が暗号を解く回路を潜り込ませたら、理論上はそのチップを使った機器のデータをのぞき見できる。

専門家ですら実物を目にしていないと話す不審な回路の存在だが、事実だとしたら影響は計り知れない。



『参考資料』

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC10DNW0Q2A510C2000000/

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