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人工のモノを作る

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2021年9月の記事一覧

ディスプレイを「窓」に

ディスプレイを「窓」に

窓のない部屋・病院・学校など、閉鎖的な空間に外とのつながりを感じさせる映像を流してくれる、擬似天窓(ぎじてんまど)

ディスプレイを天井に埋め込むことで、天窓のように扱える。

一般的な照明よりも、外とのつながりを感じられる、むしろ実際の窓よりも外とのつながりを感じられるという実験結果もあるようだ。

しかし、消費電力最大で320Wのディスプレイ。最大消費電力で電気代換算すると1時間で約10円。1

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コオロギを使った冷凍パンとレトルトカレー

コオロギを使った冷凍パンとレトルトカレー

世界的な人口の増加・気候変動による異常気象による作物の不作。日本にいては実感できないが、食糧が不足して餓死者がでるような時代が来るかもしれない。

そんな時代がこないように、食料の選択肢の一つとして、コオロギが注目されている。

コオロギは成長スピードも早く、エサもそんなに食べない、高タンパク、無印良品でもコオロギせんべいが既に販売されている。

コオロギ飼育の研究は進められ、エサやりから収穫まで

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マグロの培養肉

マグロの培養肉

4年前東京ビッグサイトの展示会を見に行ったときに、日本のベンチャー企業が電子レンジのような機械で、牛の細胞を人工的に増やして肉を作る卓上純肉培養機が展示されていた。

あれから技術は進化し、アメリカ企業が牛肉の培養技術を応用し、マグロなどの高級魚の肉を作り出す機械を2022年から発売すると発表。

マグロ含め魚を食べる人は世界的に増えている。

人工培養であれば魚の命をうばわなくても肉を食べられる

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無花粉スギの開発が進むかも!?

無花粉スギの開発が進むかも!?

春先に悩まされる花粉症から解放される日も近いかもしれない。
花粉症に悩まされるヒトが多い日本人ならではだろう、世界初!!杉のゲノム編集に日本の研究チームが成功した。(材木のゲノム編集は世界的に珍しい)

材木の品種改良には、効果を予測して交配してから成長し結果を観測できるようになるまで10年単位の時間が必要になります。

そこで、狙ったDNAを直接編集する「ゲノム編集技術」を材木に使えるかを日本の

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