今日の日めくり 2月6日
今日の一言は、
「遠くの親戚より近くの他人」
とおくのしんせきよりちかくのたにん
【意味】
いざというときに頼りになるのは、遠く離れて暮らす親類ではなくて、近所に住んでいる他人のほうだ。
という言葉です。
【詳しい解説】
血の繋がっている親類であっても、遠く離れて暮らしていれば行き来も少なくなり、情も通わなくなるもので、万が一急を要する出来事があった場合に助けられることはない。
赤の他人であっても、自分の近くにいる人のほうが、かえって力になってくれるということ。
「遠い親戚より近くの他人」ともいう。
対義のことわざは
血は水よりも濃い
【意味】
血の繋がった血縁者の絆は、どんなに深い他人との関係よりも深く強いものであるというたとえ。
また、血は争えないということ。
故事ことわざ辞典より
ことわざから他人同士が仲良くしている他人丼を見出し画像にしてみました。
近くにいなければ、実際に頼ることも助けることも難しいけれど"情が通わなくなる"かは人それぞれですね。
私は兵庫にいる母方の従兄弟とは、小さい頃、夏休みに祖父母の家に集まり遊んだ思い出があります。
10日間くらい祖父母の家に泊まり、みんなで過ごしました。
私を含めて10人子どもがいました。
ケンカしたり、一緒に駄菓子屋さんに行ったり、兄たちはファミコンをしたり、夜は花火をして、自由に遊びました。
おじいちゃんが一から作ったという、薪で沸かすお風呂や、穴の空いた上に和式便器を置いただけの昔のトイレも共通の思い出です。
今でも92歳になるおばあちゃんに会うため、年に一度は従兄弟が静岡まで来て、みんなで集まります。
去年は会えませんでしたが、遠く離れていても、大切に思います。
そういう関係でいられるのは、おばあちゃんが長生きしてくれていること。
母方3姉妹が仲が良いこと。
従兄弟同士の思い出を残してくれたこと。
人を大切に思うか、どうでも良いかは、全ては積み重ねた思い出次第だと思います。
父方の親戚にしても、お正月にはみんなで集まりました。
従兄弟の年齢が離れているので、母方ほどではないけど情がないなんてことは、ありません。
私は父方も、母方も、祖父母が長生きしてくれたので、親戚が集まる機会がありました。
それだけではないですね。
父も母も、おじさん、おばさんたち皆んな、親を祖父母を大切に思っていたから、親戚一同が集まれたんですね。
近くの他人、ご近所さんは、最近こそ若い家庭も3家族いますが、5年前に義母と同居を始めた時は、若い夫婦は我が家だけでした。
お年寄りが多いです。
我が家は子どもが小さいので、みなさんお菓子やバナナをくれて可愛がって頂いています。
私も自家製梅干しや実家からもらった野菜をあげたりしています。
近所の人とは、顔を知っていること、あいさつをにこやかに交わせる関係であることが大切ですね。
近くにいる、顔も知らない他人では、万一のときも助け合いようがないです。
そう考えると、家族や親戚にしろ、ご近所さんにしろ、人を大切に思うことは、巡りめぐって自分を救ってくれることだと、つくづく思います。
"大切"とまでいかなくても、好印象であることは良いことですよね。
日本では、あいさつが好印象への第一歩ですね。
他人なんかじゃなく、鈴木さん、中村さんと呼べる苗字を知っている付き合いが普通の私の住む街は、やっぱり田舎なのかな?
いざというときは助け合えるご近所さん、みなさんはどれだけ思い浮かびますか?
今日の二十八宿は
柳(りゅう)
積極的なことにのみ良いとされ、一般的には凶の日。
特に結婚や葬儀や衣類裁ちに凶。
とのことです。
みなさまの住んでいる環境が、住み心地の良いところでありますように🍀
この記事が、みなさまの会話を盛り上げるきっかけになったら嬉しく思います😊
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