お茶のスタートアップ・TeaRoom ってどんな会社?
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お茶のスタートアップ・TeaRoom ってどんな会社?

はじめまして!
株式会社TeaRoom 岩本 涼 です。

私たちは創業から約4年、とにかく走り続ける毎日でした。
目標達成をして喜んだ日もあれば、問題が山積みになり押し潰されるようになった日。やりたいことに対して事業性がないと判断された時に、迷いながらも意思決定をした日。
そんな毎日を超えて、私たちTeaRoomは日々強くなっています。

メンバーも今では10人を超え、業務連携や製品の発表も着々と進んでいます。(そして私事ですが2020年9月に、6年在学した早稲田大学を無事に卒業しました!)

そこで、創業からの歩みや構想中の事業、私たちが大切にしている信念など、改めてTeaRoomについて振り返り、「創業から何をしてきたのか、私たちは何が出来るのか、そしてこれから何を目指していくのか」を記していきたいと思います。

本noteは、常にTeaRoomの最新情報をアップデートしております。
「今、TeaRoomって何してるの?」と思った際に、是非ご覧ください!
(最終更新日:2021年8月27日)

■株式会社TeaRoomとは?

株式会社TeaRoomは、「対立のない優しい世界を目指して」を理念に掲げて2018年に創業したお茶のスタートアップです。

創業より日本茶の工場を事業承継し、共同創業者の水野が静岡に移住する形で、東京・静岡の二拠点で事業をスタートしました。生産・研究開発は静岡にて、企画・営業・販売は東京にて行っています。

現在では、畑からの日本茶の生産や研究開発、お茶の販売、お酒などD2C商品のプロデュース、空間プロデュースなど、幅広い範囲に渡って事業展開をしています。

■創業者 岩本涼 のこれまで

5歳:極真空手道に入門
9歳:極真空手道黒帯取得(初段)→現在は2段
同年:裏千家茶道東京第一東支部に入門
18歳:早稲田大学政治経済学部に入学&フィリピンに留学
19歳:アメリカに留学&UIAコロラド支部弟子入り
20歳:茶箱を持って世界一周
21歳:TeaRoomを起業、UC Davis「Global Tea Initiative 基調講演」
22歳:京都市長よりMr. Tea/Tea Ambassador Japan日本代表に選出

詳しくはこちらをご参照下さい。

経歴にもあるように、私は「道」の考え方や、茶の湯の概念に多くの影響を受けて育ちました。常に感謝だけは忘れないことや、相手に配慮や礼儀を持つこと、全てを肯定から入るコミュニケーションも、茶道の世界から学んできました。

私たちは、普段の生活をしていると、肩書きを通して人と出会うことがほとんどです。
ところが、もし「お茶しよう」というコミュニケーションから始められたとしたら、肩書きも人種も趣味も関係なく、その相手と対等に接することが出来ると私は考えています。

このように、相手を肯定できる’’緩衝剤’’のような役割を持つ「お茶」に、魅力を感じています。そして、この思想が広がっていけば、世界はもっと平和で、もっと優しくになるのではないかと思ったことが、現在のTeaRoomの理念に繋がっています。

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この通り、私はお茶に関わる仕事をしていますが、実は一人でいる時間にお茶を淹れて飲もうと思うことは少ないです。「お茶を淹れたい」と思う瞬間は、誰かが同じ空間にいる時であり、その人の笑顔が見たいと思った時です。(プレゼントは受け取る方より贈る方が楽しい、と思う時と同じような感覚ですね!)

心を込めてお茶を淹れるという行為で、目の前にいる人の心が少しでも優しくなり、それが連鎖していく姿を想像するのが大好きなのです

そのため、お茶は会社をしていく上では今後も扱っていきますが、あくまでも私が実現したい価値観を広げるための「手段」であると考えています。

■移住、そして茶園と工場の承継

小さなスタートアップとしては異例ですが、静岡県の「大河内(おおこうち)」という地域にある工場を事業承継しました。

高い山と深い霧、清い水が特徴で、お茶を作るには最高の気候条件が揃った土地です。

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工場は比較的小さな製造サイズですが、小回りが効き、クラフトのお茶を作るにはもってこいの場所です。
小ロットでも高品質な物を使いたい、というオーダーにお応えするのに適しています。

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■なぜ工場からやるのか?

「工場を承継するのは無謀ではないか?」という質問をよくいただきます。

私たちは、①サプライチェーンを自社で内製化する②上流からの研究開発と商品化を行う、という2点によって、工場継承後の対応を取っています。

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①サプライチェーンを自社で内製化する

まずは、日本茶のサプライチェーンについてお話します。

日本茶は皆さんが想像される茶葉の形になるまで、第一次/第二次加工というステップを踏みます。

まずは、畑で作った生の葉っぱを第一次加工(水分量を5%前後まで落として流通可能な状態にする)をします。
これが茶業界でいうところの「荒茶」という状態で、業者はこの荒茶を品評してクオリティーの判断を行います。

つくられた荒茶は市場や問屋に持ち込まれ、第二次加工に向かいます。これを行うのが「茶商」といわれるお茶の商社です。
スーパーへの大規模な卸や、大手カフェとの取引、バルクでの輸出などは茶商の役割です。
そのため、現在の業界構造上では、利益率の観点でも開発能力の観点でも、茶商の存在は無視できません。


そこで私たちは、「茶葉の生産」から「お客様にお届けする」までを自社で行おうと考え、以下の図のような仕組み作りを始めました。

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まず、私にお茶の楽しさを教えてくれた、株式会社カクニ茶藤の加藤さんにTeaRoomの取締役になっていただき、カクニ茶藤と業務提携をすることで茶葉の生産に参入をしました。


そして、2020年には、株式会社THE CRAFT FARMを共同出資で設立し、TeaRoomの共同創業者の水野が代表につきました。


このようにサプライチェーンを自社内でつくりあげることで、茶葉を育てるための土から、お客様の口に届くまでに向き合うことができるようになりました。
コストメリットも大きく、東京で販売をするどの業者よりも価格競争力があると考えています。

②上流からの研究開発と商品化を行う

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これまでにお伝えした通り現在の茶業界では、生産指導や需要と供給の調整をしてきた背景もあいまって、「茶商」が最も力を持っています。
街にあるお茶屋さんも、ほとんどの場合、裏側の運営会社には「茶商」が入っています。


世に出ているのは、以下の画像のような、茶商が保有する「第二次加工済みのお茶」です。

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その中で、私たちは加工前のお茶にも触れることができ、そのポテンシャルにも魅力があると思っています。

例えば、お茶の香りの表現をひとつ取っても、

生の葉っぱを蒸した時の、フレッシュでお茶らしい香り

紅茶をつくる過程で生まれる「萎凋香(いちょうか)」という、パイナップルや青リンゴを彷彿とさせる香り

火入れの時の、キャラメルのような香り

というように、幅広い表現が出来ます。

今、世の中にはたくさんのお茶製品が出ていますが、そのほとんどが乾物の茶葉を使用している製品であるため、お茶は「原料」の域から出ておらず、それ以外の商品開発に力を注いでいるケースが少ないのです。


そこで、私たちが行ったのは「生産の最上流から見た日本茶の魅力の再定義」です。

生産の上流でしか扱えない、茶畑で摘んでからすぐの「生葉(なまは)」を使用することで、まるで茶畑にいるような香りのする日本茶クラフトジンの商品化が可能となりました。

このように、飲料として使われていた乾物のお茶を、単なる「原料」としてではなく、利用用途にあった原料として開発を進めていく。
それにより、「お茶」は「お茶以外の用途」への転換へと駒を進めていけると信じています。

■事業について

現在TeaRoomで行っているのは、3つの事業です。

①日本茶プロデュース卸事業

主に飲食店(レストラン、カフェ、バー)に対して日本茶の卸事業を行っております。
日本茶の卸業の他には、メニュー開発、オペレーション設計、店舗の空間のプロデュースなど、自社のサプライチェーン内製化によるコスト優位性や、茶道家である岩本の知見を活かして、プロジェクトに参画しております。

▽ 一部実績のご紹介に関する、詳細記事はこちら

②お茶製品の商品開発事業

既存でブランドを持っている上で、新たにお茶に事業参入したい事業者を対象に、コンセプトからお茶の商品開発を担当する、開発受託事業を行っております。
商品形態や商品効能などの自社内の開発リソースをフルに活用し、最良のプロダクトをお作り致します。

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③お茶製品の生産事業

生産事業では株式会社THE CRAFT FARMを通じて、新規性のある独自の日本茶商品の開発を行っております。私たちは「お茶×〇〇」という領域に強く、自社生産を行うことで、最大限のコストカットとクオリティーの向上を目指しています。

▽ 一部実績のご紹介に関する、詳細記事はこちら

■会社情報

会社名:株式会社TeaRoom
創業:2018年5月28日
資本金:9,300,000円
所在地:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-16-16 千駄ヶ谷フラワーマンション1003

運営工場:〒421-2304 静岡県静岡市葵区渡1449
代表者:岩本 涼
従業員数:約10名
事業内容:日本茶の小売/卸売/コンサルティング/事業プロデュース
電話番号:050-1432-8320
メールアドレス:info@tearoom.co.jp

■プレスリリース

■最後に

生産への参入、農業をすることの難しさ、加えて学生起業をしたため、現在にいたるまでの困難は、計り知れません。
何もかも、学んで経験し、改善する。この繰り返しで前進していきます。

お茶で、対立のない優しい世界を目指して、世の中をもっと愛の溢れる優しい社会にしていくために精進していきます。

株式会社TeaRoom 代表取締役社長CEO 岩本涼

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