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はじめまして、TEA ROOM へようこそ。

はじめまして
株式会社TeaRoomの 岩本 涼 です。

僕たちは創業から約2年半、とにかく走り続ける毎日でした。
事業の先行きが見えず、不安で沢山泣いた日々
やりたいことに対して事業性がないと判断された時の意思決定

そんな毎日を超えて
私たちTeaRoomは日々強くなっています。
メンバーも今では10人を超え、業務提携や製品の発表も着々と進んでいます。(そして私事ですが2020年9月に、6年在学した早稲田大学を無事に卒業致しました!)

ひとつの節目を迎える今
創業からの歩みや構想中の事について、大切にしている信念や思想について、改めて自分たちについて振り返り

創業から何をしてきたのか、私たちは何が出来るのか、そしてこれから何を目指していくのか、
皆さまにお伝えするため、ここに記しておきたいと思います。

*また、本記事は常にTeaRoomの最新情報をアップデートしておりますので、「今、TeaRoomって何してるの?」と思った際に是非ご覧ください。
(最終更新日:2020年9月7日)

■株式会社TeaRoomとは?

株式会社TeaRoomとは「対立のない優しい世界をつくる」を理念に掲げ、2018年に創業したお茶のスタートアップです。創業より日本茶の工場を事業承継し、共同創業者の水野が静岡に移住する形で、東京・静岡の二拠点で事業をスタートさせました。生産・製造・研究開発は静岡にて、企画・販売は東京にて行っています。

現在では、畑からの日本茶の製造や加工、飲食店のコンサルや茶葉の販売、ジンなどD2C商品のプロデュース、お茶を吸う体験、空間プロデュースまで、幅広い範囲に渡って事業展開をしています。

■創業者 岩本涼 のこれまで

5歳:極真空手道に入門
9歳:極真空手道黒帯取得(初段)→現在は2段
同年:裏千家茶道東京第一東支部に入門
18歳:早稲田大学政治経済学部に入学&フィリピンに留学
19歳:アメリカに留学&UIAコロラド支部弟子入り
20歳:茶箱を持って世界一周
21歳:起業、UC Davis「Global Tea Initiative 基調講演」
22歳:京都市長よりMr. Tea/Tea Ambassador Japan日本代表に選出

詳しくはこちらをご参照下さい。

経歴にもあるように、私は「道」の生き方や、茶の湯の概念に多くの影響を受けて育ちました。常に感謝だけは忘れないように、相手に配慮や礼儀を持つように、全てを肯定から入るコミュニケーションも、茶道の世界から学んできました。

私の世界中での留学や旅の中では、どんな人種、どんな言語を話す相手とも茶会をして対話を深めてきた経験があり、世界中の人達とお茶を通して繋がっていくような感覚を持ちました。

日常で生活をしていると、肩書きを通して人と出会うことがほとんどです。しかし、「お茶しよう」というコミュニケーションから始まれば、肩書きも人種も趣味も関係なく対等に接することが出来ると考えています。
このように、相手を肯定できる緩衝剤のような役割を持つ「お茶」に魅力を感じました。そして、これが広がっていけば、世界は平和でもっと優しい世界になるのではないかと思ったことがTeaRoomの理念の繋がっています。

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この通りお茶に関わる仕事をしていますが、一人でいる時間にお茶を淹れて飲みたいと思う事は少ないです。私がお茶を淹れたいと思う瞬間は、誰かが同じ空間にいる時であり、その人の笑顔が見たいと思った時です。
プレゼントは受け取る方より贈る方が楽しい、と思う時と同じような感覚ですね。
心を込めてお茶を淹れるという行為で、目の前にいる人の心が少しでも優しくなり、それが連鎖していく姿を想像するのが大好きなのです。

だから、お茶は会社をやる上では今後も扱っていきますが、あくまで実現したい価値観をつくるための手段であると認識しています。
お茶を通して世界中で優しさが循環していくために、お茶に対して興味を持ってもらったり、相手が笑顔になれるほどのコンテンツが必要です。

以上を実行していくために、私たちは農業に参画し、ワクワクがうまれる新しい商品と、お茶を生産する土からこだわり続ける生産の姿勢を持ち続けております。

■移住、そして茶園 / 工場の承継

小さなスタートアップとしては異例ですが、静岡県の大河内(おおこうち)という地域にある工場を事業承継しました。高い山と深い霧、清い水が特徴でお茶を作るには最高の気候条件が揃った土地です。

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工場は60kgラインという比較的小さな製造サイズですが、小回りが効き、クラフトのお茶を作るにはもってこいの場所です。小ロットでも高品質な物を使いたいというクラフトホテル、カフェやバーなどのオーダーに対応するのに適しています。
お茶としての加工(煎茶等への加工)の製造キャパシティーは1949kg(2020年度実績)

私たちでお茶を生産し始めて2年目ですが、2020年はとても美味しい煎茶が出来上がり、多くの人にお届けする事が出来ました。

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弊社の水野・池崎が、決意と覚悟を持って生産に取り組んでいます。

■なぜ工場からやるのか?

「工場を承継するのは無謀なのではないか?」という質問を頂くことが多いので、この場でご回答をさせて頂きます。
ポイントは2点で、① サプライチェーンの水平統合による物流の最適化とコストカット。② 最も上流からの研究開発をするためです。

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①サプライチェーン

まず日本茶のサプライチェーンについてお話します。
日本茶は、皆さんが想像される茶葉の形になるまで、第一次/第二次加工というステップを踏みます。

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まずは、畑で作った生の葉っぱを第一次加工します。
水分量を5%前後まで落とした上で流通可能な状態にします。これが茶業界でいうところの「荒茶」という状態で、業者はこの荒茶を品評してクオリティーの判断を行います。

作られた荒茶は市場や問屋に持ち込まれ、第二次加工に向かいます。これを行うのが茶商と言われるお茶の商社です。
スーパーへの大規模な卸、大手カフェとの取引、バルクでの輸出などは茶商の役割で、現在の業界構造上では、利益率の観点でも、開発能力の観点でも、茶商の存在は無視できません。

そこで私たちは、茶葉生産者からお客様にお届けするまでを自社で行おうと考え、以下の図のような仕組み作りを始めました。

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私にお茶の楽しさを教えてくれた恩師であり同志の、株式会社カクニ茶藤の加藤さんに弊社の取締役になって頂いた上で、株式会社カクニ茶藤と業務提携し、TeaRoomは茶葉の生産に参入をしました。

2020年春には、株式会社THE CRAFT FARMを共同出資で設立し、水野が代表につきました。

このようにサプライチェーンを内製化することで、茶葉を育てるための土から、お客様の口に届くまでに向き合うことが出来るようになりました。コストメリットも計り知れず、東京で販売しているどの業者よりも価格競争力があると考えています(業界内のコスト構造からみる、TeaRoomとの提携におけるコストメリットについては、別のnoteでお伝えします)。

②上流からの研究開発&商品化

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上記まででお伝えした通り、今までの茶業界では茶商が最も力を持ち、生産指導や需給の調整をしてきた背景も相まって、「お茶屋さん」として接する会社は、茶商がほとんどでした。

街にあるお茶屋さんも、ほとんどの場合は裏側の運営会社に茶商がいます。その中で世の中に出ているのは、茶商が保有する第二次加工済みのお茶です(以下の画像のような状態です)。

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ただ私は、お店に並ぶ前の「生産」の時点にあるお茶のポテンシャルにも、魅力があると思っています。

例えばお茶の香りひとつ取っても、
・生の葉っぱを蒸した時のフレッシュでお茶らしい香り
・紅茶を作る過程で生まれる”萎凋香(いちょうか)”と言われるパイナップルや青リンゴを彷彿とさせる香り
・火入れの際のキャラメルのような香り。
といったように、鮮やかな表現が出来るのです。

今、世の中にはたくさんのお茶製品が出ています。
しかしそのほとんどが乾物の茶葉を使用している製品であり、お茶は原料の域から出ておらず、その開発が進んでいません。

そこで、私たちが行ったのは生産の最上流から見た、日本茶の魅力の再定義です。現段階でリリースしている商品に、生の茶葉を使用した、まるで茶畑にいるような香りのする日本茶クラフトジンがあります。

他にも、現在取り組んでいるもののうちに、熟成、着香(自然着香)、複数のお酒関連プロジェクトや耕作放棄地の再利用などのプロジェクトが進んでおります(年内にいくつかのリリースを出せると思うので、楽しみにお待ちください!)。

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少しだけ、開発風景をお見せします!

飲料として使われていた乾物のお茶を、ただの「原料」としてではなく、利用用途にあった原料として開発を進めていく。それによってお茶は、お茶以外の用途への転換へと駒を進めていけると信じています。そしてその努力無しには、お茶の次のステージはないと思っています。

新たに新設した株式会社THE CRAFT FARMも、FARM(=クラフト農園)とFIRM(=研究開発所)のダブルネームとして名付けました。

■事業について

現在行っているのは3つの事業です。一つ一つ解説していきます。

①プロデュース及び日本茶卸事業

詳細な事例等は別の記事でご紹介しますが、主に飲食店(レストラン、カフェ、バー)に対して日本茶の卸事業を行っております。
日本茶の卸業の他には、メニュー開発、オペレーション設計、店舗の空間のプロデュースなど、自社のサプライチェーン内製化によるコスト優位性や、茶道家である岩本の知見を活かし、プロジェクトに参画しております。

②お茶製品の商品開発事業

既存でブランドを持っている上で、新たにお茶に事業参入したい事業者を対象に、コンセプトからお茶の商品開発を担当する開発受託事業を行っております。
商品形態や商品効能などの自社内の開発リソースをフルに活用し、最良のプロダクトをお作り致します。

③お茶製品の生産事業

生産事業では株式会社THE CRAFT FARMを通じて、新規性のある独自の日本茶商品の開発を行っております。私たちは「お茶 × 〇〇」という領域に強く、自社生産を行うことで、最大限のコストカットと、クオリティーの向上を目指しています。

■最後に

2年間の投資期間を終えて、ついに物流や販売の効率化の目処がたってきました。生産への参入、農業をすることの難しさ、加えて学生起業をしたため、現在に至るまでの困難は計り知れません...
何もかも、学んで経験し、改善する。
この繰り返しですが、一生懸命に精進して参ります。

弊社と協業の相談をしたい
茶葉のお取り扱いを始めたい
などございましたら是非お問い合わせを宜しくお願い致します!

■お問い合わせ

ご興味をいただいた方は、以下のメールアドレスまでご連絡ください。
info@tearoom.co.jp
担当:岩本宛にお願いいたします。

■会社情報

事業内容:日本茶の小売/卸売/コンサルティング/事業プロデュース

創業:2018年5月28日

所在地:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿一丁目7番2号

運営工場:〒421-2304 静岡県静岡市葵区渡1449

資本金:9,300,000円

メンバー数:約10名
代表者名:岩本 涼

電話番号:050-1432-8320

メールアドレス:info@tearoom.co.jp

■過去取材記事

■詳細記事






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ありがとうございます!🍵
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これまでお茶についての質問や相談をたくさんいただき、TeaRoom を知らない方も含め、もっと多くの人に「お茶の世界 」について知ることできるようオンライン上に "TEA ROOM" を作りました! | TeaRoom Inc.:https://tearoom.co.jp/

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コメント (2)
日本茶には様々な可能性があると思います。
是非、甘味・うま味という特徴のある日本茶に
新しい価値をつけてください。
ありがとうございます!新しい付加価値付、努力します!楽しみにしててください!
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