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チームスキル メンバーチェックリスト 活用法

 チーム力を開発していく際に重要な視点は、


 「チームについて考えること」

です。

 ビジネスであれば日頃、売上げや利益、顧客訪問数などの目標に向けて職場メンバーがチャレンジしていると思います。

 そんな中、チームスキル研究所のメンバーがいろいろな職場にお邪魔してチームづくりのお手伝いをしていると、、、
意外にも「チーム」という観点がごっそり抜けている職場によく出会います。

 職場で日々仕事しているが、個々人は個人商店化していて、となりの人がなにをしているのか知らない状況。また他の人の仕事に関心をもつ機会もない状況、、、である職場を多く見かけます。

 つまりメンバー各自がお互いに興味・関心がもてない状況に陥ってしまっているのです。

 では、どうしたらよいのでしょう、、、

 チームスキル研究所では、職場で「チームについて考える時間を取る」ことをお勧めしています。

 では「チームについて考える」とは一体なんでしょう?

 いちばんシンプルなものは

「チームとは何か?」

とメンバーに問いがかけることです。

 とてもシンプルですが、パワフルな問いです。
 なぜなら、「チーム」についての経験は人に大きく異なります。ラグビーチーム経験を持つメンバー、オーケストラの経験をもつメンバー、プロジェクト活動を経験しているメンバーなど、その人が経験した「チーム」により定義が異なります。
 チームリーダーが「俺たちはチームなんだから・・・」と熱意いっぱいに語ったとしても、人によりチームの定義が違えば、伝わり方も変わってしまいますね。

せび、一度チームメンバーで各自の「チームとは何か?」の定義について意見交換してみることをお勧めします。
 その際に大切なポイントは「違いを大切にすること」です。
一般にチームメンバー間での意見交換では、共通点を見いだすことに注目しがちですが、チーム力を開発する上では「違いに注目する」ことがコツとなります。

 理由はチームを運営するにあたり、大切なリソースは同じところではなく相違点だからです。このあたりは別の機会に共有するとして、 今回は違いを知り合うことが大切であることをハイライトさせてください。

さて、ここからが本題です。

 チームづくりのための視点として「チームについて考える」ことが大切であることを共有しました。

 ではどのようにチームについて考えたらよいでしょうか?

その時に、チームスキル研究所がお勧めしているのが、チームスキル メンバーチェックリストです。

このワークシートをチームメンバー全員で活用します。


ワークシート.pdfはこちらからダウンロードできます。

では、使い方をご紹介していきます。


手順1 チームのメンバー全員にワークシートを配布しましょう
    メンバーに各項目について、各自の意見を書き出してもらいましょ
    う。
    一度に全項目を実施するには時間がかかるので最初は、1項目だけ
    やっても充分機能します。

手順2 メンバー各自でチェック項目に、「点数」「できていること」
    「今後の課題」を書き出してもらいましょう

    点数化については、メンバーへの問い掛けとして、下記のように
    「各項目が充分にできている状態を10点満点だとしたら、、、
     今のレベルはどのくらいだと思う?」
    も効果的です。
    現在の状況を点数化してもらえると、
    その点数に準じた「できていること」「10点満点にするためのが課
    題」を書き出してもらえるようになります。

    ※ここで大切なことは、「チーム」に対してメンバーそれぞれが違
     う見方をしていることです。
     チーム内での経験は、たとえ同じ仕事をしている人でも異なる経験
    をしています。各自の異なる経験を共有する事がチーム力を高める
    コツとなります。

手順3 メンバー間で見せ合いながら、相違などに着目しながら「チームに
    ついて」自分の意見を発露しあってみましょう

    各メンバーの意見をチームで共有すると、、、
    「なるほど、人によって同じ職場で働いていても、経験や感じ方は
    違うのだ」という気づきが生まれます。
    この「違いの共有感づくり」がとても重要になります。
    メンバーによって違うことに気づくと、「じゃどうしていこう
    か?」というチームとしての思考が起動しはじめます。チームが生
    態系として機能しはじめる瞬間です。

手順4 最後に、次回のミーティングまでのチャレンジしてみることを共有
    しましょう

    違いを共有した後に、チームとしてのチャレンジについて意見交換
    してみましょう。チームとしてレベルアップするために、どんなこ
    とに取り組みたいか?についてメンバーから意見を募ります。
    この意見交換のプロセスにおいても、メンバー全員の同意を得るこ
    とを目的とするのではなく、
    ・メンバー各自が個人でチャレンジしたいこと
    ・メンバーの中で共通関心事があるメンバーが一緒にチャレンジし
     てみること
    ・チームメンバー全体でチャレンジしたいこと
    などに層別して、チーム力を高めるチャレンジ機会をメンバーが主
    体的にできる環境をつくっていくことが大切です。

 そして、次のミーティングの機会では各メンバーやチームがチャレンジしてみての振り返りをしてみることで、次のレベルアップ機会がみえてきます。


 このチェックリストの興味深い点は、このチェックリストの内容が、日々の業務内容そのものを扱っていないことです。
 日々の業務コミュニケーションでは、ベテランや管理職が発言すると新人・中堅は聴き手に回らざるを得ません。
 しかし、、、
 「チームについて」の対話はメンバー全員が自分の意見として発言することが可能となります。このメンバー全員が同じ立場で発言できる環境をつくることがチームが機能する上でとても重要にります。

 また、この質問を用いたチームでの意見交換のしくみは、「職場のD&I開発」や「エンゲージメント開発」「働き方改革」などの各場面でも応用可能なコミュニケーション・モデルです。


 チーム力アップに向け、チームメンバーの皆さんと共にこのチェックリストを用いてチャレンジしてみてください。

このワークシートの活用や職場での実践については、
下記までお気軽にお問合せください。

チームスキル研究所 サポートチーム
info@teamskill.org

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