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2022年 海外採用活動【北米大学行脚編】

こんにちは!チームラボの採用担当のたけしです。
チームラボでは、毎年海外大学の就活シーズンなどに合わせて、海外でも採用活動を行っています。
前回は、アブダビ編を書きましたが、今回は【北米大学行脚編】をお送りいたします。(長いので時間を潰したい時にでもお読み頂けると幸いです)


北米大学行脚とは?

チームラボは2016年からボストンキャリアフォーラムへ出展しており、同フォーラムが開催される3日間の前後を使い、採用のターゲットである大学へ訪問し、チームラボの採用文脈での知名度を上げる活動です。
2022年は移動日を含め合計12日間で9つの大学を周るスケジュールで各大学での説明会を調整しました。
毎年、同行してくれる役員と3年ぶりに北米ツアーへ出発しました。

取締役 堺大輔

入国前の準備

今回の出張ではアメリカとカナダの2カ国へ入国します。
両国とも日本国籍所有者に対しては電子渡航認証の申請が義務付けられており、出国日までに申請から承認まで完了していないと入国できません。
(自分の場合は、申請から承認まで、両方とも即日でした。ほぼリアルタイム承認)

国ごとに必要な手続きは各国の申請サイトをご覧ください!

アメリカ電子渡航認証システム ESTA
カナダ電子渡航認証システム eTA

現地でのスケジュール

改めて今回の出張(10泊12日)のスケジュールは以下です。

Day1 サンフランシスコ到着
Day2 カリフォルニア大学バークレー校、スタンフォード大学
Day3 トロント到着、トロント大学、ピッツバーグへ移動
Day4 カーネギーメロン大学
Day5 ボストンへ移動、ボストンキャリアフォーラムの会場準備
Day6-8 ボストンキャリアフォーラム Day1~3
Day9 ハーバード大学デザイン大学院、ハーバードビジネススクール、MIT
Day10 ニューヨークへ移動、ニューヨーク大学ITP
Day11 シカゴへ移動、ノースウェスタン大学
Day12 帰国

コロナウイルスの流行によりオンラインでの説明会や登壇が普及したおかげで、今回の学校訪問では、各校様々な方法でOBOGメンバーや、日本にいるメンバーに参加してもらえる場面を作ることができ、コロナ以前よりも参加頂いた学生から興味を持って頂けた体感があります。

各校で行った説明会の開催方式や説明会時の様子などを完結にまとめていきます。

Day1. サンフランシスコ到着

初日は夕方に現地へ到着し、翌朝に説明会開く学校の徒歩圏内のホテルで宿泊。

Day2. 【一校目】カリフォルニア大学バークレー校

一校目の説明会調整方法は、コロナ以前から親交のあった建築学部の先生に連絡をし、会場や昼食のお手配、学生への宣伝にご協力頂きました。

説明会用に抑えて頂いたThe Faculty Club
説明会場に到着

ランチ時間であることと、カリフォルニア大学バークレー校のキャンパスが広大であるため、開始予定時間から10分ほど待って、ほぼ満席となった時点で説明会を開始。
学生や教員の皆さんを併せて約40名ほどにご参加頂きました。(西海岸の学校は本当にキャンパスが歩けないくらい大きい、、。)

Day2. 【二校目】スタンフォード大学

二校目の説明会調整方法は、同じくコロナ以前から親交のあったスタンフォード職員の方に連絡をし、会場や軽食のお手配、学生への宣伝にご協力頂きました。

スタンフォードでの説明会は日本時間の朝9:00時でしたが、OBメンバーのAkiraが普段より少し朝早く出勤してくれて、リアルタイムにオンラインで参加してもらいました。
やはり、OBメンバーが登壇すると、学生の皆さんからの質問のハードルを下げられるのと、インターンや採用をより現実的にイメージして頂ける利点があります。
また、オフィスから繋いでもらうことで、Youtube Liveのように、オフィスもリアルタイムに紹介することができたりと、オンライン説明会が普及したことの恩恵を実感しました。

説明会を行うRoble Arts Gym
オフィスにいる空間演出エンジニアチームのメンバーAkira

スタンフォードでは合計30名程度の方にご参加頂けました。
説明会が終わると日が落ちており、そのままサンフランシスコ空港へ向かい、深夜出発の便で次の開催地トロントへ、機中泊で向かいます。

Day3. 【三校目】トロント大学

飛行機内で仮眠を取り朝7時にトロント空港へ到着。
着いてそのまま会場の契約手続きへ向かいました。

三校目の説明会調整方法は、今年のサマーインターンに参加してくれたインターン生に連絡し、会場のお手配や学内の友人への宣伝にご協力頂きました。

また、説明会の後半ではインターン経験者から、インターンで取り組んだ業務内容やチームラボの雰囲気などについて直接お話頂くことで、インターンの解像度を上げることができたと思います。

トロント大学の一角
今年のサマーインターン参加者とトロント大学の皆さん

インターン生1人の人脈頼りで集客をしていただきましたが、20人以上の方にご参加頂けました。凄い!
この日も弾丸スケジュールで、説明会終了後、そのままトロント空港へ向かい、次の開催地ピッツバーグへ向かいます。

Day4. 【四校目】カーネギーメロン大学

四校目の説明会調整方法は、同じくコロナ以前から親交のあった先生や現在空間演出カタリストとして働くメンバーの恩師に連絡をして、会場のお手配と学生への宣伝にご協力頂きました。

遠目から見たキャンパス。紅葉が綺麗でした。
構内に説明会の宣伝ポスターが、有り難い、、!

カーネギーメロンでは、OGのカタリストメンバーが自己紹介と担当プロジェクトを紹介する動画を事前に用意してくれました。(日本時間 朝4:00時のためライブは断念)

録画データを活用したのはカーネギーメロンのみでした

また、カーネギーメロン大学では先生たちが授業の中でチームラボを取り上げてくださっていたり、イベント宣伝時にも「興味がある人はポートフォリオやレジュメを持ってきておくといいよ」と伝えてくれていて、100人以上の学生が説明会に参加してくれました。説明会終了後にもピザをご用意頂き、1時間近く質疑応答を行いました。

旧ディレクターのGolan先生と、後任のNika先生

この日は学校周辺で夕食を取り、徒歩圏内のホテルで宿泊しました。

Day5. ボストンキャリアフォーラムの準備

ピッツバーグのホテルで起床した後、飛行機でボストンへ向かいました。
同フォーラムのブース設営時間は、開催前日の15:00~19:00と限られており、この時間を使って、事前に日本から郵送していた備品類を使い、ブースを作ります。少人数で設営を行うため毎回時間ギリギリになる。

Day6-8. ボストンキャリアフォーラム Day1~3

3日間、朝から晩まで同フォーラム会場内で説明会や、選考会を行いました。

Day9. 【五校目】ハーバード大学デザイン大学院

キャリアフォーラムを終えた翌日は、丸一日使ってボストン市内の学校を三校訪問します。行脚五校目はハーバード大学デザイン大学院 (以下:GSD)で説明会を開催します。
五校目の説明会調整方法は、GSD内で日本のデザインに関する授業を担当している先生やJapan Societyなどに連絡をして、会場のお手配と学生への宣伝にご協力頂きました。

GSDでは、同大学建築学部のOBがチームラボアーキテクツに在籍しておりオンラインでリアルタイムに参加してくれました。日本時間は朝2:00時と、なかなか心の痛む時間帯ではありましたが、快諾してくれ、チームラボとチームラボアーキテクツでの担当業務の違いや、現在担当しているプロジェクトなどについて話してもらいました。

満員御礼、オンラインでOBのMattが登壇
自作してくれた宣伝用のポスター

ランチタイムでしたが、ご用意頂いた会場は満席となり、立ち見で参加してくださる方いました。会場手配を担当してくださった先生も「来年はもっと大きい部屋を手配するね笑」と驚いているようでした。ありがたいです、、!来年も楽しみ!

Day9. 【六校目】ハーバード・ビジネス・スクール

ハーバード・ビジネス・スクール (以下:HBS)とは2017年から、HBS IFCという日本の企業とケーススタディを行うプロジェクトのホストをチームラボで担当しています。
HBSから参加する学生は毎年変わり、今年の参加チームとキックオフミーティングを行うために、HBSのキャンパスを初めて訪問。

HBS

経験豊かなMBA学生4名のチームと挨拶を交わし、今年のケーススタディで取り扱う題材の発表や、分析に必要となる情報をお伝えしました。全員日本(とチームラボの展覧会)に一度も行ったことがない、ということで、2023年1月の来日時にご案内できるのが楽しみです。

Day9. 【七校目】MIT

HBSからそのままMITへ向かいます。
七校目の説明会調整方法は、昔から仲良くさせて頂いている先生にに開催希望の候補日をお伝えすると、ほぼそれだけで、会場や軽食、学生への宣伝をよしなに対応してくださいます。

MIT、コロナ期間中に新設されたキャンパスビルと学生寮
シアター型の会場、準備中

説明会後は開催をお手伝い頂いた先生やMITsdmプロジェクトの皆さんと食事をしつつ、2023年1月にMIT Innovation Discovery Japanというプログラムで皆さんが来日する際の打ち合わせなどを行いました。

Chris先生とMITsdmの皆さん

これにてボストンでの予定は全て終了。

Day10. 【八校目】ニューヨーク大学ITP

ボストンで起床し、Amtrakというアメリカの新幹線のような電車に乗り、次の目的地であるニューヨークへ4時間ほどかけて南下します。
残すところあと2日。

八校目のニューヨーク大学 Tisch School of the Arts, Interactive Telecommunications. Program (以下:ITP)ですが、誠に有り難いことに学校側から講演依頼を頂き、今回の出張スケジュールに併せて会場の手配から学生への宣伝まで、丸っとご対応頂きました。

ITPは毎回ビックリするくらい多くの方々が話を聞きにきてくださいます
ニューヨークにいたので駆けつけてくれたインタラクティブチームのJasper
構内のポスター、同じ素材をお渡ししても学校によってデザインが違って楽しい

ITPでは3年前にも同キャンパスで説明会を行っており、当時の説明会後に英語で話しかけてくれた韓国人学生がいました。同じ学生が今回の講演終了後に話しかけに来てくれて、なんと3年前には一切喋れなかった日本語で会話ができるようになっていました、、!「インターンに応募する前に日本語を勉強していた」と言ってくれて、めちゃくちゃ嬉しかったです。

ITPでの講演後、2018年のサマーインターンへ参加してくれた、元インターン生が現在ニューヨークで仕事をしると知り、久しぶりに再開することができました。

2018年インタラクティブチームへインターンに来ていたJiheeさん(右奥)

この日に登場しているJasperとJiheeのインタビュー記事はこちら。


Day11. 【九校目】ノースウェスタン大学

翌朝起きて、空港へ向かい、最終目的地であるシカゴへ向かいました。
空港到着後、市内のホテルへチェックインを済ませて最後の学校ノースウェスタン大学へ電車で向かいます。

九校目のノースウェスタン大学ですが、2019年のサマーインターンに参加してくれた当時学部生だった学生が修士課程で編入していたので、久しぶりに連絡をとり、初めて訪問。

寄付金で建てられた新しいキャンパス
研究室では学生がグループでワイワイと作業していました

西海岸の学校同様に、キャンパスが敷地が広大で、学生はスクーターや自転車などで移動していました。
ノースウェスタン大学は今回が初訪問でしたが、今後も採用に繋がるように関係を構築していきたいです。

Day12. 帰国、出張を終えて

今回の出張では、合計で9つの学校を周り、合計で約350人以上の学生にチームラボを紹介することができました。
どの学校も、チームラボ単体で説明会を開催しようとしても難しく、各地にチームラボへ協力して頂ける先生や学生、メンバーがいるという有り難さを今回の出張で改めて実感しました。

行脚中に出会った方々の中から未来のインターン生やメンバーが見つけられるように、帰国後も個別に対応していきます。

最後に宣伝

最後までお読みくださりありがとうございました!

チームラボでは現在、採用チームの新メンバーを募集しています!
具体的には以下いずれかに該当するような方と一緒に働けたら嬉しいな、と思っています!

1. この記事で書いたような、海外採用に興味がある
2. コツコツとした業務や数値の分析が好き
3. Google Apps Scriptやスプレッドシートなどを用いて業務効率化するのが好き
重要なポイントは、現在チームラボの採用チームに所属する5人は、全員前職で人事・採用の経験が有りませんでした。むしろ、他職種での職務経験の方がチームラボでの採用業務は活かして頂けると思っています。
よって、人事・採用の経験は一切不問ですので、上記のどれか1つでも該当しましたら、是非一度、採用担当の求人をご覧頂ける嬉しいです!!

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