20191118_いわやんさんインタビュー__1_

「転職市場に出てこない優秀な人を仲間に引き込む」副業から個人と企業のマッチングを変えるYOUTRUSTの挑戦

最近、「副業」ってよく聞きますよね?でも、どうやって始めればいいのか、企業とどうお付き合いすればいいいのか、ちょっとよく分かんない…。
 
副業に対して関心はあるけど、腰が重い、という人にぜひ知ってもらいたいサービスがあります。それが「YOUTRUST」です。

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YOUTRUSTは信頼をベースにした副業マッチングサービス。そして、このnoteを運用しているのは、フリーランスのプロジェクトメンバー募集サービス。外部人材を巻き込む、という点で共通している2つのサービス。
今回の記事では、TEAMKIT代表の小谷が、代表の岩崎さんに、YOUTRUSTや副業などの外部人材について聞いてきました!

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岩崎 由夏 プロフィール
株式会社YOUTRUST代表取締役大阪大学理学部卒業後、2012年株式会社ディー・エヌ・エーに新卒入社。新卒、中途の採用を担当。2016年子会社ペロリに出向し経営企画を担当。2017年株式会社YOUTRUSTを設立。

―YOUTRUSTがどんなサービスか教えてください

YOUTRUSTは「友人の友人」までの転職・副業意欲が閲覧でき、スカウトメッセージが送れるサービスです。
 
Facebookと連携することで、友人に「つながり申請」を送ることができ、許可されると「友人の友人」がどんなプロジェクトをしているか、どのようなメンバーを欲しているかもチェックすることができるようになります。

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―YOUTRUSTのユーザーはどういった背景があって副業をはじめているのでしょうか? 

副業をしたい!という要望は増えていると思います。ただ、そういった方たちは「周りもやっているし…」というきっかけが多く、履歴書を作成して面接にのぞんで…というほどの意欲はないことも。そもそも探し方が分からない、という声も聞きます。
 
YOUTRUSTのユーザーさんは、ただ単にお小遣い稼ぎがしたくて、という人は少ないです。
 
「本業があるけど、まだ余力があるな」とか、「知人の役に立てるなら自分のスキルを役立てたい」とか。YOUTRUSTは友人、もしくは友人の友人とのつながりの中でマッチングをするので、自分のスキルを活かしたいから副業をしたい人や、身近な人から面白い仕事に誘われたいという人に選ばれています。
 
職種としては、エンジニア、デザイナー、マーケター、PM、人事が多い傾向はありますが、様々な経歴の方に登録いただいています。
 
フリーランスの方も登録して活用していただいていますが、やはり圧倒的に本業である会社員があって、という人が多数です。

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―TEAMKITでも、企業がプロジェクトメンバーを募集する場合があります。やはり、企業側の外部人材の確保も活発になっているのでしょうか?

 
そうですね。ただ、本音は、「正社員が欲しい」だと思いますよ。「フルコミットの人が欲しい!でも見つからない、だったら週数時間でも手を貸してくれるなら…」と、副業人材にいきついている印象です。
 
そもそも優秀な人ってあまり転職市場にはでてこないんです。転職を考えていないときから引き抜きの声がかかっているケースも増えてきました。。そして、本業の会社である程度の収入やポジションが確立されている場合も多いので、「絶対稼がなきゃ!」や、「環境をガラッと変えたい」といった気持ちはなく、そこまで副業をスタートさせることに熱心ではない。
 
だからこそ、「知人の要望なら…」という部分が、優秀な人にとって副業をはじめる理由付けになる。それができるYOUTRUSTを、企業側も人材確保に使用しています。
 
一緒に働いてみて、相性が良ければゆくゆくはフルタイムに…という考えを企業側は持っていると思います。そのほうが採用のリスクも少なくて済みます。

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―YOUTRUSTの運営メンバーも副業の人がいますよね。どのような関わり方にしているんですか? 

YOUTRUSTは現在、正社員が3名、副業が10名、インターンが3名というメンバー構成で運営しています。
 
スタートアップなので、まだまだフルタイムの採用には慎重ですね…。まずは副業で関わってもらって、その人の「仕事の顔」を見る。お試し採用というか、YOUTRUST自体も副業のそういったメリットを感じています。
 
まずは少ないコミット量から、正社員としての採用を考えたタイミングで、1カ月ごとに振り返りの時間を設けるようにしています。

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―TEAMKITの運営メンバーも、基本はフリーランスですが、なかにはそこから正社員になった人もいます。メンバーとして迎え入れる基準や、報酬はどのように設定していますか?
 
副業での採用は「自走できるか」を重要視しています。いまのフェーズだと、情報を元に何をするべきかを考えて動くことができる人でないと、チームにいれるのは難しいです。
 
報酬は、その人がもともと価格表を設定していればそこに合わせますし、なければ本業の収入を時給換算し、コミット量にあわせて算出します。職種によっては成果報酬の人もいますね。
 
みんな本業があるので、月によってはコミット量が下がる場合もありますが、そのときは事前に申告してくれて、自分で報酬を調整して請求してくれるので有難いです。

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―自ら報酬を下げる、ってすごいですね。副業の方々といい関係を築いている証拠だと思いますが、どのような工夫の上で成り立っているのでしょうか?
 
まず、みんな、仕事に対してのプライドがあるんでしょうね。自分の価値を理解しているから、逆にそれ以上はもらわない。
 
また、わたしが毎月入金作業をしているので、その都度査定をされているような緊張感があるのかな?
 
エンジニアなどはアウトプットがあるので、はっきりと成果が見えて、報酬をはかりやすい。それ以外の人には、会社が望んでいるアウトプットをしっかりと共有します。
 
こちらから、報酬を下げる(値切りをする)ようなことはしません。ただ、成果はだしてね、と期待していることは伝えていますね。
 
また、期間を決めて加入してもらうようにしているので、思っていたのと違うなと感じたらそれも言います。そういったコミュニケーションが、信頼の土台になっているのかな、と。

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ー外部人材が企業(プロジェクト)に加わることで、どのようなメリットがあるのでしょうか?
 
YOUTRUSTの場合は、ターゲットが「副業をしたい人/している人」なので、副業メンバーがチームに加わることで生の声を聞けるというのは大きいですね。
 
ほかの企業にも、人手不足を解消する以外にもメリットは大いにあると思いますよ。
 
ちいさいスタートアップであれば、正社員採用のリスクは大きいので、副業として稼動を調整してもらうことができますよね。
 
他社で働いているからこその知見や経験を、自社のプロジェクトに活用してもらえる、というのも強いなと思います。

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―現在、副業をする人の本業の収入は「1000万円以上か、200万円以下か」で二極化しているとも言われています。
今後、副業はどのように広まっていくと予想されますか?また、それにともなったYOUTRUSTの展望を教えてください。

 
副業の職種として上は顧問、下は内職という感じで…。その中間をもっと豊かにしていきたいです。
 
そうなると、やはり、安定した収入をもった働き盛りの優秀な人をどうやって副業市場に引き込むかが課題になります。信頼ベースで仕事依頼ができるYOUTRUSTがぴったりだと思いますし、ユーザーはどんどん増えるだろうなと期待しています。
  
そして、副業を経由しての転職といった流れはどんどん増えていくと予想しています。わたしたちのミッションは「信頼される人が報われる転職市場に」なのですが、友人から仕事を頼まれるような、周囲から信頼されていて評価されるべき人が、より素敵な職と巡り合ってほしい。
 
YOUTRUSTは、キャリア構築にポジティブな人たちにとって挑戦の場として広まってほしいです。

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編集後記
最近、フリーランス・副業家向けのイベントだけではなく、「企業が」フリーランスや副業家とどう付き合うか、というテーマのイベントを多く目にするようになったように感じます。
働く側が、より自分に最適かした働き方を求めて変化をしていくように、企業側も、どんどん人口が減少する中で、正社員にこだわらずに優秀な人を確保する方法に思案せねばならない時代にはいっているのでしょう。
 
新しい働き方にはまだまだ課題が多いように、企業側も解決せねばならない課題があるなと改めて思いました。それと同時に、その課題に向き合うために「信頼」は必要不可欠である、とも。
 
YOUTRUSTはFacebookというリアルの人間関係とのつながりが深いSNSサービスを利用して、TEAMKITは一緒に仕事をした仲間からのWhoop(他己紹介機能)を利用して、信頼の可視化をはかっています。
 
それぞれユーザー層は異なっているものの、信頼ベースに仕事をつなぐ、という部分が他にはない特徴です。今後、YOUTRUSTは副業・その先の転職市場で、TEAMKITはフリーランス市場で、信頼を武器に革新を起すべく挑戦していくでしょう。


聞き手:小谷草志(@KotaniSoushi
執筆・編集:野里のどか(@robotenglish
撮影:北村渉(@wataru51) 

YOUTRUST / TEAMKIT

 


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プロジェクトメンバー募集サービス「TEAMKIT(チームキット)」の公式noteです。これまで見えなかった「信頼」を可視化し、これまで巡り合わなかった「縁」を創造することで、"個の時代"に適したプロジェクトの流通インフラを作ります。https://teamkit.jp